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『熱中時間 忙中"趣味"あり』(ねっちゅうじかん ぼうちゅう しゅみあり)は、NHKの教養バラエティ番組である。2004年度は解説放送(デジタル放送はステレオ2音声)を行ったが、2005年度はステレオ放送に変更された。字幕放送を実施した。
様々な趣味に熱中している人(番組では「熱中人」と呼ぶ)を取り上げる。番組のマスコットキャラクターは「ねっちー[注 1]」である。
2007年4月より、「熱中ドキュメント」を15分に再構成してまとめたものを単に『熱中時間』というタイトルで総合テレビなどでも放送するようになった。当初は昔の熱中ドキュメントを放送していたが、2008年11月時点では本編と同じものを直後に15分版で放送するようになり、本編より先に15分版で放送される場合もある。本編と同じ週の放送でありながら、ナレーターが異なる場合もある。
薬丸と中川がテーマに関連した場所でロケーションを行い案内役を務める[注 7]。2008年秋から、ロケをせずスタジオ収録をする場合があり、2009年度からは大半がスタジオ収録になった。2009年秋以降は、薬丸・井上が出演しなくなり、街頭で一般人に熱中しているものをインタビューしたVTRがオープニングに入るようになった。
2009年2月25日と8月5日には、「熱中ドキュメント」ではなく過去のスタジオ熱中人を15分にまとめた番組が放送された(15分版レギュラー化前のパイロット版にはある)。2010年度からは、『熱中スタジアム』の中で「熱中人」のコーナーとして放送されるとともに、単独でも「熱中人」という15分番組で放送された。2011年度は、熱中スタジアム内での放送はなくなり、単独の15分番組として放送された。
初期の衣装は、医師の着るような白衣タイプ(ただし色は白ではなく、各人異なる淡い色)。2代目は、トレンチコートもどきのデザイン(色は全員白。ただし首元のラインは初代と同じく各人異なる)に変更。3代目からはシックなブレザータイプ(男性は黒に白い線、女性は白に黒い線)になっている。
番組内での各人の役割であるが、薬丸は熱中人の趣味をなるべく理解しようとするがやはり理解できないというスタンスが多い。大山と黒崎は大いに賛同することが多く、特に黒崎は熱中人よりも熱くなることがある。名越は賛同もするが2人よりは冷静な立場である。平山は終始理解できないというスタンスで、空気を読まない素っ頓狂な発言でスタジオを凍り付かせるボケ担当。中川および井上は案内役でどんな趣味も淡々と紹介していくが、中川は2008年度の放送で一回だけ素に戻ってしまい、思わず平山のように「これのどこが面白いのですか?」と熱中人に質問してしまったことがある。井上も基本的には淡々と紹介していくが、時折、後述のあさひの熱中豆知識のような小ネタを入れ、薬丸らを呆れさせることが多い。
NHKのネームバリューと信頼度、情報網の豊かさで非常に多くの熱中人を集めることが可能なようだが他の民放テレビやマスコミではこの番組に出た後の熱中人の二次的登用が目立つ(一例として『ぶらり途中下車の旅』では2週続けて旅人の通りかかるところに熱中人が登場し、その数週後にも熱中人が出た。ただし、先にぶらり途中下車の旅で取り上げられた人物が熱中時間に出演したこともある)。しかも民放などは変人・珍人扱いが目立つこともあり、面白おかしく伝えられた挙げ句に世間から誤解を受けてしまい、ネットなどでいわれのない中傷を受けるという問題も起こっている。
2024年10月23日19:57 - 20:42に、14年ぶりの復活番組『熱中時間のあとしまつ』が総合テレビで放送された。かつて登場した熱中人たちのコレクションがたまりすぎて、どう処理するかという内容。当時の出演者が、平山あやが井上咲楽に代わった以外、全員登場した(薬丸、井上あさひ、黒崎、名越、石井、ミヤザキ、藤岡、茂木)。
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