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※ 座席指定制のため、乗車には事前の予約が必要。但し、当日空席がある場合に限り予約無しで乗車可。
2022年12月1日現在(仙台発着)[3]
1995年(平成7年)8月2日(水)、磐越自動車道のいわきJCT - 郡山JCT間の供用が開始されたため、宮城県仙台市と福島県いわき市との間が高速道路(東北道および常磐道)で接続された[4]。当線はその2日後の同月4日(金)[※ 1] から1日2往復で運行を開始した[4]。しかし、利用率低迷から1999年(平成11年)2月末日に運行を休止した。
10ヶ月あまりの休止を経て同年12月20日、いわき市側の発着地をいわき勿来ICに変更し、1日3往復に増便の上運行再開。2003年(平成15年)4月にはさらに1日5往復に増便された(2009年(平成21年)4月に1日4往復に減便)。
プロ野球再編問題に伴って2005年(平成17年)から東北楽天ゴールデンイーグルスがフルキャストスタジアム宮城(当時)を本拠地球場として新規参入すると、ナイター開催日に限って一部の便が同球場まで延長運行されるようになった。
2006年(平成18年)9月23日に映画『フラガール』が公開されると、映画の舞台となった「スパリゾートハワイアンズ」や「アクアマリンふくしま」(2000年開業)は人気観光施設として仙台圏でも認識されるようになり、他方、仙台では仙台・宮城DCに向けた投資が活発になって「プチ・バブル」とも呼ばれる好景気となっており、当線の休日便の利用客の増加が見られるようになった。そのため[要出典]翌2007年(平成19年)2月より予約制度を導入した。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響によりしばらく運休したが、同月28日には1日3往復で運行再開。4月28日には1日4往復となって震災前レベルに復旧した。東京電力・福島第一原子力発電所事故の影響で、いわき - 仙台間の常磐線が寸断され、当線が仙台市といわき市とを直接結ぶ唯一の公共交通機関となったことから、さらに増便が繰り返され、2012年(平成24年)7月からは1日8往復となった。当線の乗客数も、2010年度には3万6000人だったが、2011年度が8万3000人、2012年度が11万6000人と著増している[5]。
2015年(平成27年)3月1日に常磐自動車道が全線開通した後も従来の磐越道・東北道経由での運行が続けられてきたが、全線開通から3年3ヶ月半後の2018年(平成30年)6月15日のダイヤ改正で常磐道経由へ変更された。ダイヤ改正では、新たに広野IC・常磐富岡ICでの乗降扱いを始めたほか、東日本大震災以来休止されていた小名浜への乗り入れが再開され、1往復がいわき市が整備した「小名浜高速バスターミナル」へ乗り入れるようになった。なお、小名浜高速バスターミナル隣接地にはダイヤ改正日と同じ6月15日に「イオンモールいわき小名浜」がオープンした。
年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
2002(平成14)年度 | 365 | 2,207 | 36,062 | 98.8 | 16.3 |
2003(平成15)年度 | 366 | 3,661 | 47,205 | 129.0 | 12.9 |
2004(平成16)年度 | 365 | 3,637 | 49,816 | 136.5 | 13.7 |
2005(平成17)年度 | 365 | 3,655 | 52,593 | 144.1 | 14.4 |
2006(平成18)年度 | 365 | 3,663 | 53,952 | 147.8 | 14.7 |
2007(平成19)年度 | 366 | 3,652 | 49,374 | 134.9 | 13.5 |
2008(平成20)年度 | 365 | ||||
2009(平成21)年度 | 365 | ||||
2010(平成22)年度 | 365 | ||||
2011(平成23)年度 | 366 | ||||
2012(平成24)年度 | 365 | ||||
2013(平成25)年度 | 365 |
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