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日本の大阪府大阪市にある食品メーカー ウィキペディアから
大塚食品株式会社(おおつかしょくひん)は、大阪府大阪市中央区に本社を置く食品メーカー。大塚製薬を中心とした大塚グループの一員で、大塚化学の子会社であったが、2018年4月1日をもって大塚ホールディングスの完全子会社となった。
レトルトカレーの『ボンカレー』で有名である。この他にも『シンビーノ ジャワティストレート』や『MATCH』などの清涼飲料水や蒟蒻を主原料とした米粒状の食材『マンナンヒカリ』などの商品を製造・販売する。また大輪会の会員企業である[2]。なお大塚グループでは他に大塚化学が大輪会に参加している[2]。
当初、製薬会社が食品の部門に進出することについて違和感があったとされていたが、現在ではそのようなことは全く無くなっている。
など
大塚食品の工場内での不適切な衛生管理を内部告発した後、不当に配置転換され、うつ病を発症したとして、男性社員が2024年5月13日、同社に220万円の損害賠償を求め、大津地裁に提訴した[3][4][5][6]。
訴状によると、男性は大塚食品滋賀工場(滋賀県湖南市)の品質管理課に勤務していた2021年11月、スポーツ飲料「ポカリスエット」の原料となる粉を入れていたポリ袋から黒い埃や緑色の樹脂片などの異物が検出されたことを知った[3][5][6]。さらに、食品用ではないポリ袋に入れられていることも把握したという[3][6]。
男性は、大塚食品が親会社の大塚ホールディングスや製造委託元の大塚製薬に報告しなかったことに危機感を抱き、22年6月、滋賀県食品安全監視センターに公益通報した[3]。その後、男性は責任者の処分などを求め、社内で内部通報を行ったが、5か月後の2023年4月に別部署に異動を通告され、異動先は「1人部署」状態だったという[4]。さらに監視カメラが自分の席に向け設置され、管理職から監視を受けるなどの「軟禁状態」で勤務させられた結果、うつ病の診断を受け、約4カ月間にわたって休職を余儀なくされた、としている[4][6]。
提訴後に会見した男性は「ほぼ軟禁状態で、パソコンの前に座り、労働時間の3分の2以上は待機しているだけ。経緯から考え、県に通報をしたことなどが原因としか考えられない。消費者への裏切り行為を是正するためには、内部告発をするしかなかった」「会社は内部通報者に対し報復しないとうたっているが、実際は報復人事が横行している」などと訴えた[3][5][6]。
ほか
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