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富良野スキー場
北海道富良野市にあるスキー場 ウィキペディアから
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富良野スキー場(ふらのスキーじょう)は、北海道富良野市にあるスキー場。運営会社は株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド。
「北海道パウダーベルト」に位置するメインスキー場の一つ。
概要
富良野芦別道立自然公園になっており[2]、北の峰ゾーンと富良野ゾーンの2つのエリアがある。
1977年(昭和52年)の『FISワールドカップ』開催を機に世界に知られるようになり、以後国際クラスの大会が度々開催されており、外国人客も増加している。
近年増加しているバックカントリーによる事故への対策を講じ始めている[3][4]。スキー場管理区域外へは指定のゲートから出る・登山届を提出・バックカントリーに必要な装備をする・管理区域外での行動は自己責任・等のルール遵守を強く求めている。
営業期間は富良野ゾーンが11月下旬から5月上旬頃まで、北の峰ゾーンが12月中旬から3月下旬頃までとなっている。 夏期シーズンは富良野ロープウェーが6月中旬から10月中旬まで運行する。
歴史
「富良野スキー場の歴史」参照[5]
- 1931年(昭和 6年) 林次郎が富良野西岳に山小屋を建て「北の峰小屋」と名付けたことから「北の峯」と呼ばれるようになる。
- 1956年(昭和31年) スキー愛好家であった高松宮宣仁親王を招待。
- 1962年(昭和37年) 市民から出資を募り「北の峯観光開発」を設立、ロッジとリフトを整備し北の峰スキー場として営業開始。
- 1972年(昭和47年) プリンスホテル(西武グループ)がスキー場の営業譲受[6]。
- 1975年(昭和50年) 『第30回国民体育大会』スキー競技会[7]、『全日本スキー選手権』開催。
- 1977年(昭和52年) 『FISワールドカップ』(アルペンワールドカップ富良野大会)開催に際してスキー場名を富良野スキー場に改称。
- 1982年(昭和57年) 富良野ゾーンオープン。
- 1991年(平成 3年) 『1991年冬季ユニバーシアード』滑降競技開催。
- 1995年(平成 7年) この年までに『FISワールドカップ』を10回開催。
- 2002年(平成14年) 「富良野ゴンドラ」廃止し代替として「富良野ロープウェー」完成[8]。
- 2007年(平成19年) 2年連続で『スノーボード・ワールドカップ』開催。
- 2010年(平成22年) 『全国高等学校スキー大会』アルペンスキー競技開催。
- 2016年(平成28年)2月 これまでゲレンデ最高地点として表記してきた標高1,209mは誤りで、実際は1,065m前後ではないかという外部からの指摘があり、富良野スキー場は2015-2016シーズン終了後に外部の専門会社に調査を依頼し、誤りであった場合は直ちに表記を訂正すると発表した[9]。そして2016-2017シーズンから、最高地点は1,074mに改められ、同時に最低地点もこれまでの245mから235mに改められた。
- 2020年(令和2年) 2020-2021シーズンからコース名称が「プリンスコース」→「C1コース」のように英字+数字に改名された。英字は利用索道を示している。
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施設
要約
視点
- 北の峰ゾーン
- 北の峰ステーション(北の峰ゴンドラの駅)
- トイレ、更衣室、ロッカー、売店、チケットセンター、パトロール救護室
- 北の峰ターミナル (北の峰ステーション隣)
- レンタルショップ
- 1F 北の屋台(レストラン・無料休憩所)
- 2F レストラン 海山北(うみやまきた)、ふらの雪の保育園[10]
- 北の峰ステーション(北の峰ゴンドラの駅)
- 富良野ゾーン
- 富良野ステーション(富良野ロープウェー山麓駅)
- トイレ、更衣室、ロッカー、売店、レンタルショップ、富良野チケットセンター、パトロール救護室
- 富良野ステーション隣
- 無料休憩所、ラーメンコーナー
- レストラン ダウンヒル(富良野ロープウェー山頂駅横)
- 新富良野プリンスホテル GF(ゲレンデフロア)内 コーヒーショップ ラベンダー スキーブーツのまま昼食に利用できる。
- 新富良野プリンスホテル内 富良野温泉「紫彩の湯」宿泊者以外も利用できる。
- 富良野ステーション(富良野ロープウェー山麓駅)
コース
初級40%、中級40%、上級20%[11]
富良野ゾーンから北の峰ゾーンへは、ロープウェー山頂駅からの連絡コースで滑り込めるが、途中ほぼフラットになる部分があり漕ぐ必要がある。 北の峰ゾーンから富良野ゾーンへは、連絡リフトを使用して移動できる。
富良野ゾーンのザイラーコースは基本的には整地の中級コースだが、前夜降雪があった場合、朝は非圧雪新雪でコースオープンする「ノンパックコース」となる(状況により一時クローズして圧雪する場合あり)。
北の峰ゾーン
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富良野ゾーン
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索道
北の峰ゾーン、富良野ゾーンにそれぞれ初心者練習用スノーエスカレーターもある。
周辺
北の峰ゾーンの麓は富良野プリンスホテルはじめ、ホテルやペンションなどが立地している。富良野ゾーンの麓は新富良野プリンスホテルはじめ、ニングルテラス、富良野・ドラマ館、ふらの歓寒村(冬期のみ)、Soh's BAR(ソーズ・バー)、森の時計などがある。富良野プリンスホテルから新富良野プリンスホテルまでは約4km離れている[12]。
アクセス
- 車を利用する場合
- 札幌から道央自動車道(札幌IC - 三笠IC)・北海道道116号岩見沢三笠線・国道452号・北海道道135号美唄富良野線経由で114km(約2時間)
- 札幌から道央自動車道(札幌IC - 滝川IC)・国道38号経由で143km(約2時間30分)
- 旭川から国道237号で60km(約1時間30分)
- 帯広から国道38号で116km(約2時間30分)
- 鉄道を利用する場合
- 飛行機を利用する場合
脚注
関連項目
外部リンク
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