Loading AI tools
青森県の有料道路 ウィキペディアから
第二みちのく有料道路(だいにみちのくゆうりょうどうろ)は、青森県上北郡おいらせ町高田を起点とし、同県上北郡六戸町大字犬落瀬字堀切沢に至る有料道路で、青森県道8号八戸野辺地線の一部である。青森県道路公社が管理し、料金を徴収している。
東北縦貫自動車道八戸線の一部を構成し、下田百石ICで百石道路に、六戸JCTで上北自動車道に接続している。
高速道路ナンバリングでは、八戸自動車道、百石道路、上北自動車道、みちのく有料道路、青森自動車道とともに「E4A」が割り当てられている[1]。
法定路線名の東北縦貫自動車道(八戸線)の一部を構成し、東北縦貫自動車道に並行する一般自動車専用道路(A'路線)であるが、都道府県道が高規格幹線道路(一般自動車専用道路【A'路線】)となるケースはあまり例がない[2]。
2023年現在、当路線は上下線ともETCおよびクレジットカードには対応していないため、ETCで当路線と八戸自動車道以南や百石道路とを連続走行する場合は注意が必要である(詳細は「下田本線料金所」を参照)[3][4][5]。
2009年(平成21年)6月12日に設置された「青森県有料道路経営改革推進会議」は、2010年(平成22年)1月19日に、「この道路は、単年度黒字を維持していることから、債務は着実に減額していくものの、料金徴収期間が満了を迎える2021年度には返済ができない結果となった。第二みちのく有料道路は、上北横断道路の開通を前提に計画されており、その開通なしには経営が厳しいことが改めて確認できた」との提言を青森県知事に提出した[6]。
2021年(令和3年)2月15日に行われた「『第二みちのく有料道路』のあり方検討委員会」会合にて、料金徴収期間を10年延長し、2031年度末までとする提言がまとめられることとなった[7]。2021年11月30日付けで国は、料金徴収期間の10年延長を認可し、2032年3月29日までとすることが決定した[8]。
下田百石IC - 下田TB間、三沢十和田下田IC - 六戸出入口間は無料で通行できる。このうち前者は、両端の料金所ではこの区間の通行料金が徴収されない。また後者は、区間内に料金所が設置されていない。
24時間交通量(台) 道路交通センサス
区間 | 平成17(2005)年度 | 平成22(2010)年度 | 平成27(2015)年度 |
---|---|---|---|
下田百石IC - 三沢十和田下田IC | 3,061 | 2,806 | 3,231 |
三沢十和田下田IC - 六戸JCT | 1,116 | 1,448 | 1,504 |
六戸JCT - 六戸 | 782 |
(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.