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前田 純(まえだ じゅん、2000年6月4日 - )は、沖縄県沖縄市出身[2]のプロ野球選手(投手)。左投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。
沖縄市立高原小学校時代から「与儀ファイターズ」で軟式野球を始め、沖縄市立美東中学校では同校の軟式野球部に在籍する[3]。
高校は同県宜野湾市の中部商業高校に進学するも、高校時代はベンチ入りすらなかった[2]。
大学は大分県大分市の日本文理大学に進学[3]。それまでは何も考えずにがむしゃらに投げていたが、同大投手コーチの吉川輝昭と共に長身を活かした投球フォームを作り上げると[4]、3年生春にはベンチ入りし、4年生春の第71回全日本大学野球選手権大会1回戦、対松山大学で初登板を果たす[4]。4年生秋には北部九州地区1部リーグのベストナインを獲得する[2]。
2022年10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト10巡目指名され[3]、11月7日、支度金300万円、年俸400万円(金額は推定)で契約合意に達し[5]、12月5日、BOSS E・ZO FUKUOKAで入団発表会見が行われた[6]。背番号は167。
2023年、三軍・四軍戦で7月までに61回1/3を投げ、7勝1敗、防御率2.05の成績を挙げ[4]、二軍公式戦では1試合に登板[7]。三軍・四軍戦で27試合に登板し、113回を投げ、11勝4敗1セーブ、防御率3.03の成績を残す[8]。
2024年は開幕から二軍公式戦で先発登板を重ねる[9]。5月6日のくふうハヤテ戦(ちゅ〜るスタジアム清水)では初完投で完封勝利を挙げた[10]。同月は2試合に先発登板で、2勝0敗、防御率0.00の成績で、5月度のスカパー!ファーム月間MVP賞を受賞した[11]。7月20日開催のフレッシュオールスターゲームに選出され、8番手で登板したが、3者連続四球を与えたのち2本の適時打を打たれ、1回を投げて4失点を喫した[12][13]。7月23日までに二軍で12試合に登板し、7勝1敗、防御率1.46を記録[14]。7月24日に支配下登録されたことが発表された[14]。背番号は51[15]。支配下登録後も出場選手登録されず、2軍戦で勝利を積み重ね、ウエスタン・リーグ最多勝を獲得(中日松木平優太との同時受賞)。1軍がリーグ優勝を決めた後の9月29日に初の1軍昇格を果たし、同日の対北海道日本ハムファイターズ25回戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)で1軍初登板初先発を果たすと、6回被安打3奪三振5無失点の好投でプロ入り初勝利を果たした。育成ドラフト10位入団の前田の勝利は、2020年度読売ジャイアンツ育成ドラフト7位指名だった戸田懐生を超えるドラフト史上最下位指名選手による勝利となった[16]。このシーズンのウエスタン・リーグでは松木平優太とタイとなる最多勝(10勝)のタイトルを獲得[17]。NPB AWARDSではウエスタン・リーグの優秀選手賞、スポーツニッポン選定の新人賞にも選出された[18]。
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