ビクター・アルカンタラ
ドミニカ共和国の野球選手 (1993 - ) ウィキペディアから
ドミニカ共和国の野球選手 (1993 - ) ウィキペディアから
ビクター・アルフォンソ・アルカンタラ(Victor Alfonso Alcántara, 1993年4月3日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。
2012年にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムと契約してプロ入り。契約後、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・エンゼルスでプロデビュー。14試合に先発登板して5勝4敗、防御率2.13、77奪三振を記録した。
2013年はパイオニアリーグのルーキー級オレム・オウルズでプレーし、17試合(先発12試合)に登板して2勝5敗、防御率7.47、48奪三振を記録した。
2014年はA級バーリントン・ビーズでプレーし、27試合(先発20試合)に登板して7勝6敗1セーブ、防御率3.81、117奪三振を記録した。7月にはオールスター・フューチャーズゲームの世界選抜に選出された。
2015年はA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズでプレーし、27試合に先発登板して7勝12敗、防御率5.63、125奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。
2016年はAA級アーカンソー・トラベラーズでプレーし、29試合(先発20試合)に登板して3勝7敗、防御率4.30、79奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。
2016年11月3日にキャメロン・メイビンとのトレードで、デトロイト・タイガースへ移籍した[2]。
2017年、マイナーでは傘下のAA級エリー・シーウルブズとAAA級トレド・マッドヘンズでプレーし、39試合(先発3試合)に登板して1勝3敗1セーブ、防御率3.62、73奪三振を記録した。9月1日にメジャー昇格し、5日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは6試合に登板して防御率8.57、4奪三振を記録した。
2018年は27試合に登板して1勝1敗、防御率2.40、21奪三振を記録した。
2019年は46試合に登板して3勝2敗、防御率4.85、24奪三振を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月24日にマイナー契約でAAA級トレドへ配属され、同日中にFAとなった[4]。
2020年2月21日に、パフォーマンス向上薬のスタノゾロールの陽性反応が出たことによって、メジャーリーグの薬物規約に違反したとして80試合の出場停止処分を受けた[5]。
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