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日本のプロ野球チーム ウィキペディアから
埼玉武蔵ヒートベアーズ(さいたまむさしヒートベアーズ、英: SAITAMA MUSASHI HEAT BEARS)は、プロ野球独立リーグ・ベースボール・チャレンジ・リーグ(ルートインBCリーグ)に所属する埼玉県のプロ野球球団。2015年加盟。発足から2018年シーズン(厳密には同年9月まで)の球団名は武蔵ヒートベアーズ。リーグにおける略称はチーム名改称後の2019年シーズンも「武蔵」とされていたが[3]、2020年シーズンからは「埼玉」に変更されている[4]。
埼玉武蔵ヒートベアーズ | |
---|---|
会社名 | 株式会社埼玉武蔵ヒートベアーズ |
創設 | 2013年 |
所属リーグ | |
| |
歴代チーム名 | |
| |
本拠地 | |
熊谷さくら運動公園野球場 | |
収容人員 | 24,500人 |
埼玉県(2015年 - ) | |
永久欠番 | |
10:MIKITO AED PROJECT[1] | |
獲得タイトル | |
独立リーググランドチャンピオン(0回) | |
なし | |
リーグ年間優勝(1回) | |
2023 | |
リーグ優勝(2回) | |
地区年間:2021、2023 | |
球団組織 | |
監督 | 西崎幸広 |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 埼玉県熊谷市久保島939 |
設立 | 2020年(令和2年)1月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7030001134424 |
事業内容 | 独立プロ野球球団運営 |
代表者 |
代表取締役社長 角晃多 |
資本金 | 8,150万円 |
純利益 |
▲3992万8000円 (2022年12月期)[2] |
総資産 |
1億1885万1000円 (2022年12月期)[2] |
主要株主 | 株式会社温泉道場 100% |
外部リンク | 埼玉武蔵ヒートベアーズ |
特記事項:2020年1月1日に株式会社埼玉県民球団から株式会社武蔵ヒートベアーズへ運営権を譲渡 |
発足当時の球団名の「武蔵」は埼玉県がかつての武蔵国に存在することから、「ヒート」は暑いことで有名な地域であることから、「ベアーズ」は、強くたくましく反面愛嬌と愛くるしさのある熊と、本拠地のある熊谷市からとられた。リーグで都道府県名ではなく令制国名を名乗る球団は信濃グランセローズに次いで2チーム目であった。2021年まではリーグの東地区に所属した(2020年シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う開催方式の変更により、東地区のグループB)[5][6]。リーグが8球団となった2022年と2023年は南地区(South Division、2021年の東地区に相当)に所属した[7][8]。
NPB球団が存在する都道府県に立地したBCリーグ初の球団である[9]。2021年には同一県内のNPB球団である埼玉西武ライオンズとの間で、スタッフ(コーチ・トレーナー)派遣や西武二軍との交流戦実施、地域貢献活動の協働を内容とする連携を実施した[10][11][12]。
※本節の出典は、特記以外についてはリーグウェブサイトの試合日程による[13][14]。
本拠地球場は熊谷市のさくら運動公園野球場で[15]、埼玉県北地域を中心に活動する。リーグで特定の本拠地を設定する球団は、2014年に本拠地を定めた群馬ダイヤモンドペガサスに次ぐ事例である。
各年度のレギュラーシーズン(公式戦及び公式戦扱いとする交流戦)の埼玉県内における開催球場は以下の通り。
球場名 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 10年間合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
さくら運動公園野球場 | 18 | 21 | 10 | 9 | 8 | 4 | 9 | 6 | 5 | 11 | 101 |
上谷総合公園野球場 (フラワースタジアム) |
13 | 9 | 9 | 11 | 8 | 15 | 3 | 0 | 0 | 1 | 79 |
上尾市民球場 (UDトラックス上尾スタジアム) |
0 | 0 | 8 | 10 | 7 | 8 | 11 | 12 | 14 | 10 | 80 |
北本総合公園野球場 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14 |
本庄総合公園市民球場 | 5 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 |
埼玉県営大宮公園野球場 | 2 | 0 | 2 | 0[16] | 2 | 1 | 2 | 3 | 7 | 2 | 21 |
越谷市民球場 | 0 | 3 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 |
飯能市民球場 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 4 | 3 | 0 | 12 |
小鹿野町総合運動公園野球場 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 |
東松山野球場 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 |
さいたま市営大宮球場 (レジデンシャルスタジアム大宮) |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 4 | 9 |
所沢航空記念公園野球場 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 4 |
幸手総合公園ひばりヶ丘野球場 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 |
埼玉県外では、2019年6月12日に宮城県南三陸町の平成の森しおかぜ球場で1試合が開催された[17]。この試合は、元東北楽天ゴールデンイーグルス投手でヘッドコーチの片山博視の働きかけで開催が決まった[18]。
2022年4月29日には千葉県の浦安市運動公園野球場で1試合が開催された。これは、後述するG.G.佐藤の父親が社長(佐藤も副社長)を務める企業が試合の冠スポンサーとなって実施されたものである[19]。
ポストシーズンゲームは、2023年のリーグチャンピオンシップ第3戦を上尾で実施し(相手は信濃)[29]、これがチーム発足以来初のホームゲームとなった。続く第4戦と第5戦は熊谷で実施されたが、9月23日は1回裏雨天ノーゲームとなった[29]。
それまでには、2021年のリーグチャンピオンシップはトーナメント形式の都合で[30]、また2023年の地区チャンピオンシップは球場確保の都合で[31]、いずれもホームゲームを実施しなかった。
年度 | 期 | 監督 | 順位 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | ゲーム差 | 打率 | 防御率 | 本塁打 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | 前 | 星野おさむ・ 小林宏之(代行) | 2 | 37 | 21 | 14 | 2 | .600 | 2.5 | .249(6位) | 3.45(2位) | 11(8位) |
後 | 4 | 36 | 14 | 17 | 5 | .452 | 5.0 | |||||
2016 | 前 | 小林宏之 | 4 | 36 | 12 | 22 | 2 | .353 | 6.5 | .247(8位) | 4.56(8位) | 20(8位) |
後 | 4 | 36 | 10 | 19 | 7 | .345 | 10.5 | |||||
2017 | 前 | 3 | 35 | 15 | 17 | 3 | .469 | 5.0 | .247(9位) | 4.20(6位) | 31(8位) | |
後 | 5 | 36 | 12 | 23 | 1 | .343 | 12.0 | |||||
2018 | 前 | 角晃多 | 4 | 35 | 13 | 20 | 2 | .394 | 9.5 | .268(9位) | 6.44(9位) | 49(5位) |
後 | 5 | 35 | 7 | 25 | 3 | .219 | 19.0 | |||||
2019 | 前 | 4 | 34 | 15 | 18 | 1 | .455 | 5.0 | .258(9位) | 4.93(7位) | 45(3位) | |
後 | 4 | 36 | 16 | 18 | 2 | .343 | 7.5 | |||||
2020 | 全 | 2 | 59 | 24 | 27 | 8 | .471 | 10.0 | .261(9位) | 4.51(7位) | 22(7位) | |
2021 | 全 | 1 | 60 | 33 | 22 | 5 | .600 | ※1.5 | .285(6位) | 4.19(6位) | 32(7位) | |
2022 | 全 | 3 | 58 | 24 | 29 | 5 | .453 | 10.5 | .263(5位) | 3.93(4位) | 26(4位) | |
2023 | 全 | 西崎幸広 | 1 | 65 | 33 | 29 | 3 | .532 | ※2.5 | .267(5位) | 3.92(2位) | 45(2位) |
2024 | 全 | 5 | 54 | 19 | 30 | 5 | .388 | 13.0 | .246(7位) | 4.18(4位) | 12(6位) |
※トーナメント制
指導者と選手は
熊の男の子の「MB」(エンビー)と、チアリーダーの「MBna」(エンビーナ)である。
球団公認のチアリーディングチームは、2019年まで「Honey Bees」が存在した[90]。
2021年、リーグスポンサーでもあるエイジェックのグループ会社、エイジェックスポーツマネジメントに所属するチアパフォーマンスチーム「B girls」が新たに発足し、球団公式チアリーダーとして活動している[91][92]。
2020年時点で地元の関東地方以外にも、北海道・福島県・関西に支部が存在した[93]。2019年シーズンには応援をリードする「武蔵大使」というメンバー3人が球団公認でアサインされていた[93]。
2017年時点では、球場により鳴り物応援の時間制限等が存在していた[94]。
2023年時点で、Twitter(X)等により活動が確認できた団体は下記の通り。
以下は連合の傘下団体。
2023年シーズン終了後の10月1日に「埼玉武蔵ヒートベアーズ応援団連合」および傘下団体は解散し、2024年1月に新たな応援団「Grizzly」が発足した[103]。
球団公式テーマ 「燃えろ!ヒートベアーズ」[104]
2021年3月に応援歌『Rising Blue』が発表された[105]。
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