南島町
日本の三重県度会郡にあった町 ウィキペディアから
日本の三重県度会郡にあった町 ウィキペディアから
南島町(なんとうちょう)は、かつて三重県度会郡にあった町。南勢地域(伊勢志摩)に含まれる。
なんとうちょう 南島町 | |||||
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鵜倉園地・ハートの入り江 | |||||
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廃止日 | 2005年10月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 南島町、南勢町→南伊勢町 | ||||
現在の自治体 | 南伊勢町 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 東海地方、近畿地方 | ||||
都道府県 | 三重県 | ||||
郡 | 度会郡 | ||||
市町村コード | 24465-1 | ||||
面積 | 133.04 km2 | ||||
総人口 |
7,261人 (2004年11月1日) | ||||
隣接自治体 | 度会町、南勢町、大紀町 | ||||
町の木 | モッコク | ||||
町の花 | アジサイ | ||||
町の魚 | イシダイ | ||||
南島町役場 | |||||
所在地 |
〒516-1492 三重県度会郡南島町神前浦15 旧町役場(南伊勢町役場南島庁舎) | ||||
外部リンク |
南島町ホームページ (国立国会図書館によるアーカイブ) | ||||
座標 | 北緯34度16分39秒 東経136度29分57秒 | ||||
ウィキプロジェクト |
国道260号が集落を縫って東から西に走り、水産業や林業が主な産業である。「奥志摩の秘境」と称されることがある[1]。
成立50周年を迎えた2005年(平成17年)10月1日、隣接する南勢町との合併によって南伊勢町が発足し、南島町は廃止された。
三重県の中南部、旧伊勢国の南端に位置し、東は旧南勢町、北は度会町・旧大宮町、西は旧紀勢町に接し、南は熊野灘に臨む。町境は紀伊山地や台高山脈に支脈が脊梁をなして険峻で峠やトンネルによって往来する。町の面積の92%を山が占める[1]。
町内の集落間も、また峠越えの坂道でトンネルが多い。その陸路の交通の不便さから昭和40年頃までは「陸の孤島」と呼ばれていた。
海岸線は山が直接海に迫っている断崖絶壁のリアス式海岸で、その延長は約121キロメートルに及んでいる。三方を囲む山は500 - 700mと高山ではないが、いずれも南側斜面は険しく海に落ち込んでいる。
この地域の浦方(南島七浦)の阿曽浦、慥柄浦、贄浦、奈屋浦、神前浦、方座浦、古和浦など「浦」の付く地区は漁村である。また竈方(南島八ヶ竃)の大方竈、道行竈、小方竈、栃木竈、棚橋竈、新桑竈など「竈」の付く地区は平家集落(うち赤崎竈は廃村・相賀竈は旧南勢町)で、大江、道方、河内、村山、東宮など何も付かない地区は農村である。また慥柄浦(たしからうら)、贄浦(にえうら)、神前浦(かみさきうら)、新桑竈(さらくわがま)など難読地名が多い。
旧伊勢国に所属していたが、古代から中世末までは志摩国に所属し、南志摩と呼ばれていた。そして南志摩の当て字に南島(みなみしま)と書き、「なんとう」と名付けられた。
町内を鉄道路線は通っていない。ただし、2001年まで鉱山と吉津港を結ぶ国見山石灰鉱業の専用鉄道が存在した。
三重県道22号伊勢南島線経由で「伊勢市駅前」から「道方」まで三重交通バスで約1時間10分、国道260号で「道方」から「阿曽浦」まで町営バスで8分、また「道方」から「神前浦」まで町営バスで37分、「神前浦」から「棚橋竈」まで町営バスで14分。
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