六ヶ所村
青森県上北郡の村 ウィキペディアから
青森県上北郡の村 ウィキペディアから
六ヶ所村(ろっかしょむら)は、青森県の下北半島太平洋岸に位置する村。上北郡に属する。
ろっかしょむら 六ヶ所村 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 青森県 | ||||
郡 | 上北郡 | ||||
市町村コード | 02411-2 | ||||
法人番号 | 8000020024112 | ||||
面積 |
252.58km2 | ||||
総人口 |
9,951人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 39.4人/km2 | ||||
隣接自治体 | 三沢市、上北郡野辺地町、東北町、横浜町、下北郡東通村 | ||||
村の木 | クロマツ | ||||
村の花 | ニッコウキスゲ | ||||
村の鳥 | オジロワシ | ||||
六ヶ所村役場 | |||||
村長 | 戸田衛 | ||||
所在地 |
〒039-3212 青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字野附475番地 北緯40度58分02秒 東経141度22分28秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
原子燃料サイクル施設などの原子力施設の他、国家石油備蓄基地や、やませを利用した風力発電基地等、エネルギー関連施設が集中している。ITER(国際熱核融合実験炉)の建設候補地として誘致を推進していたが、カダラッシュ(フランス)に建設されることが決定した。
ケッペンの気候区分では西岸海洋性気候に属する。年間を通して冷涼な気候で、夏はやませの影響を受けて肌寒く天候が悪い時期もある。
六ヶ所村(平均値:1991 - 2020,極値:1982 - 2024)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 12.3 (54.1) |
16.6 (61.9) |
21.7 (71.1) |
29.1 (84.4) |
30.3 (86.5) |
34.1 (93.4) |
34.2 (93.6) |
34.8 (94.6) |
33.7 (92.7) |
28.6 (83.5) |
24.6 (76.3) |
18.2 (64.8) |
34.8 (94.6) |
平均最高気温 °C (°F) | 1.2 (34.2) |
1.9 (35.4) |
5.7 (42.3) |
12.3 (54.1) |
17.2 (63) |
19.9 (67.8) |
23.4 (74.1) |
25.3 (77.5) |
22.7 (72.9) |
17.2 (63) |
10.5 (50.9) |
3.8 (38.8) |
13.4 (56.1) |
日平均気温 °C (°F) | −1.5 (29.3) |
−1.2 (29.8) |
1.9 (35.4) |
7.3 (45.1) |
12.1 (53.8) |
15.4 (59.7) |
19.4 (66.9) |
21.3 (70.3) |
18.4 (65.1) |
12.6 (54.7) |
6.5 (43.7) |
0.8 (33.4) |
9.4 (48.9) |
平均最低気温 °C (°F) | −4.4 (24.1) |
−4.4 (24.1) |
−1.9 (28.6) |
2.8 (37) |
7.9 (46.2) |
12.0 (53.6) |
16.5 (61.7) |
18.3 (64.9) |
14.8 (58.6) |
8.2 (46.8) |
2.6 (36.7) |
−2.2 (28) |
5.8 (42.4) |
最低気温記録 °C (°F) | −12.1 (10.2) |
−12.6 (9.3) |
−10.9 (12.4) |
−5.3 (22.5) |
0.5 (32.9) |
3.7 (38.7) |
8.9 (48) |
9.8 (49.6) |
4.8 (40.6) |
−0.8 (30.6) |
−7.8 (18) |
−11.8 (10.8) |
−12.6 (9.3) |
降水量 mm (inch) | 106.4 (4.189) |
81.0 (3.189) |
74.2 (2.921) |
68.4 (2.693) |
93.8 (3.693) |
108.4 (4.268) |
151.4 (5.961) |
176.8 (6.961) |
169.8 (6.685) |
130.6 (5.142) |
105.0 (4.134) |
125.4 (4.937) |
1,410.6 (55.535) |
平均月間日照時間 | 70.7 | 90.8 | 159.4 | 194.6 | 201.4 | 161.3 | 131.9 | 149.7 | 158.1 | 158.6 | 106.3 | 70.2 | 1,645.6 |
出典:気象庁 |
「尾駮の駒」や「尾駮の牧」は歌枕として何度もうたわれている。尾駮とはどこであるか不明だが、六ヶ所村尾駮地区であるとも言われている。1793年菅江真澄は歌枕の地を確認しようと尾駮村を大雪の中訪ね、その感激を歌にしている。土地に200年程前から伝わる古文書(木村文書)によれば、源頼朝が所有した名馬「
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、倉内村、平沼村、
エネルギー関連施設の存在によって、2006年度(平成18年度)予算においては年間60億円もの村税が納入されるため、税収は豊かである。国・県への依存財源は25%あまり存在するが、地方交付税交付金を受けておらず、村の予算規模は周辺同規模の町村の倍以上となっている。このような財政状況を反映して村内に下水道・浄化槽施設、診療所、健康施設が整備されるなど、インフラ整備は進んでいる。1995年(平成7年)改定の合併特例法にかかる平成の大合併においても、周辺市町村との合併には否定的であった。
伝統的な農業・水産業に加え、数々のエネルギー関連施設が立地している。これらによる税収や雇用だけでなく、風力発電や太陽光発電といった再生可能エネルギーから原子力発電関連までの施設が、同じ村に集積している珍しさを活かした見学ツアーの誘致も計画している[5]。
農業(特に畜産業)、漁業が盛んである。農業はやませによる冷害が起きやすい地域であり、ナガイモなどの冷害に強い根菜類が多く作られている。
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、5.04%減の10,536人であり、増減率は県下40市町村中12位。
六ヶ所村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 六ヶ所村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 六ヶ所村
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
六ヶ所村(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
※以下は廃校。
※以下は廃校。
村内を走る鉄道路線はない。近隣の駅からのアクセスは以下の通りである。
かつては急行八戸 - 泊線が運行されていたが、2003年4月30日の運行をもって終了し、翌5月1日に廃止された。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.