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日本のアニメーター、演出家 ウィキペディアから
大阪芸術大学出身。大学時代は、後輩であり2018年現在のufotableデジタル映像部チーフである寺尾優一の自主制作アニメの制作を手伝っていた。大学卒業後、絵を描くのが好きだった栖原は、寺尾がufotableに入社したことを聞き、2006年春にufotableに入社した[1]。
入社後は動画、第2原画として活動し、2009年公開の『劇場版 空の境界 第七章』にて初の原画を担当。さらに、演出をやりたいとufotable代表の近藤光に伝えていたことから、第七章にて近藤が制作した絵コンテの清書を担当した。その後、2011年 - 2012年に放送された『Fate/Zero』で演出の仕事を進められるもアニメーターとしてのキャリアが5年程度と短いことから一度は断っていた。しかし、最終的には1stシーズン・第9話「主と従者」の絵コンテ・演出を担当することになり、さらに2ndシーズン・第4話「魔槍の刃」の絵コンテ・演出も務めることになり演出家デビューを果たす[1][2]。
2014年 - 2015年にかけて放送された『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』では、本作最大の勝負話数として脚本段階で原作者の奈須きのこ自身が大幅に手を加えた第20話「Unlimited Blade Works.」の絵コンテ・演出を担当。奈須曰く「最大の無茶ぶり」と評したシナリオをアニメーション向けに再構成した。奈須節の表現や心象風景の演出は奈須やキャラクター原案の武内崇、監督の三浦貴博をはじめ、視聴者からも高い評価を受けた[2][3]。
2017年放送の『活撃 刀剣乱舞』では第9話「元の主(あるじ)」にて絵コンテ・演出の他共同脚本も担当し脚本家デビューも果たしている。
2019年放送の『鬼滅の刃』で美術設定協力を務めた後、翌2020年公開の劇場作品『劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]第3章 spring song』にて初の美術設定を担当。さらにufotable所属のプロップデザイナー・小山将治と共同でプロップデザインも担当している。
時代劇が好きな影響から、殺陣のある話数の絵コンテ・演出を務めることが多い[2]。目標として演出家の平尾隆之を挙げており、アプリゲーム『GOD EATER ONLINE』以降のゲーム『ゴッドイーター』シリーズのアニメーションパートの演出を平尾から引き継いでいる[1]。また、同ゲーム開発チームが手掛ける『CODE VEIN』のアニメーションパートの監督も務めた。
2021年現在はufotableにてゲームアニメーションの監督を務めるほか、脚本・絵コンテ・演出・原画・美術設定・プロップデザインなど様々な役職で活動している。
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