ビビット (テレビ番組)

TBS系列の情報番組 (2015 - 2019) ウィキペディアから

ビビット』は、TBS系列(JNN)で2015年3月30日から2019年9月27日まで[1] 毎週月曜 - 金曜の8:00 - 9:55に生放送されていたワイドショー情報バラエティ番組である。2017年3月31日までの番組名は『白熱ライブ ビビット』(はくねつライブ ビビット)。これが平成最後の平日午前のワイドショー番組となった。

概要 白熱ライブ ビビット↓ ビビット, ジャンル ...
白熱ライブ ビビット

ビビット
ジャンル 帯番組 / 情報ワイドショー番組
企画 大久保竜
構成 スタッフ参照
演出 保津章二(総合演出)
出演者 国分太一TOKIO
真矢ミキ
堀尾正明
赤荻歩TBSアナウンサー
古谷有美(TBSアナウンサー)
ナレーター 近藤サト(月曜 - 水曜)
大江戸よし々(月曜・水曜・金曜)
山崎岳彦(火曜・木曜)
山崎和佳奈(木曜・金曜)
オープニング 櫻井美希『Good Vivit Morning!』
製作
チーフ・プロデューサー 篠塚純
プロデューサー 岡崎吉弘他
栄次崇之(総合P)
ほか
制作プロデューサー 高徳文人・中野匡人
製作 TBSテレビ
放送
放送チャンネルJNN
映像形式リアルタイム字幕放送
連動データ放送
音声形式ステレオ放送
放送期間2015年3月30日 - 2019年9月27日
放送時間月曜 - 金曜 8:00 - 9:55
放送枠TBSテレビ系列平日午前のワイドショー枠
放送分115分
回数全1162回(最終回放送分まで)
番組年表
前作いっぷく!
次作グッとラック!

特記事項:
旧タイトル名:白熱ライブ ビビット
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概要

要約
視点

視聴率低迷により2015年3月27日で終了した『いっぷく!』の後継番組。MCは『いっぷく!』に引き続き国分太一TOKIO[2]、そして当番組が初めて情報番組のMC挑戦となる真矢ミキ(番組開始と前後して真矢みきから改名)が担当する。なお、国分はジャニーズ事務所所属タレントで史上初のワイドショーのMC担当となる[3]

当番組では『いっぷく!』およびその前に放送されていた『はなまるマーケット』のコンセプトを一新。前半は芸能ニュースや時事問題を主軸に、「ビビットファミリー」と呼ばれる曜日別パーソナリティーが本音でぶつかりあい、生放送で白熱した激論を展開する。後半はこれまで同様、日替わりのバラエティ企画で構成されている。

2017年3月31日をもって、番組開始当初からアシスタントを務めていた井上貴博が同年4月3日から『Nスタ(第2期)』のメインキャスターに就任することを受け降板。また、コーナー担当として出演していた林みなほも井上と共に降板した。その後、同日から番組が大幅リニューアルされ、同年3月まで『イブニングワイド』→『Nスタ(第1期)』→『Nスタ ニュースワイド』の総合司会を務めていた堀尾正明がコメンテーターとして加入。番組タイトルも「白熱ライブ」を外し「ビビット」に改題された。また、『Nスタ』にコーナーキャスターとして出演していた赤荻歩[注釈 1]古谷有美が堀尾と共に当番組に異動した。

後述する視聴率低迷の影響もあり、2019年9月27日をもって番組は終了。最終回では、エンディングで出演者が各々感謝の言葉を述べた後、真矢が「それでは、ビビッとくる朝を!」と挨拶し4年半の歴史に幕を閉じた。また、国分司会のTBS系列の平日朝の帯番組も前身『いっぷく!』から数えて5年半の歴史に幕を下ろした。さらに、『イブニングワイド』から丸10年続いたTBSでの堀尾のレギュラー番組も途絶えた。同年9月30日からは、後継番組として立川志らく国山ハセン(TBSアナウンサー)の司会による『グッとラック![4] を開始した[1]

『グッとラック!』はTBS・一部系列局のみ月曜 - 木曜の放送時間が一時的に10:25までに拡大された。なお、同番組は視聴率低迷により2021年3月に終了、同時にTBSは平日午前のワイドショーから再度撤退し、同月末からは毎週土曜に関東など一部地域で放送されている『王様のブランチ』などと似たテイストの情報バラエティ番組『ラヴィット!』に切り替えた。

朝のワイドショーの復活

当番組は発表時「新感覚ワイドショー」として紹介され、TBS系列の朝の時間帯としては事実上『モーニングEye』以来19年ぶりのワイドショーの復活となる。

TBSでは、「TBSビデオ問題」の発生を踏まえて、1996年春改編から2004年秋改編までワイドショーの制作を休止。『モーニングEye』を終了させ、1996年秋改編で放送を開始した『はなまるマーケット』では、芸能関連の話題や(生活情報に直結しない)時事問題を扱わない方針を番組終了まで貫いていた[注釈 2]

これについてTBSでは「(制作を休止してから)20年がたち、ワイドショーという言葉も使われなくなった。(現在のワイドショーは)当時とは全く違うものになっている」とした上で「ワイドショーというよりも、情報バラエティーとして制作している」「当時のワイドショーと呼ばれていた番組はこれまでも作っていないし、これからも作るつもりはありません」としている[5]

モーニングジャンボ奥さま8時半です』『森本毅郎さわやかワイド』『(森本ワイド)モーニングEye』『はなまるマーケット』とは違い、有名人・芸能人は呼び捨てで放送していた。

視聴率

TBSは当番組の開始から当面の間の目標視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。以下略)について、「5%」としていた[5]

初回に3.0%を記録。以後もしばらく裏番組との競合が続く影響で、2 - 3%台で推移することが多かった[6]

2018年1月下旬からしばらくの間、上昇傾向にあった[7]。同年4月26日放送分から一時期、急激な上昇も見せたが、同年5月にはテレビ東京を除くと民放最下位となっている[8][9]

出演者

最終回時点の出演者(2018年10月1日から)

さらに見る 月曜, 火曜 ...
月曜火曜水曜木曜金曜
メインキャスター(メインMC・ビビットMC)
国分太一TOKIO[注釈 3]
真矢ミキ
ニュース雑学おじさん(特別MC)
堀尾正明[注釈 4]
進行アナウンサー(サブMC いずれもTBSアナウンサーが担当。)
赤荻歩[注釈 4]
山本匠晃
古谷有美[注釈 4]
小林廣輝
リポーター
上路雪江
氏田朋子
天気   
増田雅昭[注釈 5]
ビビットファミリー(曜日パーソナリティー)
カンニング竹山
政井マヤ[注釈 6]
千原ジュニア[注釈 7]
倉田真由美
原晋[注釈 8]
三輪記子[注釈 9][注釈 10](隔週)
菊間千乃(隔週)
テリー伊藤[注釈 11]
眞鍋かをり[注釈 12](隔週)
谷本有香(隔週)
加藤シゲアキNEWS
秋山千佳(隔週)
増田ユリヤ(隔週)
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過去の出演者

ビビットファミリー(曜日パーソナリティー)

進行アナウンサー(サブMC、TBS所属)

リポーター

コーナー

全曜日共通のコーナー

白熱ビビット トピックス(ビビトピ)
芸能ネタから時事問題までハートにビビッとくる最新情報を紹介。トピック数は日により異なる。2015年5月1日は放送されなかった。2015年9月28日のリニューアルからはトピックス数の表示が廃止された。
ビビット相関図→ビビットFOCUS
トピックスの中で特に注目の話題をピックアップ。相関図の形をしたボードを用いて、街の声や専門家の解説を交えながら更に詳しく紹介する。『アッコにおまかせ!』(日曜昼放送)の「おまかせ!トピックス」と似た形式である。
ビビットワード→ビビットボード→日刊ビビット
トピックスの中で登場した注目ワードを解説。井上が担当。2015年9月からはこのコーナーのみ出演者は立ってコメントをする。
ニュースな選択 どっちにビビット?
視聴者参加型コーナー。番組のLINE公式アカウントを利用し、取り上げたニュースについてのアンケートを実施する。

日替わり企画

  • 月曜日 - 密着ビビット/白熱!みんなが気になるニュース
  • 火曜日 - 旬の食材で何作るんですか?調査
  • 水曜日 - 街かど2択リサーチ あなたはどっち?
  • 木曜日 - ビビット100人インタビュー
  • 金曜日 - カトシゲのお取り寄せハウス

過去の日替わり企画

  • 月曜日 - 岸先生の「主婦のためのビビット経済」、潜入!人だかりMAP
  • 火曜日 - 奥様再現劇場。ダイゴランキング。ビビットシネマ
  • 水曜日 - 中田敦彦presents「奥さん!こんなことになってます」、噂の沿線ヨダレシピ
  • 木曜日 - ビビット!出入口調査
  • 金曜日 - 体感!ビビットカルチャー、カトシゲのお取り寄せハウス

最新のニュース(JNN NEWS)

古谷と赤荻が交代で担当。JNN協定が発動する。

真矢ミキの天気コーナー「きょうのまや天」

2017年4月3日より開始。真矢と気象予報士の増田が担当。2017年3月31日までの天気予報は「ビビットウェザー」というタイトルで放送されていた。

ネット局と放送時間

さらに見る 放送対象地域, 放送局 ...
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スタッフ

  • 構成:利光宏治、宮原 心、柄雄 彦、羽田正樹、木南広明、清松勝彦、佐藤 研、武田郁之輔、高倉俊祐、大鐘義高、北野圭介、村城大輔、平岡達哉、小林のん、中島貫太郎、羽柴 拓、村松浩介、北島レイ、望月佐一郎
  • TM:荒木健一、近藤明人
  • TD:依田純、大蔵 聡、井上久徳、南賢 治、呉敬 訓、斉藤哲也、山田賢司
  • VE:平子勝隆、二階堂隼、榊聖 一、青木智奈未、姫野雅美、對間敏文、安部講志、岡田雅宏、鈴木昭平、青木孝憲、金子明通、塚田郁夫
  • カメラ:山本竜也、廣岡達之、中里 子、水崎雄太、中村年正、斉藤美由紀
  • 音声:稲津貴之、小岩英樹、藤井 忍、藤井勝彦、石堂遼子、宇野仁美、角田彰久、渡邉学、樋口晋作、浜崎 健、相馬 敦
  • 照明:高木 亘、荻原小桃、矢作和彦、今井尚人、山本和宏、公文大輔
  • CG:安田英史、松原貴明、前川 貢、柳澤杏奈、赤坂グラフィックスアート
  • 編集:TBSテックス、エフエフ東放
  • 効果:アックス
  • TK:後藤リカ、窪田賢子、三浦涼子、立石聖美、桑島晴美、木村エリカ
  • 美術プロデューサー:坂根洋子
  • 美術デザイナー:桝本瑠璃
  • 美術制作:鈴木直美
  • メカシステム:濱口利行
  • 装置:尻無浜宏人、篠原丈裕、佐藤恵美
  • 電飾:田谷尚教、吉田晃子
  • 装飾:菊地起矢、佐藤栄一
  • 化粧:アーツ
  • 協力:東京オフラインセンター、四丁目ファクトリー
  • 制作協力:ジャニーズ事務所
  • 編成:石橋孝之、川島優子
  • 宣伝:安倍由美
  • デスク:渋沢佳代子
  • スタジオ:池田尚弘、松崎帆香
  • AP:甲坂 舞、飛戸亜紀、辻野まなみ、桑原美幸
  • フロア:杉浦翔太
  • 制作デスク:鈴木千春、南泰 信、大滝 功
  • 取材デスク:寺田裕紀、曺琴 袖、黄地久美子、水野剛寿、佐藤光恵
  • 芸能デスク:齋藤孝年
  • ディレクター:水野剛寿、大久保光規、兼島 誠、三浦匡統、友清規介、氏家綾香、牧田亜矢子、林洋 介、近藤晶彦、大村健介、中村雄介、須田岳志、塩野梨絵、榎本 愛、梶川里紗、渡部 亮、熊倉哲央、小林秀行、中島知大、宮川剛史、福田真衣、下田勝美、槇雄 介、馬場あづさ、松坂真希、一丸大輔、船津奈那、峯岸葉子、紙谷常二、鈴木重徳、島田いづみ、黒木富之、矢野 哲、増田有記、峯岸葉子、小島淳一、千葉朋絵、樋口康平、柳沢真希、岸岡 亮、高木翔太、牧田亜矢子、馬場あづさ、塩野梨絵、野口勝広、藤本忠生、武井一裕、黄地久美子、小栗 涼、齋藤崇爾、鈴木闘匠、塩野梨絵、島袋理子、丸峯加菜子、横山アンナ、馬場あづさ、小島淳一、榎本 愛、熊倉哲央、山﨑剛行、千木良万岐、飯岡慶一郎、山口佳織、清水真弓、阪本亮介、根布長綾、金原永知、飛松寛奈、萩原理紗、下村修策、松延由子、塩野梨絵、小島淳一、畑舞 香、齋藤剛和、星野 翔、井筒栄志、横伝輝信、村田正勝、富田洋司、藤野智光、和佐田幸弘、高橋麻樹、橋本佑季、三原以緒吏、川瀬貴祐、金井洋人、磯野友宏、見崎陽亮、藍澤和広、植松直子、葛西孝之、土方教裕、内田琢磨、鈴木哲也、向坂圭介、佐藤 啓、野上 貢、相楽充広、尾崎義史、山本有、篠原輝明、阿部紘孝、永井洋之、田頭 悟、森岡 梢、黒澤 寛、真下 淳、村中良輔、中村いずみ、足立原円香、藤巻圭吾、吉賀直幸、小原貴明、角田信之、佐治 洋、山本清志郎、富原宗祐、細谷 健、持田謙二、下田亮太、山木忠従、堀江將一郎
  • チーフディレクター:松木大輔、三杉雪江、長嶋永知、増山 賢
  • 総合演出:保津章二
  • プロデューサー:西垣佑亮、岡崎吉弘、井本隆幸、佐藤朋子、武田竜太、新井康孝
  • 協力プロデューサー:西村武彦、山本希恵、坂田栄治、篠塚 純、田村恵里、佐藤徹弥
  • 総合プロデューサー:山根孝之、栄次崇之
  • 企画:大久保竜
  • 制作:高徳文人、中野匡人
  • 製作著作:TBS

テーマ曲

  • 初代:2015年3月30日 - 2017年3月31日:ケイティ・ペリーFirework
  • 2代目:2017年4月3日 - 2019年9月27日:櫻井美希『Good Vivit Morning!』(2018年10月よりオープニングでかかるものは短縮バージョンとなった)

脚注

関連項目

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