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東京放送劇団(とうきょうほうそうげきだん)は、1940年代から1990年まで存在した日本放送協会(NHK)の元放送用専属劇団である。
1959年4月、テレビの仕事を得られない劇団員から不満の声が上がる[2]。この結果、専属制度が見直された[2]。同年4月21日、加藤道子と山内雅人が文化放送の『現代劇場』で放送された『役の行者』に出演[1]。東京放送劇団員の民放初出演となるが、これは加藤道子の父親である加藤精一が出演していることと、プロデューサーが山内雅人と大学時代のサークル仲間であるという事情が考慮され許可が下りた[1]。黒柳徹子、里見京子などは民放への出演許可が下りず、他の劇団員も民放の番組に出演すればNHKの番組には起用されなくなると言われていることなどから、専属制の廃止は表面上だけであったと雑誌『芸能』では評している[1]。
NHKは東京放送劇団以外にも適宜、各放送局に専属放送劇団を設置していた。ほとんどが東京放送劇団と同時に解散。
NHKはドラマ制作にあたって、音響効果を担当する東京放送効果団も設立していた。東京放送管弦楽団とともに1990年3月末をもって解散。
解散後その多くは81プロデュースに移籍しており、それらもNHKのアニメ・海外ドラマの声優や、ドキュメンタリーのナレーターなどに引き続き携わっている。
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