串木野駅

鹿児島県いちき串木野市曙町にある九州旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

串木野駅map

串木野駅(くしきのえき)は、鹿児島県いちき串木野市曙町にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である。

概要 串木野駅, 所在地 ...
串木野駅
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駅舎(2013年6月)
くしきの
Kushikino
木場茶屋 (6.3 km)
(2.2 km) 神村学園前
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所在地 鹿児島県いちき串木野市曙町11760
北緯31度43分16.6秒 東経130度16分27秒
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 鹿児島本線
キロ程 12.0 km(川内起点)
門司港から361.2 km
電報略号 クシ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
659人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1913年大正2年)12月15日
備考 無人駅自動券売機 有)[1]
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いちき串木野市の代表駅で、当駅 - 鹿児島中央駅の折返し電車も設定されている。

歴史

年表

駅名の由来

開業当時の地名(日置郡串木野村)が由来。「串木野」の地名の由来はよく分かっておらず、諸説がある。

  • 冠岳神社の祭神の櫛御気命(くしみけのみこと)から「くしきの」が発生したという説。[7]
  • 串木野はかつてはの生い繁った沼沢地であったといい、 アイヌ語ではそれを「くしきの」という説[要出典]
  • 伝承として、藩寺社方御修甫の猪田大明神を奥州丹沢郡より祠官入枝志摩丞の先祖が招請して、五反田川を船で渡り浜ヶ城近くまで来た時、朽木の大木が横に伏せ一行の行く手を阻んだので、その夜は仮小屋を作り一泊し、翌朝目覚めてみると大木は跡形もないので、一同「ふしぎのう」と言ったのが「くしきの」の地名になったという説[7]
  • 木屋の屏風岩に臥木があり、「臥木野」と名付けられ、後に串木野と改めたという説[8]

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームは駅舎より高い位置に存在し、両者は地下道で結ばれる。1913年竣工の木造駅舎を老朽化のため2006年12月に解体、プレハブの仮駅舎での営業を経て、新駅舎が2007年3月18日に開業した。黒を基調とした駅舎になった。

無人駅[1]であり、タッチパネル式の自動券売機(ICカード・オレンジカード対応)、ICカードチャージ機が設置されている[9]

IC乗車カードSUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。

のりば

さらに見る 番線, 路線 ...
番線 路線 方向 行先
1 鹿児島本線 上り 川内方面
2 下り 伊集院鹿児島中央方面[10]
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利用状況

  • 2020年度の1日平均乗車人員は666人である[11]

2010年は利用者数が大幅に減っているが、これは、同年同市内に神村学園前駅が開業し利用客が分散したためである。

さらに見る 年度, 1日平均 乗車人員 ...
年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2004 1,481
2005 1,439
2006 1,342
2007 1,323
2008 1,286
2009 1,244
2010 1,025 2,092
2011 979 1,985
2012 970 1,950
2013 974 1,960
2014 925 1,860
2015 903 1,812
2016 876 1,758
2017 861
2018 860
2019 844
2020 666
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駅周辺

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駅前にあるモニュメント。長谷場純孝(鹿児島本線敷設の功労者[12])の胸像(左)と68660形蒸気機関車(8620形)の動輪・煙室扉・ボイラー安全弁(右)がある。

あたりはいちき串木野市の中心部。市街は当駅から南西方面に広がる。市役所は南方向に徒歩20分ほど。駅前広場が整備されている。

バス路線

駅前広場に串木野駅バス停が、国道3号線沿いのマツモトキヨシ串木野駅前店(林田バス(現鹿児島交通)串木野営業所跡)付近に串木野バス停がある。

隣の駅

九州旅客鉄道(JR九州)
鹿児島本線
木場茶屋駅 - 串木野駅 - 神村学園前駅

脚注

関連項目

外部リンク

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