ルイス・カスティーヨ (1995年生の投手)
ドミニカ共和国の野球選手 (1995-) ウィキペディアから
ルイス・フェリペ・カスティーヨ(Luis Felipe Castillo、1995年3月10日 - )は、ドミニカ共和国サンチェス・ラミレス州ファンティノ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのシアトル・マリナーズ傘下所属。
シアトル・マリナーズ(マイナー) | |
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![]() オリックス・バファローズ時代 (2024年3月3日 京セラドーム大阪) | |
基本情報 | |
国籍 | ドミニカ共和国 |
出身地 | サンチェス・ラミレス州ファンティノ |
生年月日 | 1995年3月10日(30歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 212 lb =約96.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2012年 アマチュアFA |
初出場 |
MLB / 2022年8月6日 NPB / 2023年3月31日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | ドミニカ共和国 |
五輪 | 2021年 |
この表について
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2021年開催の東京オリンピック 野球 銅メダリスト。
経歴
要約
視点
プロ入りとダイヤモンドバックス傘下時代
2012年2月16日にアマチュアFAでアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約した[1]。プロ入り後はドミニカン・サマーリーグ・ダイヤモンドバックスでプロデビューを果たし、14試合に先発して0勝9敗、防御率4.48を記録した。
2013年は、14試合に先発して4勝4敗、防御率3.58の成績を残した。
2014年は、ルーキー級のAZLダイヤモンドバックスでプレーし、15試合の登板で3勝3敗、防御率4.40だった。
2015年は、11試合に登板して防御率1.91を記録した。
2016年は、ルーキー級のミズーラ・オスプレイでプレーした。19試合で0勝3敗、防御率4.04を記録した。
2017年は、A+級のヒルズボロ・ホップスでプレーした。19試合で1勝0敗、防御率2.91の成績を残した。
2018年は、A級ケーンカウンティ・クーガーズ、ヒルズボロ・ポップス、ミズーラ・オスプレイでプレーし、3チームの合計で24試合に登板した。
2019年は、A-級のバイセイリア・ローハイドでプレーし、43試合の登板で9勝0敗、防御率3.81だった[2]。
2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり[3]、公式戦への出場はなかった[1]。
2021年は、AA級のアマリロ・ソッドプードルズで開幕を迎え、6月にはAAA級のリノ・エーシズに昇格した[4]。シーズン中には、東京オリンピック本戦の野球ドミニカ共和国代表に選出された[5]。シーズンでは、2チームの合計で29試合に登板して防御率4.72だった。オフの11月7日にFAとなった[6]。
タイガース時代
2022年2月1日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ。シーズンでは、開幕をAAA級のトレド・マッドヘンズで迎えた[7]。8月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のタンパベイ・レイズ戦でメジャーデビューを果たした[8]。オフの11月10日にFAとなった[1]。
ロッテ時代
2022年12月14日、千葉ロッテマリーンズと契約した[9]。
2023年は開幕一軍入りを果たし、中継ぎで2試合に登板したが、右肩の違和感で4月9日に登録を抹消された[10]。二軍で先発転向の打診を受け、6月1日の読売ジャイアンツ戦で来日初先発[10]し、6月8日の東京ヤクルトスワローズ戦で来日初勝利を挙げた[11]。成績は12試合の登板で3勝に終わったが、シーズン終盤のCS争いでは要所で好投を見せ[12][13]、WHIPは1.12を記録した。しかし契約保留選手名簿には記載されず、12月1日付で自由契約公示された[14]。
オリックス時代
2024年1月16日、オリックス・バファローズへの入団が発表された[15]。背番号は54。
シーズンでは全て先発で登板し、15登板で3勝5敗、防御率2.96という成績を残した。11月28日に自由契約選手として公示された[16]。
マリナーズ傘下時代
2025年1月28日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[17]。
選手としての特徴
サイド気味[19]の変則フォームで制球力が光る右腕[20]。2023年シーズンでは、40イニング以上の投手で12球団トップとなる与四球率1.5%を記録した[21]。
持ち球は最速153km/hのストレート[22]、スライダー[23]、チェンジアップ[24]、スプリット[25]、ツーシーム[26]。
先発・リリーフの両方で起用が可能だが[19]、先発としての経験は浅く、劣勢時の立て直しやスタミナ面に課題がある[27][28]。
詳細情報
年度別投手成績
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2023年度シーズン終了時
記録
NPB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板:2023年3月31日、対福岡ソフトバンクホークス1回戦(福岡PayPayドーム)、7回裏に3番手で救援登板、1回1失点
- 初奪三振:同上、7回裏に近藤健介から空振り三振
- 初ホールド:2023年4月6日、対北海道日本ハムファイターズ3回戦(ZOZOマリンスタジアム)、8回表に4番手で救援登板、1/3回無失点
- 初先発登板:2023年6月1日、対読売ジャイアンツ3回戦(ZOZOマリンスタジアム)、3回3失点で敗戦投手[29]
- 初勝利・初先発勝利:2023年6月8日、対東京ヤクルトスワローズ3回戦(ZOZOマリンスタジアム)、6回0/3を無失点[30]
- 打撃記録
- 初打席:2023年6月17日、対横浜DeNAベイスターズ2回戦(横浜スタジアム)、3回表に大貫晋一から見逃し三振
背番号
- 54(2022年、2024年)
- 41(2023年)
代表歴
脚注
関連項目
外部リンク
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