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『ノースライト』は、横山秀夫の長編推理小説。旅行雑誌『旅』(新潮社)2004年5月号から2006年2月号に連載、大幅な加筆修正を経て新潮社より2019年2月22日に刊行された[1][2]。主人公の建築士が自分の設計した家にブルーノ・タウトゆかりの椅子を残し姿を消した一家の謎を追うミステリー。「週刊文春ミステリーベスト10 2019」国内部門第1位[3]。
ノースライト | ||
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著者 | 横山秀夫 | |
イラスト | agoera(装画) | |
発行日 | 2019年2月22日 | |
発行元 | 新潮社 | |
ジャンル |
長編小説 推理小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判変形 | |
ページ数 | 431 | |
公式サイト | www.shinchosha.co.jp | |
コード | ISBN 978-4-10-465402-4 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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NHK総合「土曜ドラマ」にて西島秀俊主演でテレビドラマ化され、2020年12月12日と12月19日に放送された[4][5]。
一級建築士の青瀬稔は、吉野という夫婦から、信濃追分の土地に「あなたが住みたい家を建ててください」との依頼を受ける。設計した家は「Y邸」として雑誌で紹介され、青瀬の代表作となる。 引き渡しから4ヶ月後、雑誌で「Y邸」を見て現地を訪ねた人から、人が住んでいる気配がないと聞かされた青瀬は、建築事務所所長の岡嶋とともに現地へ向かう。 鍵は空き巣に入られたのか壊されており、家は無人で、電源の入った留守番電話と、一脚の木製椅子だけが残されていた。電気・ガス・水道料金は口座引落できちんと支払われていた。岡嶋は、残されていた椅子がブルーノ・タウト作のものではないかと気づく。
青瀬は、「Y邸」建築中に顔見知りになった役場職員のつてで、吉野一家の信濃追分への転入状況を調べるが、転入した形跡はなかった。吉野一家が以前住んでいた家に向かい、隣家や大家から聞き込みをすると、吉野の妻は子供を連れて実家へ帰ったという。青瀬は、何度か吉野一家と顔を合わせた際の違和感を思い出す。さらには、吉野を追う男の存在も浮かび上がる。
NHK総合「土曜ドラマ」で2020年12月12日および12月19日の21時から22時13分に放送された。全2回[4]。主演は西島秀俊[5]。
収録は2020年9月初旬から10月中旬にかけて行われ[4]、浅間山を臨む「Y邸」が撮影のため信濃追分に実際に建てられた[9]。
第58回ギャラクシー賞 テレビ部門奨励賞を受賞(2020年度)[10]。
2021年5月24日の21時から119分の再編集版がNHK BSプレミアムおよびNHK BS4Kで放送された[11]。
放送回 | 放送日 | サブタイトル |
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総合・BS4K | ||
第1回 | 12月12日 | 消えた家族 |
第2回 | 12月19日 | 夢みた家 |
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