日曜9時は遊び座です

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日曜9時は遊び座です』(にちようくじはあそびざです)は、日本テレビ系列局ほかで放送されていた日本テレビ製作のバラエティ番組シチュエーション・コメディドラマである。日本テレビ系列局では1984年10月14日から1985年3月31日まで、毎週日曜 21:00 - 21:54 (日本標準時)に放送。

萩本欽一がプロデュース。1980年初頭からの第三世代演劇集団による小劇場ブーム(第三舞台劇団スーパー・エキセントリック・シアターなど)を意識。レギュラー出演者らは『遊び座の劇団員』というコンセプトである。毎回コメディの要素を盛り込んだ喜劇を上演する。

毎回、観客を迎えての公開収録を行った。小劇団の公演という演出であるため、基本的に撮り直しなしで収録。オープニングは、劇場と同じく上演開始を告げるブザーが鳴り、緞帳代わりのカーテンを開けるところから始まる。エンディングでは出演者一同がステージに介し、カーテンコールに応える。

萩本自身は放送開始の前年に過労で倒れたこともあり、番組に出演せず裏方に徹する姿勢でいた。しかし、視聴率100%男の異名を持つ萩本欽一プロデュースと鳴り物入りで始まったものの、視聴率が伸び悩んだことに加え「欽ちゃんを見たい」という声も寄せられたため、途中から出演するようになった。萩本が出演し、毎回アドリブを加えることで舞台演劇のライブ感が増してテコ入れになるかと思われたが、長年続いているテレビ朝日日曜洋画劇場』、TBSテレビ日曜劇場』、フジテレビ花王名人劇場』の安定した視聴率には太刀打ちできず、およそ半年で幕を下ろした。なお、萩本は本番組終了後に休養宣言を行い、当時のレギュラー番組を全て降板した。

2021年現在、衛星波の再放送、映像ソフトの販売、動画配信サイトの配信はされていない。

出演者

レギュラー出演者
不定期出演・ゲスト

スタッフ

放送局

系列はネット終了時(1985年3月)のもの。

脚注

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