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SVリーグ (法人)

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一般社団法人SVリーグとは、日本バレーボール協会とともにSVリーグを主催する一般社団法人である。略称SVL。SVリーグ参加チーム及び日本協会は社員として所属。現在のチェアマン(代表理事)は大河正明

概要 団体種類, 設立 ...
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歴史

Vリーグは全日本バレーボール選抜男女リーグ(通称:日本リーグ)の後継として1994年に誕生した。当初Vリーグのプロ化が検討されていたが、不景気などによりこの構想は見送りとなった。

  • 2003年(平成15年)4月1日 - リーグの法人化を前提に日本協会の内部組織としてVリーグ機構を発足。
  • 2005年(平成17年)9月1日 - 有限責任中間法人日本バレーボールリーグ機構として登記・設立された。Vリーグと日本協会を社員として構成。
  • 2006年(平成18年) これまでのVリーグチームに加えて、V1リーグのチームも社員として加入。これに伴い、従来のVリーグは「プレミアリーグ」、V1リーグも「チャレンジリーグ」に変更される。
    • 2007年以降、Vリーグと呼ぶ場合、このVリーグ機構が主催に関わるリーグ戦(プレミアリーグ・チャレンジリーグ)の総称になる。
  • 2009年4月30日 - 一般社団法人日本バレーボールリーグ機構に名称を変更したと発表。公益法人制度改革に伴う措置。
  • 2015年2月2日 - 2015/16シーズンからV・チャレンジリーグを2部リーグ制とすると発表[1]
  • 2015年8月7日 - ジュニアチームによるVリーグジュニア選手権大会を新設すると発表[2]
  • 2016年9月20日 - 2018/19シーズンを目途に現在のプレミアリーグの上位に位置するリーグとして「独立した運営母体を形成したチーム」による「スーパーリーグ(仮称)」を新設すると発表[3]
  • 2017年9月28日 - 上記に関連し、排球堂マーケティング株式会社を設立[4]
  • 2023年9月25日 - 一般社団法人ジャパンバレーボールリーグに改称[5]
  • 2024年7月1日 - 当法人を一般社団法人SVリーグに改称し、一般社団法人ジャパンバレーボールリーグを分割[6]。初代チェアマン(代表理事)に大河正明が就任[7]
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主催大会

過去

2018/19シーズンからのリーグ再編

2017/18シーズンまでのV・プレミアリーグ、V・チャレンジリーグI、V・チャレンジリーグIIに変わり、新たにS1リーグ、S2リーグ、S3リーグに再編される[8]。議論の過程についてはプロリーグ構想 (バレーボール)を参照のこと。

2017年12月25日、日本バレーボールリーグ機構は新リーグの名称を「ジャパンバレーボールSリーグ」とし、各リーグの名称も仮称通りS1リーグ、S2リーグ、S3リーグとすると発表した[9]。またSリーグ移行に伴うライセンス制導入について各チームの取得状況を発表した[10][11]

ライセンス男子女子
S1
S2
S3
※審査中を含む
  • 申請中1チーム

加盟チーム

準加盟制度

Vリーグ機構では2008年より準加盟制度を制定する事が決定した。

プロサッカー・Jリーグにおける同様の制度を参考にしたものとされる。地域リーグ以下に所属し、機構入社のための条件を整えたチームを手続き・審査の上で準加盟に承認され、機構及びVリーグ各チームの協力・支援の下で活動を継続し、入社(チャレンジリーグ参加)の資格を得ることができる制度である。

2009年1月、沖縄県浦添市の女子チームである残波WINGSが準加盟第1号となったのに続き、同年9月には男子チームで初となるNBKドリーマーズ[12]、10月にはJAぎふ[13]が準加盟した。2013年7月には男子クラブチームの千葉県選抜バレーボールチームが準加盟を果たした[14]。2013年9月には男子クラブチームの埼玉アザレアが準加盟となった[15] 。2013年11月には、女子で3チーム目となるトヨタ自動車ヴァルキューレ[16]、男子では4チーム目となるVC長野トライデンツの準加盟が発表された[17]

2012年1月、準加盟チームのJAぎふを条件付きで、2012/13シーズンからチャレンジリーグに昇格させることを内定したと発表[18]

2015年3月5日、V・チャレンジリーグIIの新設に伴い、プレステージ・インターナショナル群馬銀行の準加盟が内定した[19]

2016年12月、ヴォレアス北海道及びヴィアティン三重(共に男子チーム)の準加盟内定が発表された[20]

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選手

選手登録
Vリーグ独自の登録規程を有している。Vリーグ登録するためには、JVA登録したチームの所属選手であれば、だれでも登録選手となることができる。チームとの契約形態から大別して、正社員選手、嘱託社員(期間契約社員)選手、個人事業主型選手、選手契約型(雇用契約なし)選手の4つの型に分類できる。選手契約型は事実上の「プロ契約選手」と同じで、他はいわゆる「アマチュア登録選手」である。毎試合ごとにベンチ登録できる選手は14人まで(2007-08までは12人)、うち外国人選手は1人までとなっている。13人以上登録の場合はリベロを2人登録しなければならない。
移籍
移籍選手は、移籍元を退社(退部)してから1年はリーグ戦の出場が認められない。ただし、移籍同意書が提出された場合及び前所属先が休廃部になるなど止むを得ない場合や海外移籍はこの限りではない。また、Vリーグ以外の公式戦(天皇杯・皇后杯黒鷲旗国体など)は出場が可能となる。2009年からは移籍規定が改定され、移籍希望選手について前所属より機構主催大会への1年間出場が認められるか否かでAまたはBに区分の上で公示されていた[21]。2016年からは「移籍公示リスト」が導入され、従来の区分を廃止して機構主催大会の出場を可とする選手のみ「移籍希望選手」とする[22]
派遣(レンタル移籍
Vリーグでは、選手の派遣(レンタル移籍)制度はない。しかし、二重登録についての規制は緩いため、選手派遣は各チームが独自の制度(NECレッドロケッツの海外派遣制度など)として海外や下部リーグ等へ派遣される場合もある。
内定選手
日本リーグ時代に内定選手制度ができた。この制度は、翌年度に中学・高校・大学等を卒業予定で、既に内定を受けている選手(内定選手)を登録して加入年の1月より出場させることが可能とするものである(同様の制度はハンドボールでも採用)。現在は、上記の通りさらに門戸が広げられ、JVA登録選手であり、Vリーグのチームと選手契約をした選手であれば、誰でも登録し出場可能である。
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役員

さらに見る 役職, 氏名 ...

歴代代表理事

歴代の代表理事(会長)は下記の通り[24]

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キャッチコピー

2006-07シーズンよりシーズンキャッチコピーを公募により採用している。応募はVリーグ公式HP及びバレーボール雑誌「月刊バレーボール」を通じて受け付ける。

  • 2006-07 Vの新たな挑戦(チャレンジ) バレーリーグ40年・・歴史を力に
  • 2007-08 北京へ響け!Vの鼓動 〜みんなの思いを力に変えて〜
  • 2008-09 もっとチャレンジ!きっとプレミア!ずっとVリーグ!
  • 2009-10 キミの街にVがいる! 〜輝く笑顔をボールにのせて〜
  • 2010-11 熱競宣言=全力応援×全力プレー
  • 2011-12 Vの力! 〜今できるすべてをかけて〜
  • 2012-13 Vの輪 〜想いの先に道がある〜
  • 2013-14 Vリーグ20年 ~未来につながる感動を~  
  • 2014-15 Vの光 ~新たな一歩を踏み出すとき~
  • 2015-16 Vの躍動 - つなげよう感動を! -
  • 2017-18 未来へつなげ!

また正式なキャッチコピーではないが、第1回Vリーグ大会からプログラムやポスターなどで使用されたフレーズが存在する[25]

さらに見る Vリーグ大会名, 男子 ...
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マスコットキャラクター

2016年に国内リーグ開設50周年を記念してマスコットキャラクターが制作され[26]、名前を公募し「ブイリー」に決定した[27]

V・明日夢プロジェクト

2012年12月、VリーガーOB・OGによるバレーボール教室やイベントなどを通じ、バレーボール広報・普及活動を開始した[28]

テーマソング

Vリーグテーマソング「View To The Top」(下野ヒトシプロデュース)[29]
Vリーグアンセム「The Voice Of Glory」(同)[29]
オフィシャル応援ソング「光れ~~Circle of smile~」(歌:若狭みなと[30] - 配信サイト

アンバサダー

2012-13シーズンより「応援アンバサダー」(英語: Ambassador=大使の意)を任命した。このシステムはバレーボールの魅力を広め、Vリーグを盛り上げようとする初めての試みであった[34]。2年目となる2013-14シーズンには「排球大使(アンバサダー)」と名称を変更した[35]。2015/16シーズンからは、イメージアーティストとした[36]

さらに見る シーズン, 名称 ...

50周年記念イベント

2016/17シーズンは、1967年に全日本バレーボール選抜男女リーグが開催されて50周年にあたり様々なイベントが執り行われた為[37]、50周年記念アンバサダーを設け、山本隆弘大林素子が就任した[38]

Vリーグ大運動会

2016年9月10日にV・プレミアリーグ及びチャレンジリーグの全選手が駒沢オリンピック公園総合運動場体育館に終結して、ファンとの交流イベントを行った[39]

オールスターゲーム

2001年度を最後に開催が途絶えていたオールスター戦を執り行う。概要は次の通り[40]

  • 日程 2017年3月25日(女子)、26日(男子)
  • 場所 深谷市総合体育館
  • 試合 第一試合 - チャレンジリーグオールスター戦、第二試合 - プレミアリーグオールスター戦
  • 出場選手 ファン投票で選出された選手(各ポジション5名、ただしウィングスパイカーは10名)及びVリーグ機構が推薦した選手。
ファン投票で1位選出された選手は下記のとおり。プレミアリーグの最多得票は男子が柳田将洋サントリー)、女子が山口舞岡山)。チャレンジリーグでは男子が浅野卓雅富士通)、女子が鍋谷友理枝デンソー)となった[41]
プレミアリーグ
さらに見る ポジション, 選手名 ...
チャレンジリーグ
さらに見る ポジション, 選手名 ...

脚注

外部リンク

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