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千葉県の有料道路 ウィキペディアから
九十九里有料道路(くじゅうくりゆうりょうどうろ)は、千葉県道路公社が管理する一般自動車道。千葉県長生郡一宮町から山武郡九十九里町に至る延長17.2キロメートル (km) の有料道路である。ETCは利用できない。
千葉県の房総半島の東側に位置する太平洋岸・九十九里浜に沿って延びるシーサイドラインで、九十九里海岸の観光客誘致と地域開発を目的につくられた有料道路である[1][2]。九十九里浜はサーフィンの聖地としてもよく知られ、別名「波乗り道路」ともよばれている[1][2][3]。また、元日の初日の出スポットとしても人気がある[1][2]。かつては深夜帯(4月 - 9月は23時から翌日5時、10月 - 3月は22時から翌日6時)は出入口が閉鎖されていたが、現在は終日通行可能である。深夜帯(22時から翌日6時)は料金所が無人となるため、無料で通行できる。ただし、利用者が減っているため、経費削減のために白里インターチェンジ(IC)は入口のみ7、8月の営業となる。料金所がない出口は年中利用できる。
千葉県道路公社が管理する有料道路の中で唯一、道路運送法に基づく一般自動車道であり、道路整備特別措置法に基づく有料道路とは異なり、料金の徴収期間が定められていない。
海岸至近の砂浜に沿った片側1車線で、アップダウンの無い平坦な直線道路が続く[3]。全線に渡ってほとんどカーブがなく、道路のすぐわきまで砂浜が迫る場所が時としてある[1][2]。途中に6つのインターチェンジや2つのパーキングエリアが設けられており、各インターチェンジには海水浴場があるため、夏休み期間中は混雑する。なお、本道路は道路交通法による一部車両通行規制が行われており、自転車は通行不可である[3]。
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