東京都健康長寿医療センター
東京都板橋区にある地方独立行政法人 ウィキペディアから
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地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(とうきょうとけんこうちょうじゅいりょうセンター、英語: Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital and Institute of Gerontology)は、東京都板橋区にある地方独立行政法人。1872年に設立された養育院を前身とする高齢者医学・医療の実践、老年学研究の草分けで、病院と研究所を擁する。2009年4月1日に東京都老人医療センターと東京都老人総合研究所が統合し、現在の機構が発足した。病院はエイズ治療を始めとして、複数の分野で拠点病院に指定されている[要出典]。
東京都健康長寿医療センター | |
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情報 | |
正式名称 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター |
英語名称 | Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital and Institute of Gerontology |
前身 |
東京都養育院附属病院 東京都老人医療センター 東京都老人総合研究所 |
標榜診療科 |
内科 消化器内科 循環器内科 呼吸器内科 神経内科 血液内科 精神科 緩和ケア内科 外科 脳神経外科 整形外科 眼科 耳鼻咽喉科 皮膚科 泌尿器科 放射線治療科 麻酔科 リハビリテーション科 歯科口腔外科 心臓外科 血液内科 腎臓内科 糖尿病・代謝・内分泌内科 感染症内科 リウマチ科 血管外科 救急科 |
許可病床数 |
550床 一般病床:520床 精神病床:30床 |
機能評価 |
一般病院2(500床以上) 精神科病院(副機能) 緩和ケア病院(副機能) 3rdG:Ver.1.1 |
開設者 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター |
管理者 | 秋下 雅弘((センター長) |
開設年月日 | 2009年4月1日 |
所在地 |
〒173-0015 東京都板橋区栄町35番2号 |
位置 | 北緯35度45分5秒 東経139度42分15秒 |
二次医療圏 | 区西北部 |
法人番号 | 8011405001442 |
PJ 医療機関 |
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東京都健康長寿医療センターの歴史は、1872年(明治5年)10月15日の養育院創立までさかのぼる。養育院は、ホームレスや病者、孤児などの窮民救済を目的とした施設で、病院、乳児院、孤児院、養老院などの機能を併せ持った。江戸時代の基金である七分積金を引き継いだ営繕会議所の事業として行われ、初代院長は渋沢栄一である[1]。
養育院は当初、本郷加賀藩邸跡(現在の東京大学)の空長屋に設置された。その後、上野(現在の東京芸術大学の校地)、神田、本所、大塚と移転を繰り返し、関東大震災後に板橋区に移転した。
1972年(昭和47年)に、養育院の附属機関として東京都養育院附属病院が設立された。その後、同病院は、昭和61年東京都老人医療センターに改名された。
1999年(平成11年)12月、東京都養育院条例が廃止されると養育院の名称が消滅し、老人医療センターは東京都(知事部局)高齢者施策推進室の所管となり、2009年に現在の組織に統合。
1972年(昭和47年)4月、東京都の1部局として東京都老人総合研究所が開所した。その後、1981年(昭和56年)には財団法人東京都老人総合研究所に、そして2002年(平成14年)には財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団東京都老人総合研究所に改組、2009年に現在の組織に統合。
2009年(平成21)年、地方独立行政法人・東京都健康長寿医療センターが設立され、東京都老人医療センターは同地方独立行政法人に移管された。同時に、東京都老人総合研究所も同センター研究所として統合した。
東京都健康長寿医療センターが現在の病院建物に移転したのは2013年(平成25年)である。病棟は地上12階地下2階。
病床数は改組以前には一般667床、精神44床(予算定数はそれぞれ606床、40床)だったが、地方独立行政法人になってから一般539床、精神40床にまとめられ、移転に伴い一般520床、精神30床を備えた。
大規模災害時の支援体制、健康寿命を延ばす指導[注釈 1]を行う。
申請年と申請者の順[4]。特筆しない場合を除き東京都健康長寿医療センター研究所の職員が申請。
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