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かつて日本の新潟県新潟市にあった新潟臨海鉄道の駅 ウィキペディアから
太郎代駅(たろうだいえき)は、かつて新潟県新潟市(現・北区)太郎代にあった新潟臨海鉄道太郎代線の貨物駅(廃駅)である。太郎代線の廃線に伴い、2002年(平成14年)10月1日に廃止された。
地上駅。駅周辺のコープケミカル(現・片倉コープアグリ)新潟工場や小野田化学工業新潟工場、全農グリーンリソース新潟支社、三菱ガス化学の専用線が接続していた。
廃止時まで使用されていたのは三菱ガス化学の専用線とコープケミカルの専用線、クラレのアセトン荷役線であった。三菱ガス化学専用線ではメタノールを中条駅や北上駅、秋田港駅に向けて発送していた。クラレのアセトン荷役線では、海外からタンカーで輸入されたアセトンを貨車に積み替えて中条駅に発送していた。コープケミカル専用線では濃硫酸の発送が行われていたほか、1999年以降は毎年9月ごろに限りコンテナを使用した肥料の発送が行われていた。
「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年
当駅は新潟港東港区の中央水路西地区にあり、駅の周辺は「新潟東港臨海工業地帯」で多くの工場がある。駅の西側を南北に新潟県道158号島見豊栄線が通っていた。
当駅跡地は一部が宅地化されているが、その他は新潟県の所有地となっている。2014年(平成26年)4月現在、新潟県がYahoo!オークションの官公庁オークションにて当駅跡地の売却を予定している[1]。
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