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果樹研究所(かじゅけんきゅうじょ)は、茨城県つくば市藤本にある農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の研究所。
英語表記は National Institute of Fruit Tree Science (NIFTS)。
農事試験場、園芸試験場時代を合わせると100年以上の歴史を持つ。
同じ農研機構野菜茶業研究所の茶業研究領域と統合・再編され、2016年4月1日より現在「農研機構 果樹茶業研究部門」となった。
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
農事試験場 | ||||
1 | 恩田鐵彌 | 明治35年7月6日 | 大正10年4月13日 | 農商務農事試験場技師 |
園芸試験場 | ||||
1 | 恩田鐵彌 | 大正10年4月14日 | 大正12年1月27日 | 園芸学会会長、東京農業大学教授 |
2 | 熊谷八十三 | 大正12年1月27日 | 大正13年12月1日 | |
3 | 安藤廣太郎 | 大正14年3月31日 | 昭和16年1月28日 | |
4 | 浅見輿七 | 昭和16年1月28日 | 昭和25年4月27日 | |
農業技術研究所園芸部 | ||||
1 | 浅見輿七 | 昭和25年4月28日 | 昭和26年8月1日 | |
2 | 梶浦實 | 昭和26年8月1日 | 昭和36年11月30日 | |
園芸試験場 | ||||
5 | 梶浦實 | 昭和36年12月1日 | 昭和41年2月1日 | |
6 | 清水茂 | 昭和41年2月1日 | 昭和43年3月1日 | |
7 | 森英男 | 昭和43年3月1日 | 昭和45年4月1日 | |
8 | 佐藤公一 | 昭和45年4月1日 | 昭和47年12月31日 | |
果樹試験場 | ||||
1 | 佐藤公一 | 昭和48年1月1日 | 昭和49年5月1日 | |
2 | 千野和長 | 昭和49年5月1日 | 昭和53年12月1日 | |
3 | 巣山太郎 | 昭和53年12月1日 | 昭和59年12月1日 | |
4 | 山口昭 | 昭和59年12月1日 | 昭和61年10月1日 | |
5 | 西山保直 | 昭和61年10月1日 | 昭和63年6月1日 | |
6 | 梅谷献二 | 昭和63年6月1日 | 平成2年10月1日 | |
7 | 小崎格 | 平成2年10月1日 | 平成4年10月1日 | |
8 | 上野勇 | 平成4年10月1日 | 平成6年10月1日 | |
9 | 柳瀬春夫 | 平成6年10月1日 | 平成8年10月1日 | |
10 | 間苧谷徹 | 平成8年10月1日 | 平成12年10月1日 | |
11 | 梶浦一郎 | 平成12年4月1日 | 平成13年3月31日 | |
独立行政法人農業技術研究機構 果樹研究所 | ||||
1 | 梶浦一郎 | 平成13年4月1日 | ||
2 | ||||
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 果樹研究所 | ||||
農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 | ||||
ナシの豊水、幸水、リンゴのふじ、モモのあかつきなどを育成した。近年では、クリのぽろたん、ブドウのシャインマスカット、ナシのあきづき、秋麗、カキの太秋(たいしゅう)などを育成している。
アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.のポトマック河畔には桜並木があるのは有名だが、この桜は明治の終わりに、当時の東京市長「尾崎行雄」が送った。その送られた桜の苗木の育成を担当したのが、当時の農商務省農事試験場園芸部(現在のカンキツ研究興津拠点)である。このワシントンの桜と兄弟の桜が興津拠点に植栽されており、薄寒桜と呼ばれて親しまれている。桜が満開になる2月には研究拠点の一般公開が行われ、これにあわせて地元興津商工会による「興津宿寒ざくらまつり」、またJR東海による「さわやかウォーキング」が行われることから、毎年5000人近い大勢の見学者が訪れる。
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