東中山駅

千葉県船橋市東中山にある京成電鉄の駅 ウィキペディアから

東中山駅map

東中山駅(ひがしなかやまえき)は、千葉県船橋市東中山二丁目にある、京成電鉄本線である。駅番号KS19

概要 東中山駅, 所在地 ...
東中山駅
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北口(2021年4月)
ひがしなかやま
Higashi-Nakayama
KS18 京成中山 (0.8 km)
(0.6 km) 京成西船 KS20
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所在地 千葉県船橋市東中山二丁目2番22号
北緯35度42分51.89秒 東経139度57分10.33秒
駅番号 KS19
所属事業者 京成電鉄
所属路線 本線
キロ程 21.6 km(京成上野起点)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
6,727人/日
-2023年-
開業年月日 1953年昭和28年)9月1日
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南口(2021年4月)

歴史

当駅は1935年昭和10年)中山競馬場前駅という臨時駅として設置され、1953年(昭和28年)に常設駅の東中山駅として開業した。1978年(昭和53年)に当時の日本国有鉄道(国鉄)武蔵野線船橋法典駅が開業するまでは中山競馬場の最寄駅であったことから、すべての料金不要列車が停車する主要駅であった。

その後、1985年(昭和60年)に設定された通勤特急(2代目・朝夕のみ運転)が通過するようになり、さらに1991年平成3年)には京成小岩駅と共に特急停車駅からも外れた。それ以来急行(現・快速)と普通のみの停車となった。ただし、レース開催時(特にGI[注 1]等の重賞など)には快速特急・特急の一部列車が臨時停車する。

年表

駅構造

島式ホーム2面4線の地上駅で、橋上駅舎を有している。駅長配置駅。

待避設備があり、京成成田方面に6両編成の列車が入線可能な引き上げ線がある。また、市川真間 - 京成津田沼間で、唯一折り返しが可能な駅である(後述)。

当駅には通常の改札口の他、中山競馬場でのレース開催時等、多客期に使用される臨時改札口が隣接して設置されている。

のりば

さらに見る 番線, 路線 ...
番線路線方向行先
1・2 KS 京成本線 上り 京成高砂青砥日暮里京成上野押上A 都営浅草線KK 京急線方面
3・4 下り 京成船橋京成津田沼 成田空港京成千葉SL 新京成線方面
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  • 内側の線路(2・3番線)が主本線、外側の線路(1・4番線)が待避線である。
  • 上表の路線名は成田空港線開業後の旅客案内の名称に基づいている。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は6,727人[京成 1]で、京成線内69駅中第44位であった。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。

さらに見る 年度, 1日平均 乗降人員 ...
年度別一日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[3]
1日平均
乗車人員[4]
1998年(平成10年) 4,278[5]
1999年(平成11年) 4,143[6]
2000年(平成12年) 4,127[7]
2001年(平成13年) 3,985[8]
2002年(平成14年) 3,975[9]
2003年(平成15年) 7,296[10] 3,869[11]
2004年(平成16年) 7,866[12] 3,902[13]
2005年(平成17年) 7,867[14] 3,917[15]
2006年(平成18年) 7,907[16] 3,925[17]
2007年(平成19年) 7,792[18] 3,892[19]
2008年(平成20年) 7,627[20] 3,812[21]
2009年(平成21年) 7,340[22] 3,670[23]
2010年(平成22年) 7,081[24] 3,545[25]
2011年(平成23年) 6,960[26] 3,464[27]
2012年(平成24年) 6,972[28] 3,469[29]
2013年(平成25年) 6,964[30] 3,470[31]
2014年(平成26年) 6,687
2015年(平成27年) 6,836
2016年(平成28年) 6,812
2017年(平成29年) 6,902
2018年(平成30年) 6,959[京成 2] 3,469[京成 2]
2019年(令和元年) 6,807[京成 3] 3,393[京成 3]
2020年(令和02年) 4,995[京成 4] 2,485[京成 4]
2021年(令和03年) 5,518[京成 5] 2,748[京成 5]
2022年(令和04年) 6,318[京成 1] 3,150[京成 1]
2023年(令和05年) 6,727 3,357
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駅周辺

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中山競馬場

駅北西側には市川市との境界がある。JR東日本東京メトロ東葉高速鉄道西船橋駅、JR東日本の下総中山駅は、当駅から1.5 km(徒歩約20分程度)の場所に位置する。駅南側には京葉道路原木IC)、国道14号千葉街道)、県道179号県道283号、駅東側には県道180号が通る。

北口

南口

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羽黒神社
  • 船橋市西部公民館
    • 船橋市本中山児童ホーム
  • マルエツ 東中山店
  • 羽黒神社
  • 東明寺
  • 小栗原稲荷神社
  • 二子浦の池
  • 東中山1丁目公園

バス路線

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北口の中山競馬場行バスのりば(2018年9月)

駅北口にはバス停留所「東中山駅(中山競馬場行きバスのりば)」があり、県道180号沿いにバス停留所「東中山駅入口」がある。

さらに見る のりば, 系統 ...
のりば 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
東中山駅(中山競馬場行きバスのりば) 中山競馬場 臨時直通バス 中山競馬場 京成バス 本開催日・場外開催日運行[32]
東中山駅入口 白井線 馬込沢駅鎌ヶ谷大仏駅・白井新田 白井駅 ちばレインボーバス
馬込沢駅鎌ヶ谷大仏駅・白井新田・白井駅 白井車庫
西船橋駅
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付記

当駅は列車の折り返しが可能なため事故等で不通区間が発生すると当駅折り返しの列車が多数設定される。かつては定期列車でも以下のような「東中山行き」が存在していた。

都営浅草線から直通する東中山行き
東京都交通局との直通運転開始にあたっては協定により京成側の乗り入れ区間は東中山までとされていたがこれでは需要の多い船橋方面との直通運転が行えないため京成では自社の直通列車を東中山から船橋方面への別列車として運転させ、当初から事実上の乗り入れ区間拡大を行っていた。いわゆる「化け」である。
上記の「化け」列車とは別に、浅草線から直通する東中山折り返し列車(各駅停車)も、夜間時間帯に1980年代まで運転されていた。
朝ラッシュ時の上り特急(後に急行)東中山行き(「区間特急」や「区間急行」とも通称されていた)
成田方面から東京方面への通勤客の多くが京成船橋駅船橋駅でJR線へ乗り換えることから八千代台駅始発(急行格下げ後は京成佐倉駅始発)で設定していたが1996年に東京方面へのバイパスルートである東葉高速鉄道が開業し、それに対抗して所要時間短縮するため取りやめた。
特急時代は青電の最後の特急運用(1971年12月10日 - 1978年5月20日)として、急行時代は佐倉~船橋間で通過駅が大神宮下駅しかないという各駅停車と殆ど変わらない列車であった。

隣の駅

京成電鉄
KS 本線
快速特急・特急・通勤特急
通過(ただし、中山競馬場にて重賞レースが開催される日に快速特急・特急が臨時停車する場合がある)
快速
京成八幡駅 (KS16) - 東中山駅 (KS19) - 京成船橋駅 (KS22)
普通
京成中山駅 (KS18) - 東中山駅 (KS19) - 京成西船駅 (KS20)

脚注

関連項目

外部リンク

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