上川内駅
鹿児島県薩摩川内市御陵下町にある肥薩おれんじ鉄道の駅 ウィキペディアから
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鹿児島県薩摩川内市御陵下町にある肥薩おれんじ鉄道の駅 ウィキペディアから
川内駅や川内川上部(北側、北岸)に設けられたことが由来。
古くはこちらが「川内」であり、川内駅のある川内川南岸は「川外」と呼ばれていたという。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。鉄筋コンクリート製の駅舎がある。近隣に県下有数のマンモス校である鹿児島県立川内高等学校があり、朝夕は通学生で大変混雑したため、朝夕ラッシュ時を中心に当駅から西鹿児島駅(現・鹿児島中央駅)方面への折返し列車が多数運行されていた。
1952年に建築された比較的大きな駅舎が建っており、有人駅時代は駅長事務室と鉄道小荷物窓口、出札窓口が設けられていたが1970年8月に駅員無配置化(簡易委託化)された後、1983年3月に完全無人駅化され、以降は小荷物窓口や出札窓口は大型掲示板等で封鎖されている。当駅を乗降する一般利用者や通学生が多かったことから完全無人化後もJR九州へ移管された際に、改札口に隣接している小さな部屋に「JR券発売コーナー」と称した簡易(臨時)出札窓口を設け、平日と土曜のみ駅係員1名が隣の川内駅より助勤扱いで派遣されていた。有人時間帯は改札口には簡易ボード式の発車時刻表が設置され、窓口では休日祝日と夏休み、冬休み、春休み等の休校日を除いた平日朝夕(土曜日は朝から昼まで)に限り、駅係員が定期券、常備券、補充券を手売りで発売していたが、2004年3月13日の肥薩おれんじ鉄道への経営移管後は行われていない。経営移管以降は発車時刻表は撤去され、窓口も閉鎖された。元の駅長事務室跡には電気治療院が入居し、実質的な駅舎管理を行っていたが、管理者死去に伴い電気治療院は2018年に閉鎖され、それ以降は空家状態になっている。また、臨時窓口だった部屋は肥薩おれんじ鉄道社員の待機所(休憩所)として使用されている。
当駅と川内駅の間には約250 mの長さの川内川橋梁が存在するため、台風などの悪天候や自然災害発生時は川内方面列車は当駅で折り返し運転をすることがある。その場合は臨時に駅係員が配置される。
近隣に新田神社があるため、JR九州時代の当駅の駅名標には新田神社の鳥居を模したオブジェを用いたユニークな駅名標が使用されていたが、肥薩おれんじ鉄道に移管されホームが嵩上げされた際に撤去された。
2019年度の1日平均乗車人員は107人である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2007 | 150 | 305 |
2008 | 142 | 290 |
2009 | 146 | 296 |
2010 | 136 | 277 |
2011 | 123 | 250 |
2012 | 112 | 229 |
2013 | 126 | 257 |
2014 | 149 | 301 |
2015 | 134 | 273 |
2016 | 134 | 269 |
2017 | 129 | 264 |
2018 | 126 | 257 |
2019 | 107 | 219 |
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