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マツダ・パークウェイ (Mazda Parkway) は、マツダから発売されたマイクロバス。主に送迎用(自動車教習所や企業など)として用いられた。車体は西日本車体工業製。
普通乗用車のルーチェやコスモAPと同型の13B型ロータリーエンジンを搭載している。2835kgという重量にもかかわらず、最高速度120km/hで走行可能である。グレードは26人乗りのDXと、13人乗りのスーパーDXがあった。
マニュアルトランスミッションには、前述の乗用車と同様、低回転域での運転性を改善する「トルクグライド」と称する流体継手が追加されている。これはエンジンストールやノッキングおよびジャダーを防ぐ目的で採用されたもので、トルクコンバーターのようなトルク増幅機能は無い。これにより、シフトパターンには、拘束用のパーキングポジションが追加されている。
ロータリーエンジンのスムーズな回転による低振動と静粛性、さらに曲線を多用したデザインがこのバスの売りであったが、18.3kg-m/4000rpmというエンジンスペックに現れているとおり、高回転型の特性のうえ、燃費経済性においてもディーゼルエンジンには太刀打ちできず、販売は不振であった。総販売台数はわずか44台、2年間の生産のみで終わっている。
このモデルは日本国外でもオセアニアを中心に販売され、マツダ・Tシリーズバスとして販売されていた。なお、1987年以降も海外向けはマイナーチェンジせず中期型のままで生産された。
インドのスワラジマツダ(現在のSMLいすゞ)ではこの型をベースとしたバスや救急車が、マツダとの関係が解消された後も独自生産されていた(2018年現在は不明)。
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