大山隠岐国立公園
鳥取県・島根県・岡山県の3県にまたがって所在する国立公園 ウィキペディアから
鳥取県・島根県・岡山県の3県にまたがって所在する国立公園 ウィキペディアから
大山隠岐国立公園(だいせんおきこくりつこうえん)は、鳥取県・島根県・岡山県の3県にまたがって所在する国立公園。元々は1936年2月1日に十和田国立公園(現・十和田八幡平国立公園)、吉野熊野国立公園、富士箱根国立公園(現・富士箱根伊豆国立公園)とともに大山を中心とする限られた地域が指定されたのが始まりである。
面積は69,410.5ha(陸域:35,353ha、海域:34,057.5ha)で、陸域では国有地、公有地が半分近くを占める。大山や蒜山、三瓶山などの山岳景観と島根半島、隠岐島などの海岸景観との調和が取れた公園で、山陰の中央部を代表する景勝地が集結している。
大山隠岐国立公園は大きく分けると、
の4箇所に分かれそれぞれ個性が異なっている。
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大山、三瓶山、蒜山
三瓶山は約4,000年前に最後の活動をおこなった火山で、(火山噴火予知連絡会・気象庁による定義上)活火山に指定されている。山体は、カルデラ地形とその内側の男三瓶、女三瓶、孫三瓶、子三瓶などの溶岩円頂丘群で構成されている。古来より信仰の山として知られ、『出雲国風土記』にも佐比売山として名が登場する。穏やかな山容を見せ、また自然のブナ林がみられる。
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