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『痛車でいこう!!』(いたしゃでいこう!!)は、山本マサユキによる日本の漫画作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて連載された。単行本は全1巻。
痛車をテーマにしている。同じ山本が『ヤンマガ』で連載した漫画と比較して、自動車をテーマにした作品としては『ガタピシ車でいこう!!』、編集を通して全国から寄せられた奇抜な情報を取材するスタイルは『奇食ハンター』と同じであり、前2作の実績を積んで作られたとも言える。
次回予告で「次号はさらに痛い!」とアオリ文句が入るなど、痛車の痛さ(失笑したくなる奇抜さ)を前面に打ち出している。
山本が自動車マニアがらみの仕事として、『痛車倶楽部』に痛車の取材漫画を描いた(後述の「エピソード一覧/特別付録」参照)。この時に1号掲載分で「自分の車を痛車に」と軽い気持ちで言った所、2号で半ば強引に本当の痛車にされてしまった。この特別付録版は漫画原稿枠のサイズがヤンマガ版と微妙に異なる、ヤンマガ版第1話と内容やシチュエーションにダブりがあるなどの特徴を持ち、ヤンマガ版に対するパイロット版とも言える。
痛車がブームでありながら、メジャーな漫画雑誌ではまだ痛車漫画がまだ存在しなかったため、さらに編集が「山本がやらねば誰がやる!?」と言い(『新造人間キャシャーン』のオープニングナレーションのもじり)、『ヤンマガ』で『奇食ハンター』を一時休載、2009年3月から連載が始まった(毎週律儀に「『奇食ハンター』は休載中です」と明記されていた)。当初は4回予定だったが好評につき延長、最終的に単行本1冊が出せるほどの量となった。
連載後半では読者からのタレコミが増え、執筆対象としては楽になったが、山本自身はマニア向けの漫画・アニメはあまり知らず、その方面では苦労したと語っている(本編でも山崎のアニメオタク話にキレて山崎を殴るシーンがあるほか、mixiの公開プロフィールでも「マニア向けの漫画・アニメばかり語られたら怒る事がある」と書き添えている)。
この4人までがメインキャラクターで、基本は『ガタピシ車でいこう!!』『奇食ハンター』とまったく同じ。
単行本では各エピソードの間に原則として、1ページ目にはパソコン作画に使われた乗り物から、スクリーントーン処理などを施していない素材状態の絵、2ページ目には実物の写真が掲載されている。ただし、紙面構成や権利関係の都合で載っていないものも存在する。右側のカッコは、その車に使われた絵や作品およびその説明など。目次は本自身でなく、カバー折込に印刷されている。中表紙はニコニコ動画のパロディ。
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