伊那松島駅
長野県上伊那郡箕輪町にある東海旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
伊那松島駅(いなまつしまえき)は、長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。箕輪町の代表駅。
歴史
- 1909年(明治42年)12月28日:伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)が当駅 - 辰野(後の西町)間開通時に、終着駅である松島駅(まつしまえき)として開設[1][3]。旅客駅[2]。同時に松島工場(後の伊那松島運輸区)開所。
- 1911年(明治44年)2月22日:伊那電車軌道が木ノ下駅まで延伸、途中駅となる。
- 1923年(大正12年)3月16日:伊那松島駅(いなまつしまえき)に改称[1][3]。貨物取扱開始(一般駅化)[2]。同時に伊那松島 - 辰野間を新線に切替[3]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)の駅となる[4]。
- 1982年(昭和57年)11月1日:車扱貨物取扱廃止(旅客駅化)[5]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[2][6]。
- 1992年(平成4年):駅舎改築[1]。
- 2013年(平成25年)4月1日:箕輪町による簡易委託駅となる[7]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有し、列車交換可能な地上駅[1]。駅舎は下り線側(西側)にあり、上り線側とは沢駅側にある構内踏切で連絡している。かつては3番線もあったが、2000年(平成12年)に撤去された[1]。
伊那市駅管理の簡易委託駅で、箕輪町が業務を受託している。2013年3月31日までは東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、自動券売機、JR全線きっぷうりばも設置されていた。
のりば
- 2021年3月改正ダイヤ時点で、両方向共1日1本のみ逆線発着となる列車が存在する。
- 改札口(2023年3月)
- ホーム(2023年3月)
- 構内踏切(2023年3月)
利用状況
「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
駅周辺
駅前にはタクシー乗り場があり、駅に隣接する道路を西へ向かうと国道153号 (三州街道)に繋がる。その南の道路を西に行くと箕輪町役場、箕輪町立箕輪中学校等があり、東へ行くと町道に出る。一帯の街並みは拡幅を兼ねて一新されている。
- 箕輪町郷土博物館
- 八十二銀行箕輪支店
- 長野銀行箕輪支店
- アルプス中央信用金庫箕輪支店
- 箕輪郵便局
- 伊那プリンスホテル
- イオン箕輪店
- 箕輪バイパス
- 天竜川
- キョウデン - 天竜川を渡った所に本社と長野工場がある。
- 旭松食品伊那工場
バス路線
- 箕輪町「みのちゃんバス」(伊那バス委託)
- 東コース
- 西コース
- 南コース
隣の駅
脚注
参考文献
関連項目
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