店屋町
福岡市博多区の地名 ウィキペディアから
店屋町(てんやまち)は、福岡県福岡市博多区の地名。現行の行政地名は 店屋町(住居表示実施済)[3][4]。面積は7.20ヘクタール[5]。2023年3月末現在の人口は638人[1]。郵便番号は812-0025[2]。
地理
福岡市の都心とされる中央区天神の東北東約1.1キロメートル、博多区の北西部に位置する。北東で大博通りを挟んで
都市計画
店屋町を含む地区の都市計画における位置づけについては、2012年(平成24年)12月21日に策定された『第9次福岡市基本計画』[6][注釈 1]の「都市空間構想図」において、「都心部」[注釈 2]に含まれている。都心部のなかでも特に天神・渡辺通地区、博多駅周辺地区、ウォーターフロント地区(博多ふ頭及び中央ふ頭)の3地区が都心部の核とされており、店屋町を含む地区はその3地区に囲まれている。「福岡市都市計画マスタープラン」[8]において定められた方針については次のとおりである。交通ネットワークとして都市の骨格となる明治通りの沿道や幹線道路である大博通りの沿道は、商業、業務、サービス施設や中高層住宅などが連続した「都市軸」や「沿道軸」に位置付けられている。市街地のエリアとしては、住宅を中心に歴史、伝統、文化が息づき、都心機能を支援する業務施設、商業施設が共存する「複合市街地ゾーン」に位置付けられ、職住が調和した複合市街地づくりと良好な街並みの形成、歴史的景観を保全、創造するための歴史的街並みづくりなどがまちづくりの視点とされている。用途地域は町内の全域が商業地域に指定されている[9]。
語源
地名の「店屋町」については、「袖の湊」のころ、隣町の
歴史
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町域の変遷
現在の店屋町に当たる区域は1945年(昭和20年)の空襲で焼失し、戦後の復興を経て、1966年(昭和41年)に
行事
博多において櫛田神社の奉納神事として毎年7月1日から15日にかけて行われる
人口
店屋町について、それぞれ人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[1]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。
- 2001年(平成13年):467
- 2002年(平成14年):503
- 2003年(平成15年):489
- 2004年(平成16年):479
- 2005年(平成17年):483
- 2006年(平成18年):518
- 2007年(平成19年):558
- 2008年(平成20年):595
- 2009年(平成21年):564
- 2010年(平成22年):573
- 2011年(平成23年):590
- 2012年(平成24年):582
- 2013年(平成25年):568
- 2014年(平成26年):609
- 2015年(平成27年):613
- 2016年(平成28年):617
- 2017年(平成29年):611
- 2018年(平成30年):623
- 2019年(令和元年):639
- 2020年(令和2年):631
- 2021年(令和3年):617
- 2022年(令和4年):647
主な施設
公共・公益施設
教育施設
町内に公立の小・中学校は存在しないが、校区については、小学校区、中学校区についてそれぞれ次の学校の校区に属する[11]。
名所・旧跡
- 名所・旧跡の写真
- おポンプ様
交通
道路
主な幹線道路は次の通り。
都市高速道路
都市高速道路としては福岡高速環状線が町域の北西側及び北東側に通っており、町外ではあるが、最寄りの出入り口としては次のものがある。
県道
県道の主要なものは次のとおり。
- 県道の写真
- 大博通り、呉服町交差点より南東側の眺望(左:上呉服町、右:店屋町)
市道
福岡市が管理する市道の主要なものは次のとおり。
幹線道路以外の市道
町内の市道には、歴史的な由来や地域の特性などに基づいた愛称付きの区画道路がある[12]。
鉄道
バス
バスについては、西日本鉄道株式会社が運営する西鉄バスが運行しており、次の停留所がある[14]。
- 明治通り沿い:土居町
- 大博通り沿い:呉服町
脚注
関連項目
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