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沖縄県にある島 ウィキペディアから
沖縄本島中部勝連半島の南東約5kmの中城湾の沖合に位置し、面積1.88 km2[1]、周囲7.0 km[2]、人口485人(2005年国勢調査に基づく)[2] であり、標高は39mと平坦な島である。周りはセナハ浜、アギ浜、キガ浜、ヤジリ浜、トゥマイ浜などの浜が多く、島を取り囲む形でリーフ(潮が引いた時に姿を現すサンゴ礁)が発達している。リーフから浜まではイカなどの魚介類が豊富であり、島の土質は根菜類に適しており、島の中央部はほとんどが人参畑である。
ヤジリ浜沖にある無人島でまだ「島」と認められていない。
面積0.003平方キロメートル、標高3メートル無人島。津堅島の北東約2.2キロメートル沖合に浮かぶ。 島の周囲は広い礁湖となっているという。ギノ・ギニは漁場を表す言葉で、ギノギ岩周辺は優漁な漁場であると推測できる。 北東に南浮原島があり、『津堅口』と呼ばれて、中城湾の出入り口となっている。地元では「ギヌギグヮ」「ギニングァ」とも呼ばれる。
ヤジリ浜貝塚・和名浜貝塚・津堅貝塚など、沖縄貝塚時代前期から後期に亘っての貝塚が発見されている。1896年に沖縄県内初の灯台として島の南島端のカジチ崎に津堅島灯台が建設され、太平洋航路や中城湾の船舶の出入りを監視した。
太平洋戦争の沖縄戦(1945年)では激戦地となり (津堅島の戦い)、戦後も1949年まで島民は沖縄本島の南風原地区に強制移住させられた経緯をもつ[3]。2005年4月1日に勝連町がうるま市の一部となり、中頭郡勝連町津堅だった住所表記がうるま市勝連津堅となる。
津堅島の西側に位置する長さ約2kmの海岸とその沿岸は津堅島訓練場として米軍の訓練場として使用されている。
主な産業は農業と漁業。最高標高が40mに満たない平坦な島で、根菜類の栽培に適した土壌であったことから、戦前はダイコンの栽培を行い津堅ダイコンとして知られていた。現在はニンジンの生産が盛んで、島の面積の1/3がニンジン畑となっておりキャロットアイランドの別名を持つ。ニンジンは甘みがあり高品質で、沖縄県内で生産するニンジンの2割は津堅島で収穫される。以前の出荷先は県外が中心であったが近年は県内にも出荷している。1981年に土地改良事業が完了した。
津堅島の中でも、一番人気なのがトゥマイ浜であり、約800mの白い砂浜が続くビーチには、シーズンになると、釣りや海水浴、マリンスポーツなどができる。 リーフ付近は魚が泳いでおり、ダイビングをする人が多い。また、ウィンドサーフィンやジェットスキーなど、ができる。また、潮干狩り・フィッシングポイント。船をチャーターし沖釣りができる。津堅漁港から徒歩約10分。
ハーリー大会は豊漁、航海安全の祈願が目的の競漕儀礼であるが、娯楽的要素もある大会である。競漕の前に島の拝所にて祈願が行われ、その後津堅小中学校の鼓笛隊を先頭に、ハーリー船を車に乗せ、トゥマイ浜から津堅漁港までパレードが行われている。大会は、職域、郷友会の部に町内外から多数のチームが参加し、各支部、同期対抗レースなども行われる。
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