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瀬谷 義彦(せや よしひこ、1914年(大正3年)1月2日[1] - 2015年(平成27年)11月20日[2])は、日本の歴史学者。東京帝国大学文学部国史学科卒業。学位は文学士(東京帝国大学)。称号は日立市名誉市民[3]、茨城大学名誉教授。 栄典は従四位勲三等旭日中綬章。
茨城県立日立中学校(現在の茨城県立日立第一高等学校)教諭、水戸中学校(現在の茨城県立水戸第一高等学校)教諭を経て、1943年(昭和18年)茨城師範学校教授、多賀工業専門学校教授を経て茨城大学教授となる。定年退官後、茨城キリスト教大学短期大学部教授、茨城キリスト教大学教授を務めた。
共同で執筆、監修した「日立市史」は1959年(昭和34年)に発行されて茨城県内初の自治体史となったほか、水戸市史や県史など自治体史の編集にも関わるなど茨城県に関する歴史学研究において多数の業績がある地方史研究の第一人者であった[3]。
また、俳句も嗜み、「竹南荘」という俳号も持っていた[3]。
晩年には、日立市立記念図書館に郷土史研究の蔵書類の贈与を申し入れ、死の翌年の2016年(平成27年)12月1日に蔵書の展示コーナーが同図書館に開設された[3]。
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