廣瀨隆太
日本の野球選手 ウィキペディアから
廣瀨 隆太(ひろせ りゅうた、2001年4月7日 - )は、東京都東久留米市出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
プロ入り前
慶應義塾幼稚舎1年生の時から野球を始める。慶應義塾普通部在学時は硬式野球のクラブチームである世田谷西リトルシニアに所属していた。
慶應義塾高等学校に進学し、1年秋からベンチ入り。2年春の第90回記念選抜高等学校野球大会では、彦根東との初戦で9回に代打で出場するも凡退し、チームはそのまま敗れた[2]。同年夏の第100回全国高等学校野球選手権記念大会では4番を務めたが、2試合で1安打に留まった[3][4]。3年夏は神奈川大会4回戦で東海大相模にコールド負けを喫した[5]。高校通算41本塁打[6]。
慶應義塾大学に進学し、1年春からベンチ入り。同年秋と3年秋に一塁手として、3年春に二塁手としてベストナインに選出された[6]。新4年生になる際には主将に就任した[7]。2023年9月1日にプロ志望届を提出した[6]。
4年秋の9月23日、法政大学戦では高橋由伸の持つ東京六大学野球記録に4本差に迫る19本目の本塁打を記録し[8]、さらに10月30日のリーグ最終戦となる早稲田大学戦で20本目の本塁打を記録[9]。
2023年10月20日に行われた2023年ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから3位指名を受け[10]、11月30日、契約金6000万円、年俸1000万円(金額は推定)で契約合意に達し[11]、12月4日、福岡市内で入団発表会見が行われた[12]。慶應義塾幼稚舎出身では初のプロ野球選手となった[10]。背番号は33。担当スカウトは松本輝[13]。
ソフトバンク時代
2024年、二軍で打率.250(168打数42安打)、2本塁打、14打点を記録し、5月28日に初めて一軍登録された[14]。同日の交流戦・読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)に「7番・二塁手」として先発出場した[15]。6月4日の中日ドラゴンズ戦(バンテリンドーム ナゴヤ)で迎えた17打席目に松山晋也からプロ初安打を記録した[16]。また翌6月5日の同チーム戦で迎えた第2打席目で小笠原慎之介から初適時打、初打点を記録した。6月14日の阪神タイガース戦(みずほペイペイドーム)で伊藤将司から初本塁打(2点本塁打)を放った[17]。同じ慶應義塾大学出身の柳町達、正木智也と合わせて活躍し、「慶応トリオ」とも称された[18][19]。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 初出場・初先発出場:2024年5月28日、対読売ジャイアンツ1回戦(東京ドーム)、7番・二塁手で先発出場[15]
- 初打席:同上、2回表に山﨑伊織から遊ゴロ[15]
- 初安打:2024年6月4日、対中日ドラゴンズ1回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、8回表に松山晋也から中前安打[16]
- 初打点:2024年6月5日、対中日ドラゴンズ2回戦(バンテリンドームナゴヤ)、3回表に小笠原慎之介から右前適時打[20]
- 初本塁打:2024年6月14日、対阪神タイガース1回戦(みずほPayPayドーム福岡)、5回裏に伊藤将司から左越2ラン
- 初盗塁:2025年4月15日、対東北楽天ゴールデンイーグルス1回戦(みずほPayPayドーム福岡)、5回裏に二盗(投手:藤井聖、捕手:太田光)[21]
背番号
- 33(2024年 - )
代表歴
脚注
関連項目
外部リンク
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