Remove ads
山口市にある複数の商店街の総称 ウィキペディアから
山口市中心商店街(やまぐちしちゅうしんしょうてんがい)は、山口県山口市にある商店街と、その名前と同名の連合会組織である。 250以上の店舗が集約されており、空き店舗率も10%台前半程度を前後している。 歴史も古く、各商店街の名前のルーツは南北朝時代までさかのぼっており、山口三大祭と言われる山口祇園祭、山口七夕ちょうちんまつり、山口天神祭の3つのお祭りはこの商店街を舞台にしている。 萩往還と石州街道の影響もあり、参勤交代や明治維新の陰の舞台としても存在した。
以下の7つの商店街が複合的に集まっている状態であり、実質的に一帯となった商業空間を成している。
このうち、西門前 - 道場門前 - 米屋町 - 中市の各商店街は東西に延びる約700mの一連のアーケード内にあり、中市商店街の東に大市商店街(アーケードの外だが一連の通り沿い)が、南北に延びる県道山口秋穂線沿い(アーケードとは道場門前と米屋町の間で交差)に駅通り(アーケード南側)と新町(アーケード北側)の各商店街が連なっている。
中心市街地の衰退に伴って生じた空き店舗を利用して、山口市市民活動支援センター『さぽらんて』、育児支援交流スペース『てとてと』、アンテナショップ『名産店やまぐちさん』などの特色ある施設が見られる。かつては山口市唯一の百貨店である『ちまきや』が中市商店街に出店していたが2008年8月末で閉店、ほかサティやダイエーも出店していたが、いずれも1998年に撤退している。現在ダイエー跡には生活協同組合コープやまぐちが出店し、ちまきや跡には『山口井筒屋』が2008年10月3日に開店した。 近年は空き店舗も減少しており、山口県下では有数の空き店舗が少ない商店街である。
現在、7つの各商店街はそれぞれ独自に商店街組織を構成しており、中心商店街全体を指す商店街組織として「山口市商店街連合会」という組織が設立されている。 山口商工会議所を中心に「山口市中心市街地活性化協議会」が設立された後、より一体的な活性化を模索している状況にある。
山口ケーブルビジョンで放映された「CP戦士ぶちエージャー」(現在は終了)のロケ地。
新町商店街沿いの米屋町バス停が商店街全体の最寄りとなる。山口市内を運行する路線バス(防長交通・中国JRバス防長線)が停車するほか、山口市内を発着する高速バスの主要停留所(『山口米屋町』バス停)となっており、山口市における交通拠点の一つとなっている。
米屋町バス停に停車する各バス(防長交通の高速バスを除く)は山口駅を経由する。
米屋町バス停に停車する路線バス
米屋町バス停に停車する高速バス
また、山口井筒屋北の県道宮野大歳線沿いには西京橋バス停(かつては「西京橋ちまきや前」を名乗っていた時期もある)があり、こちらは防長バスの山口市内線(新山口駅 - 湯田温泉 - 宮野方面)の大半と東京行き高速バス「萩エクスプレス」が停車する。
自家用車利用の多い山口市近郊の交通事情を反映し、周辺の9つの民間駐車場と提携しており、商店街での利用額に応じて駐車料金の割引が受けられるようになっている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.