ウンベルト・デルガード空港

ウンベルト・デルガード空港（ポルトガル語: Aeroporto Humberto Delgado）は、ポルトガルの首都リスボンにある国際空港。TAP ポルトガル航空及びポルトガリア航空の本拠地である。正式名称はリスボン空港（Aeroporto de Lisboa）^[2]。ポルテラ空港（Portela Airport）とも呼ばれる。

リスボン・ウンベルト・デルガード空港 Aeroporto Humberto Delgado Lisbon Humberto Delgado Airport
IATA: LIS - ICAO: LPPT
概要
国・地域	ポルトガル
所在地	リスボン
種類	公共
所有者	ポルトガル政府
運営者	ANA – Aeroportos de Portugal
拠点航空会社	TAP ポルトガル航空 イージージェット ライアンエアー ウィズエアー
標高	114 m (374 ft)
座標	北緯38度46分27秒 西経009度08分03秒
公式サイト	https://www.ana.pt/en/lis/home
地図
LIS/LPPT 空港の位置（ポルトガル）
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面 03/21 YES 3,805×45 舗装
統計（2011）
旅客数	14,805,624
発着回数	143,331
出典：ポルトガル AIP at 欧州航空航法安全機構[1]
リスト
空港の一覧

この空港は1942年10月15日に開業し、第二次大戦中、ドイツとイギリスの航空会社両方に使用されていた。2007年8月1日にターミナル2が作られた。各ターミナル間は無料のシャトルバスが運行されている。

2016年5月15日に反サラザール派の将軍であったウンベルト・デルガードに因んで、リスボン・ウンベルト・デルガード空港に改称した^[3]。

リスボン市域の北端にあり、市街地と近接しているためアクセスは良好である反面、南側からのアプローチの場合は市街地の直上を通ることになるため、騒音が激しい。

ターミナル

ポルテラ空港の到着エリア

TAP ポルトガル航空のエアバスA319-100

TAAGアンゴラ航空のボーイング777-200ER

離陸するTAP ポルトガル航空のエアバスA340-300

ターミナル1

航空会社	就航地
TAP ポルトガル航空	国内線: ファロ、フンシャル、オルタ（英語版）、ピコ島（英語版）、 ポンタ・デルガダ、ポルト、 テルセイラ 南欧: バルセロナ、ボローニャ、マドリード、ミラノ/マルペンサ、ローマ/フィウミチーノ、ヴェネツィア、ザグレブ 西欧: アムステルダム、ベルリン/シェーネフェルト、ブリュッセル、デュッセルドルフ、フランクフルト、ジュネーヴ、ハンブルク、ロンドン/ガトウィック、ロンドン/ヒースロー、ルクセンブルク、マンチェスター、ミュンヘン、パリ/オルリー、ウィーン、チューリッヒ 北欧: コペンハーゲン、ヘルシンキ、オスロ/ガーデモエン、ストックホルム/アーランダ 東欧: ブカレスト、ブダペスト、モスクワ/ドモジェドヴォ、プラハ、ワルシャワ アフリカ: アクラ、バマコ、ビサウ、ボア・ヴィスタ島、カサブランカ、ダカール、ルアンダ、マプト、マラケシュ、 プライア、サル、サン・ヴィセンテ（英語版） 北米: マイアミ、ニューヨーク/ニューアーク 南米: ベレン [2014年6月3日就航予定]、ベロオリゾンテ、ブラジリア、カンピーナス/ヴィラコッポス、カラカス、フォルタレザ、マナウス[2014年6月3日就航予定]、ナタール（英語版）、ポルト・アレグレ、レシフェ、リオデジャネイロ、サルヴァドール、サンパウロ/グアルーリョス 季節運航: ポルト・サント（英語版）
TAP ポルトガル航空 運航は ポルトガリア航空	国内線: ファロ、フンシャル、ポルト スペイン: ア・コルーニャ、バルセロナ、ビルバオ、マドリード、マラガ、セビリア、バレンシア フランス: ボルドー、リヨン、マルセイユ、ニース、トゥールーズ 西欧: ルクセンブルク、マンチェスター アフリカ: アルジェ、カサブランカ、マラケシュ、タンジール
TAP ポルトガル航空 運航は ホワイト・エアウェイズ	サントメ
SATA国際航空（英語版）	ボストン、ホルタ、ポンタ・デルガダ、サンタマリア（英語版）、テルセイラ、トロント 季節運航: グラン・カナリア、モントリオール/トルドー 季節チャーター便: カンクン、プンタ・カナ、サンクトペテルブルク
エアリンガス	ダブリン
エア・カナダ・ルージュ	季節運航: トロント [2014年6月21日就航予定]
CCM航空	季節チャーター便: バスティア（英語版） [2014年1月24日から1月26日まで運航][4]
エア・ヨーロッパ	マドリード
エア・ヨーロッパ 運航は プリビリッジ・スタイル（英語版）	マドリード
エールフランス	パリ/シャルル・ド・ゴール
モルドバ航空	キシナウ
エア・トランザット	トロント 季節運航: モントリオール/トルドー
ビンター・カナリア	グラン・カナリア
ブリティッシュエアウェイズ	ロンドン/ヒースロー
ブリュッセル航空	ブリュッセル
エミレーツ航空	ドバイ
ユーロウイングス	ケルン/ボン 季節運航: シュトゥットガルト
イベリア航空	マドリード
イズレール航空	季節運航: テルアビブ/ベン・グリオン
KLMオランダ航空	アムステルダム
ルフトハンザドイツ航空	フランクフルト、ミュンヘン
ルクスエア	ルクセンブルク[2014年3月31日就航予定]
ロイヤル・エア・モロッコ	カサブランカ
スカンジナビア航空	季節運航: オスロ/ガーデモエン
STP航空 運航は ユーロ・アトランティック・エアウェイズ（英語版）	サントメ
スイスインターナショナルエアラインズ	ジュネーヴ[2014年4月11日就航予定]、チューリッヒ
TAAGアンゴラ航空	ルアンダ
TACV（英語版）	グラン・カナリア、プライア、サル、サン・ヴィセンテ 季節運航: ボア・ヴィスタ島
チュニスエア	チュニス
ターキッシュ エアラインズ	イスタンブール
ウクライナ国際航空	キエフ/ボルィースピリ
ユナイテッド航空	ニューヨーク/ニューアーク
ブエリング航空	バルセロナ、ブリュッセル[2014年5月1日就航予定]、パリ/オルリー
首都航空	杭州
アシアナ航空	ソウル/仁川
イージージェット	国内線: フンシャル スペイン: ビルバオ、マドリード イタリア: ミラノ/マルペンサ イギリス: ブリストル、エディンバラ、ロンドン/ガトウィック、[[ロンドン・ルートン フランス: ボルドー、リヨン、ニース、パリ/シャルル・ド・ゴール、パリ/ボーヴェ・ティレ 西欧・北欧: アムステルダム、ベルリン/シェーネフェルト、コペンハーゲン、ルクセンブルク

ターミナル2

航空会社	就航地
イージージェット・スイス（英語版）	バーゼル/ミュールーズ、ジュネーヴ
ノルウェー・エアシャトル	コペンハーゲン 季節運航: オスロ/ガーデモエン
ライアンエアー	パリ/ボーヴェ、ブリュッセル/シャルルロワ、ダブリン[2014年4月1日就航予定][5]、 フランクフルト/ハーン、ロンドン/スタンステッド
サンドア国際航空（英語版） 運航は エル・アル航空	季節運航: テルアビブ/ベン・グリオン
トランサヴィア	アムステルダム、アイントホーフェン
トランサヴィア・フランス（英語版）	ナント、パリ/オルリー

貨物便

航空会社	就航地
アグロアール貨物航空（英語版）	フンシャル、ポルト・サント
DHLアビエーション	ロンドン/ヒースロー、ライプツィヒ/ハレ、ビトリア
メド航空（英語版）	カサブランカ、タンジール
スウィフトエア	フンシャル
ASL航空ベルギー	リエージュ

空港アクセス

リスボン市内へは、地下鉄赤線、アエロ・バス（3ユーロ）、路線バス（1.4ユーロ）若しくはタクシーの利用となる。

地下鉄

• 赤線 - 空港駅～オリエンテ駅～サン・セバスティアン駅（ポルトガル語版）。途中、アラメダ駅で緑線、サルダーニャ駅で黄色線、そして終点サン・セバスティアン駅（ポルトガル語版）で青線に接続しており、1回乗り換えるだけで全ての地下鉄駅にアクセスすることができる。また、オリエンテ駅からはポルトガル国内各地向けの列車が発着しており、国内の乗り継ぎも便利。

バス

• 91番 - アエロ・バス

  7時から20時台までは毎時20分間隔で出ている。21時以降は30分おきで23時が終車。

  主な経由地は、CPカイス・ド・ソドレ駅～ロシオ広場～ポンバル侯爵広場～空港

• その他の路線バス
  • 5番 - CPオリエンテ駅～空港～CPローマ・アレエイロ駅
  • 22番 - ポンバル侯爵広場～空港～ポルテラ
  • 44番 - CPカイス・ド・ソドレ駅～ロシオ広場～ポンバル侯爵広場～空港～モスカビーデ
  • 83番 - アモレイラス～ポンバル侯爵広場～空港～ポルテラ