名古屋市北区の地名 ウィキペディアから
安井(やすい)は、愛知県名古屋市北区の町名。現行行政地名は安井一丁目から安井四丁目と安井町(字河野・薬師浦)。安井一丁目から安井四丁目は住居表示実施、安井町は住居表示未実施地域[WEB 6]。
名古屋市北区、庄内川及び矢田川の左岸に位置する。町内に小さな丘が東西に長く伸びており、丘の上に多くの神社がある。その丘の北側、町の中央を惣兵衛川(庄内用水)が流れる。
ほぼ全域が市街地で人口が多く、住宅地と古くからの工業用地が混在している。
江戸時代までは矢田川が今よりも南側に流れていたため、安井は庄内川と矢田川に挟まれた湿地帯の中にある村落であった。村内を木曽街道が縦断していた。
1573年から1592年には、織田信長の家臣、浅野長勝が築いた安井城があった。
名古屋城の北に位置することから、名古屋城からの抜け穴があるとの伝説がある[要出典]。
『尾張国地名考』によると水が豊かであり、玉野川の水を当地において自在に汲んで用いていたことによるという[1]。また、『城北小学校誌』は安井なる武士の居住地であったことに由来するという言い伝えを紹介し、『蓬州旧勝録』には「安居」の字が転じて「安井」となったとあるという[2]。
西春日井郡安井村当時の字は以下の通りである。読み及び配列は『愛知県地名収攬』275頁による。[6]
2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
国勢調査による人口の推移
2000年(平成12年) | 5,091人 | [WEB 7] | |
2005年(平成17年) | 4,656人 | [WEB 8] | |
2010年(平成22年) | 4,404人 | [WEB 9] | |
2015年(平成27年) | 4,132人 | [WEB 10] |
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 11]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 12]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|
安井一丁目 | 全域 | 名古屋市立城北小学校 | 名古屋市立北陵中学校 | 尾張学区 |
安井二丁目 | 全域 | |||
安井三丁目 | 全域 | |||
安井四丁目 | 全域 |
地内に鉄道路線は存在せず、名古屋市営バスが安井町・安井町東・金田町五丁目・金田町二丁目の4停留所を設置し、以下のような路線が発着している。
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