奈良交通西大和営業所(ならこうつうにしやまとえいぎょうしょ)は、奈良県北葛城郡王寺町にある奈良交通の営業所。かつては真美ヶ丘車庫があったが廃止され、当営業所に統合された。最寄りバス停留所は「泉の広場」。奈良県道14号沿い。
一般路線バスは西和地区と呼ばれる香芝市・生駒郡4町・北葛城郡4町の計9市町村を中心に、大和郡山市や奈良市へも足を延ばし、走行自治体数は11となる。西和地区1市7町のコミュニティバスも受託する。かつては大和高田市や大阪府柏原市にも路線があった。
三郷駅、王寺駅(北口/南)、五位堂駅、近鉄郡山駅を主なターミナルとする(当記事ではこの並び順に沿って各路線を解説する)。
三郷線
- 28:三郷駅 - 立野南二丁目 - 奈良学園大学東口 - 西和清陵高校 - 勢野北三丁目 - 明治橋 - 王寺駅(北口)
- 29:三郷駅 - 立野南二丁目 - 奈良学園大学東口 - 西和清陵高校 - 勢野北三丁目 - 三郷中央公園 - 明治橋 - 王寺駅(北口)
- 廃止系統
- 15:三郷駅 - 三郷今井 - 湯ノ口 - 城山台一丁目 - 信貴山下駅
- 20:三郷駅 - 三郷今井 - 湯ノ口 - 西和清陵高校 - 万葉荘園 - 信貴山下駅
- 33:三郷駅 → 三郷今井 → 湯ノ口 → 城山台一丁目 → 信貴山下駅 → 万葉荘園 → 湯ノ口 → 三郷今井 → 三郷駅(城山台循環・内回り)
- 35:三郷駅 → 三郷今井 → 湯ノ口 → 万葉荘園 → 信貴山下駅 → 城山台一丁目 → 湯ノ口 → 三郷今井 → 三郷駅(城山台循環・外回り)
- 路線沿革
- 2013年4月1日:28系統(初代)が新設される。
- 2015年4月1日:
- 29系統が新設され、15・20・33・35系統が廃止される。
- 「三郷今井」停留所が「立野南二丁目」に、「湯ノ口」停留所が「奈良学園大学東口」に、「イーストヒルズ勢野西」停留所が「奈良学園大学信貴山グラウンド」にそれぞれ改称される。
- 2017年4月1日:三郷中央公園を経由しない28系統(2代目)が新設され、日中時間帯以外の29系統を置き換える。
信貴山線
- 16:信貴山下駅 - 万葉荘園 - 西和清陵高校 - 信貴山
- 18:信貴山下駅 → 万葉荘園
- 32:信貴山下駅 - 万葉荘園 - 西和清陵高校 - 信貴山 - 信貴山門
- 42:王寺駅(北口) - 明治橋 - 信貴山下駅 - 万葉荘園 - 西和清陵高校 - 信貴山 - 信貴山門
- 43:王寺駅(北口) - 明治橋 - 信貴山下駅 - 城山台一丁目 - 城山台五丁目 - 西和清陵高校 - 信貴山 - 信貴山門
廃止された西信貴ケーブルの代替路線であり、経路の殆どが勾配区間となっている。2012年4月から信貴山門へ路線が延伸され、高安山方面への近鉄バスとの乗換が可能となった。
- 路線沿革
- 2012年4月28日:32系統が新設される。
- 2013年4月1日:42系統が新設され、日中時間帯の32系統を置き換える。
- 2015年4月1日:43系統が新設され、42系統の一部を置き換える。
王寺シャープ線
- 62:王寺駅(北口) - 笠町 - 竜田大橋 - 斑鳩町役場 - 法隆寺前
- 63:王寺駅(北口) - 笠町 - 竜田大橋 - 斑鳩町役場 - 法隆寺前 - 中宮寺前 - 幸前口 - 椎木 - 筒井駅 - 国道横田
- 92:王寺駅(北口) - 笠町 - 竜田大橋 - 斑鳩町役場 - 法隆寺前 - 中宮寺前 - 幸前口 - 椎木 - 筒井駅 - 国道横田 - 番匠田中 - シャープ前
- 廃止系統
- 60:王寺駅(北口) - 笠町 - 竜田大橋 - 斑鳩町役場 - 法隆寺前 - 中宮寺前 - 幸前口 - 椎木 - 筒井駅 - 国道横田 - 番匠田中 - シャープ前 - JR奈良駅 - 近鉄奈良駅 - 高畑町
- 路線沿革
- 2008年3月14日:60系統が廃止され、路線名が「奈良王寺線」から「王寺シャープ線」に改称される[1]。
- 2010年3月26日:バスロケーションシステムが導入される[2]。
西大和団地線
- 2:王寺駅(南) - 王寺町役場 - 星和台一丁目 - 中山台二丁目 - 片岡台三丁目 - 桜ヶ丘三丁目 - 桜ヶ丘一丁目
- 急行2:王寺駅(南)→ 星和台一丁目 → 中山台二丁目 → 片岡台三丁目 → 桜ヶ丘三丁目 → 桜ヶ丘一丁目
- 2020年3月14日のダイヤ改正で新設。朝時間帯のみ運行。王寺町役場、葛下を通過する。
- 4:王寺駅(南) → 王寺町役場 → 星和台一丁目 → 中山台二丁目 → 広瀬台二丁目 → 桜ヶ丘一丁目 → 桜ヶ丘三丁目 → 片岡台三丁目 → 中山台二丁目 → 星和台一丁目 → 王寺町役場 → 王寺駅(南)(西大和団地循環・外回り)
- 5:王寺駅(南) - 王寺町役場 - 星和台一丁目 - 中山台二丁目 - 広瀬台二丁目 - 桜ヶ丘一丁目
- 6:王寺駅(南) → 王寺町役場 → 星和台一丁目 → 中山台二丁目 → 広瀬台二丁目 → 桜ヶ丘一丁目 → 桜ヶ丘三丁目
- 9:片岡台三丁目 → 中山台二丁目 → 大輪田駅
日中はおもに2系統(片岡台経由)・5系統(広瀬台経由)が、夕方以降は広瀬台先回りの4系統・6系統が運行される。
- 廃止系統
- 1:片岡台三丁目 → 中山台二丁目 → 星和台一丁目 → 王寺町役場 → 王寺駅(南)
王寺五位堂線
- 3:王寺駅(南)- 王寺町役場 - 星和台一丁目 - 中山台二丁目 - 片岡台三丁目 - 下牧南口 - 上牧町文化センター - 上牧町役場 - 上牧出合
- 13:王寺駅(南)-(この間上記の3系統に同じ)- 上牧出合 - 馬見北九丁目 - 香芝高校 - 真美ヶ丘一丁目 - 五位堂駅
- 15:王寺駅(南)-(この間上記の3系統に同じ)- 上牧町文化センター - ラスパ西大和 - 上牧出合
- 16:王寺駅(南)-(この間上記の3系統に同じ)- 上牧町文化センター - ラスパ西大和 - 米山台 - 服部記念病院
- 廃止系統
- 8:王寺駅(南) -(この間上記の3系統に同じ)- 上牧町役場 - 米山台 - 服部記念病院
- 14:王寺駅(南)- 王寺町役場 - 星和台一丁目 - 中山台二丁目 - 星和台二丁目 - 片岡台三丁目 - 桜ヶ丘三丁目 - 桜ヶ丘一丁目 - 桜ヶ丘三丁目 - 下牧南口 - 上牧町文化センター - アピタ西大和 - 上牧出合 -(この間上記の13系統に同じ)- 五位堂駅
- 17:王寺駅(南)-(この間上記の3系統に同じ)- 上牧町文化センター - ラスパ西大和 - 上牧出合 -(この間上記の13系統に同じ)- 五位堂駅
- 19:王寺駅(南)- 王寺町役場 - 星和台一丁目 - 中山台二丁目 - 星和台二丁目 - 片岡台三丁目 - 桜ヶ丘三丁目 - 桜ヶ丘一丁目 - 桜ヶ丘三丁目 - 下牧南口 -(この間上記の13系統に同じ)- 五位堂駅
- 路線沿革
- 2013年12月16日:14・15系統が新設される[3]。
- 2016年3月19日:
- 8・14系統が廃止される[4]。
- 16・17・19系統が新設される[4]。
- 2020年3月14日:施設名の改称に伴い、「アピタ西大和」停留所が「ラスパ西大和」に改称される。
- 2022年3月12日:19系統が廃止される(13系統に置き換え)[5]。
- 2023年3月18日:17系統が廃止される(13系統に置き換え)[6]。
王寺ニュータウン線
- 21:王寺駅(南) - 追分 - 天平台 - 明神一丁目 - 明神四丁目
- 23:王寺駅(南) - 大峯 - 南元町 - 明神一丁目 - 明神四丁目
- 25:王寺駅(南) → 大峯 → 南元町 → 明神一丁目 → 明神四丁目 → 畠田八丁目 → 王寺本町二丁目 → 王寺町役場 → 王寺駅(南)(王寺ニュータウン循環・内回り)
- 26:王寺駅(南) → 王寺町役場 → 王寺本町二丁目 → 畠田八丁目 → 明神四丁目 → 明神一丁目 → 南元町 → 大峯 → 王寺駅(南)(王寺ニュータウン循環・外回り)
2023年10月1日現在、25系統は午後に、26系統は午前にそれぞれ運行。
- 廃止系統
- 12:明神一丁目 → 明神四丁目 → 畠田八丁目 → 王寺本町二丁目 → 王寺町役場 → 王寺駅(南)
- 82:王寺駅(北口) - 王寺町役場 - 王寺本町二丁目 - 畠田八丁目 - 明神四丁目 - 明神一丁目
- 王寺駅南口ロータリーの混雑対策のため、おおむね午前8:30までは北口発着の当系統が運行されていた。
- 路線沿革
- 2023年10月1日:12・82系統が廃止され、21・23系統の一部の便と共に26系統に置き換えられる。[7]
白鳳台住宅線
- 10:王寺駅(南) - 王寺町役場 - 畠田八丁目 - 畠田南 - 白鳳台(はくほうだい)二丁目
- 日中時間帯の白鳳台二丁目行き6本は、白鳳台中央 - 白鳳台二丁目間で白鳳台二丁目南を経由する。
- 80:王寺駅(北口) - 王寺町役場(白鳳台二丁目ゆきのみ停車)- 畠田八丁目 - 畠田南 - 白鳳台二丁目
- 王寺駅南口ロータリーの混雑対策のため、おおむね午前8:30までは北口発着の当系統が運行される。
西真美線
- 31:五位堂駅 - 西真美(にしまみ)三丁目 - 西真美二丁目 - 西真美
2023年10月1日現在、朝夕のみ運行。
真美ヶ丘線
- 32:五位堂駅 - 真美ヶ丘一丁目 - 真美ヶ丘東小学校 - 馬見南二丁目
- 34:五位堂駅 - 真美ヶ丘一丁目 - 香芝高校 - 馬見北九丁目 - 馬見北六丁目 - 馬見北一丁目
- 35:五位堂駅 - 真美ヶ丘一丁目 - 真美ヶ丘東小学校 - 馬見南六丁目 - 馬見中二丁目 - 馬見北一丁目 - - 馬見北三丁目
- 36:五位堂駅 → 真美ヶ丘一丁目 → 真美ヶ丘東小学校 → 馬見南六丁目 → 真美ヶ丘センター → 香芝高校 → 真美ヶ丘一丁目 → 五位堂駅(五位堂真美ヶ丘循環)
- 37:五位堂駅 - 真美ヶ丘一丁目 - 香芝高校 - 真美ヶ丘センター - 馬見南六丁目 - 馬見南二丁目
- 43:五位堂駅 - 西真美三丁目 - 真美ヶ丘東小学校 - 馬見南六丁目 - 馬見中二丁目 - 馬見北一丁目 - 馬見北三丁目 - 馬見丘陵公園
- 45:五位堂駅 -(この間上記の43系統に同じ)- 馬見北三丁目
2023年10月1日現在、32・36系統は平日ダイヤ施行日の朝方のみ運行、昼間時間帯は34・37・43系統がそれぞれ1時間あたり2本(土曜・休日ダイヤ施行日は1時間あたり1本)運転される。
- 廃止系統
- 33:五位堂駅 - 真美ヶ丘一丁目 - 真美ヶ丘東小学校 - 馬見南六丁目 - 馬見中二丁目 - 馬見北一丁目 - 馬見北三丁目 - 馬見丘陵公園
- 路線沿革
2023年10月1日:33系統の全便と35系統の日中・夜間の便をそれぞれ新設の43・45系統に置き換え、31系統は朝夕のみの運行に変更される。[7]
奈良法隆寺線
- 51:近鉄郡山駅 → やまと郡山城ホール → 矢田筋 (とんまさ前)→ 片桐池の内 → 小泉 → 幸前口 → 中宮寺前 → 法隆寺前
- 88:春日大社本殿 → 県庁前 → 近鉄奈良駅 → JR奈良駅 → 大森町 → 三条大路五丁目 → 唐招提寺東口 → 薬師寺東口 → 小川町 → やまと郡山城ホール → 近鉄郡山駅
- 97(→)・98(←):法隆寺前 - 中宮寺前 - 法起寺前 - 片桐西小学校 - 郡山総合庁舎(平日ダイヤの開庁時間帯のみ経由)- 片桐池の内 - 矢田筋 - やまと郡山城ホール - 近鉄郡山駅 - やまと郡山城ホール - 小川町 - 薬師寺駐車場(一部便は経由せず)- 薬師寺東口 - 唐招提寺東口 - 三条大路五丁目 - 大森町 - JR奈良駅 - 近鉄奈良駅 - 県庁前 - 春日大社本殿
- 97・98系統には「奈良・西の京・斑鳩回遊ライン」の愛称があり、同系統への充当車両は専用のヘッドマークを装着する。
- 2023年10月1日現在、51系統は休日ダイヤ施行日の朝方(8時台)に法隆寺前ゆき1本のみを、88系統は夕方に近鉄郡山駅ゆき1本のみを運行。また97系統の最終便(16時台)は県庁前までの運行となっている。
- 廃止系統
- 50:法隆寺前 - 中宮寺前 - 法起寺前 - 片桐西小学校 - 片桐池の内 - 矢田筋 - やまと郡山城ホール - 近鉄郡山駅
- 52:法隆寺前 - 中宮寺前 - 幸前口 - 小泉 - 片桐池の内 - 矢田筋 - やまと郡山城ホール - 近鉄郡山駅 - やまと郡山城ホール - 小川町 - 薬師寺東口 - 唐招提寺東口 - 三条大路五丁目 - 大森町 - JR奈良駅 - 近鉄奈良駅 - 県庁前 - 東大寺大仏殿・春日大社前(復路は東大寺大仏殿・国立博物館始発)
- 89:近鉄郡山駅 -(この間上記の52系統に同じ)- 東大寺大仏殿・春日大社前(復路は東大寺大仏殿・国立博物館始発)
- 98(初代):法隆寺前 -(この間上記の52系統に同じ)- 県庁前 - 春日大社本殿
- 路線沿革
- 2008年12月16日:89系統が廃止される。
- 2013年3月17日:平日ダイヤの開庁時間帯に限り、97系統が郡山総合庁舎を経由するようになる。
- 2018年3月17日:
- 52系統・98系統(初代)が廃止される。
- 外国人観光客の誤乗防止のため、97系統の復路(法隆寺前行き)を、98系統(2代目)として分離する。
- 2020年3月14日:50系統が廃止される。
郡山小泉線
- 20:近鉄郡山駅 - やまと郡山城ホール - 矢田筋(とんまさ前) - 奈良高専 - 横山口 - 矢田寺前
- 71:近鉄郡山駅 - やまと郡山城ホール - 矢田筋(とんまさ前) - アピタ - 奈良高専 - 横山口 - 矢田山町 - 泉原町 - 松尾寺口 -片桐西小学校 - 慈光院 - 大和小泉駅東口
- 72:近鉄郡山駅 - やまと郡山城ホール - 矢田筋(とんまさ前) - 奈良高専 - 横山口 - 矢田山町 - 泉原町 - 松尾寺口 - 慈光院 - 片桐西小学校 - 大和小泉駅東口
- 73:大和小泉駅東口 -(この間上記の71系統に同じ)- 矢田山町
2007年(平成19年)10月1日、郡山斑鳩線と小泉矢田線を統合する形で運行開始[8]。運行開始以来エヌシーバス郡山営業所(委託/小型バス使用)と共管していたが、2023年(令和5年)3月18日のダイヤ変更にて当所での単独運行(全便大型バス使用)に変更された[6]。
奈良学園線
- 24:近鉄郡山駅 - やまと郡山城ホール - 矢田筋 - 片桐池の内 - 片桐西小学校 - 山田町 - 奈良学園
- 急行・文:近鉄郡山駅 → 奈良学園
- 急行・文:大和小泉駅東口 - 山田町 - 奈良学園(途中山田町のみ停車)