東一身田駅

東一身田駅（ひがしいしんでんえき）は、三重県津市一身田平野にある、伊勢鉄道伊勢線の駅である。駅番号は11。

東一身田駅
駅入口（2012年1月）
ひがしいしんでん Higashi-ishinden
◄10 河芸 (3.0 km) (2.9 km) 津 12►
左は一身田駅(JR東海)、右は高田本山駅(近鉄)
所在地	三重県津市一身田平野 北緯34度45分30.95秒 東経136度30分43.6秒
駅番号	11
所属事業者	伊勢鉄道
所属路線	■伊勢線
キロ程	19.4 km（河原田起点）
駅構造	高架駅
ホーム	1面1線
乗車人員 -統計年度-	67人/日（降車客含まず） -2019年-
開業年月日	1973年（昭和48年）9月1日[1]
備考	無人駅

歴史

工事中の仮称は「専修寺駅」であったが、国鉄の駅名に宗教施設の名称を採用するのは適当でないという議論もあったことから、現在の名称で開業した^[2]。

• 1973年（昭和48年）9月1日：日本国有鉄道伊勢線の駅として開業^[1]。旅客扱いのみ^[3]の無人駅^[4]。
• 1987年（昭和62年）3月27日：国鉄伊勢線が伊勢鉄道に転換し、同鉄道の駅となる^[1]。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する高架駅。無人駅。

• 
  ホーム。複線の用地が確保されている（2012年1月）

利用状況

利用状況の変遷を下表に示す。

• 輸送実績（乗車人員）の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
• 乗降人員調査結果は任意の1日における値（単位：人）である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
• 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別利用状況（東一身田駅）

年度	当駅分輸送実績（乗車人員）：人／年度					乗降人員調査結果 人／日		特記事項
	通勤定期	通学定期	定期外	合 計	一日 平均	調査日	調査結果
1986年（昭和61年）	60	←←←←	1,939	1,999				国鉄より転換・開業
1987年（昭和62年）	3,750	←←←←	4,989	8,739
1988年（昭和63年）	4,440	←←←←	3,074	7,514
1989年（平成元年）	6,210	←←←←	5,995	12,205
1990年（平成2年）	7,080	←←←←	10,315	17,395
1991年（平成3年）	8,130	←←←←	11,047	19,177
1992年（平成4年）	6,930	←←←←	10,983	17,913
1993年（平成5年）	7,440	←←←←	11,935	19,375
1994年（平成6年）	7,710	←←←←	10,209	17,919
1995年（平成7年）	7,260	←←←←	12,904	20,164
1996年（平成8年）	10,290	←←←←	13,099	23,389
1997年（平成9年）	10,800	←←←←	9,730	20,530
1998年（平成10年）	10,110	←←←←	9,240	19,350
1999年（平成11年）	12,810	←←←←	9,318	22,128
2000年（平成12年）	13,800	←←←←	11,721	25,521
2001年（平成13年）	13,830	←←←←	9,192	23,022
2002年（平成14年）	14,010	←←←←	9,130	23,140
2003年（平成15年）	12,480	←←←←	7,800	20,280	55
2004年（平成16年）	16,080	←←←←	8,640	24,720	68
2005年（平成17年）	17,220	←←←←	7,181	24,401	67
2006年（平成18年）	16,800	←←←←	6,654	23,454	64
2007年（平成19年）	20,010	←←←←	7,241	27,251	74
2008年（平成20年）	19,740	←←←←	6,946	26,636	73
2009年（平成21年）	20,130	←←←←	6,792	26,922	74
2010年（平成22年）	17,580	←←←←	6,766	24,346	67
2011年（平成23年）	13,590	←←←←	7,981	21,571	59
2012年（平成24年）	11,130	←←←←	7,100	18,230	50
2013年（平成25年）	11,690	←←←←	11,000	22,690	62

駅周辺

志登茂川の南側に位置する駅の1つ。高田本山駅（近鉄名古屋線）は東側にあるが、住宅や田畑が混在する。一身田駅（JR紀勢本線）は西側にあり、住宅が密集するが、醤油醸造所や病院などの施設がある。

→「高田本山駅 § 駅周辺」、および「一身田駅 § 駅周辺」も参照

• 津市北消防署
• 高田本山専修寺 - 温泉宿の高田会館を併設^[5]。
• 高田中学校・高等学校
• 津市立一身田小学校
• 高田保育園
• 岩崎病院
• 第二岩崎病院
• 下津醤油
• 下津家住宅長屋門 - 国の登録有形文化財^[6]。
• 一身田寺内町の館
• 一身田レトロ館^[7]
• JR紀勢本線一身田駅
• 近鉄名古屋線高田本山駅
• 三重交通「平野」停留所
• 三重県道410号草生窪田津線
• 志登茂川

その他

• 当駅で『鉄道捜査官 伊勢鉄道引き返せない単線列車からの脱出トリック』（沢口靖子主演、テレビ朝日系列で2011年4月30日放送）のロケが行われた。

隣の駅

伊勢鉄道

■伊勢線

■快速「みえ」

通過

■普通

河芸駅 (10) - 東一身田駅 (11) - 津駅 (12)

脚注

[脚注の使い方]

1. 曽根悟（監修） 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、28頁。
2. 和久田康雄「伊勢線こぼれ話」『鉄道ピクトリアル』第23巻第11号p. 11（1973年11月）
3. “日本国有鉄道公示第119号”. 官報. (1973年8月14日)
4. 「通報 ●伊勢線南四日市・津間の開業について（旅客局）」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1973年8月14日、2面。
5. “高田会館”. あかり屋. 2023年12月8日閲覧。
6. “下津家住宅長屋門”. 文化遺産オンライン. 文化庁. 2023年12月8日閲覧。
7. “一身田レトロ館”. 一身田レトロ館. 2023年12月8日閲覧。

関連項目

• 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

• 東一身田駅 - 伊勢鉄道