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好摩駅

岩手県盛岡市好摩にあるIGRいわて銀河鉄道・東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

好摩駅map
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好摩駅(こうまえき)は、岩手県盛岡市好摩字上山(かみやま)にある、IGRいわて銀河鉄道東日本旅客鉄道(JR東日本)の。両社の共同使用駅で、IGRいわて銀河鉄道の管轄駅である。

概要 好摩駅, 所在地 ...
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東口(2023年9月)
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乗り入れ路線

IGRいわて銀河鉄道のいわて銀河鉄道線と、JR東日本の花輪線が乗り入れている。花輪線は当駅が起点であるが、すべての列車が片乗り入れの形でいわて銀河鉄道線盛岡駅まで直通する。

歴史的に、現在のいわて銀河鉄道線区間は、日本鉄道の路線として開業し、その後省線、国鉄を経てJR東日本へと経営母体は変わったが、常に東北本線の一部区間として管理されてきた。この間、各時代、各事業者によって単独管理されてきたが、2002年(平成14年)12月1日に、東北新幹線八戸駅延伸に伴い並行在来線が経営分離されると、東北本線の盛岡駅 - 目時駅間はいわて銀河鉄道線となった。

こうした歴史から、現在もJR花輪線の列車はいわて銀河鉄道線盛岡駅まで乗り入れており、連絡乗車券が発売されている。一方、JR花輪線といわて銀河鉄道線いわて沼宮内駅青い森鉄道八戸駅方面を当駅で乗り換える際には、連絡乗車券がなく、各社線ごとに乗車券を購入する必要がある。

東北本線の時代には、特急はつかり」や、急行よねしろ」・「十和田」などの優等列車も停車していた。

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歴史

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旧駅舎(2007年8月)
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駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。IGRとJR東日本との社界は、駅北方にある花輪線のカーブ上にある場内信号機であり、境界標識は場合によってはグーグルストリートビューでも見ることができる。

IGRいわて銀河鉄道盛岡駅管理で、日中のみ駅員が配置される直営駅となっている。なお、JR時代は駅長配置の管理駅で、みどりの窓口設置駅であった。

駅舎には出札窓口のほか、IGRの自動券売機がある。JRは一部の区間(好摩からの花輪線と盛岡接続の東北本線主要駅)の乗車券のみ自動券売機で販売されており、花輪線の回数券定期券の取り扱いはない。

好摩駅周辺整備事業の一環として、2009年(平成21年)1月30日より駅舎の建て替え工事が行われ[5]、2011年(平成23年)5月15日に新たな橋上駅舎での営業を開始するとともに、駅の東西を結ぶ自由通路「ふれあい通路」や東口(バス・タクシー乗り場)が新設された[1]

花輪線の列車は当駅での乗務員引継ぎをせず、盛岡駅 - 当駅間もJRの乗務員(運転士・車掌)が担当している。

のりば

さらに見る 番線, 路線 ...
  • 上り列車は、花輪線からの直通列車(おもに1番線を使用)を含む。

利用状況

要約
視点

IGRいわて銀河鉄道

2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員1,453人である[IGR 1]

開業後の推移は以下のとおりである。

さらに見る 1日平均乗降人員推移(IGRいわて銀河鉄道), 年度 ...

JR東日本

2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員396人である[JR 1](IGRいわて銀河鉄道からの連絡人員を含む)。

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

さらに見る 1日平均乗車人員推移(JR東日本), 年度 ...
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駅周辺

東側

西側

その他

  • 石川啄木がこの駅から列車で上京した。啄木生家の現在の最寄り駅は渋民駅であるが、当時はまだ開業していなかった。
  • 1960年代終わりから1980年代半ばにかけて、客車と気動車とが併結された珍しい列車が運行され、当駅で切り離し作業を行っていた。客車(539列車)は沼宮内行き、気動車(927D)は花輪線に入って大館まで運転されていた。

隣の駅

IGRいわて銀河鉄道
いわて銀河鉄道線
渋民駅 - 好摩駅 - 岩手川口駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)
花輪線(盛岡駅 - 当駅間いわて銀河鉄道線)
渋民駅 - 好摩駅 - 東大更駅

脚注

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参考文献

関連項目

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外部リンク

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