デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港

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デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港

デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港(デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティくうこう、英語: Detroit Metropolitan Wayne County Airport)は、アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト近郊のロムルスにある国際空港である。ウェイン郡が所有する郡営空港だが、一般にはデトロイト・メトロ空港(Detroit Metro Airport)とも呼ばれる。6本の滑走路を有している。旅客数はミシガン州内最大で、デルタ航空及びスピリット航空ハブ空港の一つである。

概要 デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港 Detroit Metropolitan Wayne County Airport, 概要 ...
デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港
Detroit Metropolitan Wayne County Airport
連邦航空局による空港図
IATA: DTW - ICAO: KDTW
概要
国・地域 アメリカ合衆国
所在地  ミシガン州ロムルス
母都市 デトロイト
所有者 ウェイン郡
運営者 ウェイン郡空港局
(Wayne County Airport Authority)
拠点航空会社
敷地面積 1960 ha
標高 197 m (645 ft)
座標 北緯42度12分45秒 西経083度21分12秒
公式サイト www.MetroAirport.com
地図
デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港の位置
DTW
デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港の位置
DTW
デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
4R/22L 3,659×61 コンクリート
4L/22R 3,048×46 コンクリート
3R/21L 3,048×46 コンクリート
3L/21R 2,591×61 アスファルト/コンクリート
9L/27R 2,654×61 アスファルト/コンクリート
9R/27L 2,591×46 コンクリート
統計(2019年)
旅客数 36,769,279人
出典: 連邦航空局[1]Detroit Metropolitan Airport[2]
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施設

要約
視点

空港ターミナルは2つで、合計132の搭乗口がある。また、大型機用の整備場がありボーイング747にも対応している。

エドワード・H・マクナマラ・ターミナル

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エクスプレストラム
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コンコースA中央部・フードコート付近
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コンコースAとコンコースB/Cを結ぶ「光のトンネル」

2002年にノースウエスト航空の「ノースウエスト・ワールドゲート」として開業した。同社がデルタ航空と合併したことにより、2008年以降はデルタ航空とスカイチーム加盟の航空会社が入居するターミナルとなった。ウェスティン・ホテルとカンファレンスセンターが付属している。

このターミナルにはA、B、Cの3つのコンコースがあり、合計で103の搭乗口がある。コンコースAは南北に伸びた1.6 kmもの長大な直線状の建物で、ターミナル本体より遥かに大ききい。内部には旅客を輸送する「エクスプレストラム」(Express Tram)と呼ばれるピープルムーバーが設置されている。エクスプレストラムには、ノース駅(North Station)、ターミナル駅(Terminal Station)、サウス駅(South Station)の3駅があり、コンコースAの南北を約3分で結んでいる。

コンコースAには62の搭乗口があり、その内の10箇所は国際線の出発・到着に使用される。このコンコースはデルタ航空の大型機及び全ての国際線到着便に使用される。国際線ゲートには2機ずつのボーディング・ブリッジが装備されていて、搭乗時間の短縮を図っている。これらの搭乗口は2つのの出口経路が設置されていて、国内線到着の場合は2階のコンコースに直接出る経路となるが、国際線到着の場合、階下の入国審査・税関エリアに下りる経路をとっている。入国審査・税関エリアは1時間に3,200人の旅客を処理する事が出来る。国内線への乗継の場合は、税関通過後、コンコースAの中央に上がる経路をとり、乗継をしない場合はそのまま1階の出口に出る。

コンコースB/Cは一体的な建物で、搭乗口が41あり、デルタ航空、デルタ・コネクションが発着する。全ての搭乗口にボーディング・ブリッジを装備しており、小型機においても滑走路上からタラップにて乗降する必要は無い。コンコースAからコンコースB/Cへは、コンコースA中央部から地下のトンネルで連絡されている。このトンネルは通称「光のトンネル」と呼ばれていて、照明が時間とともに様々に変化する設計となっている。

また、ここは東部標準時(イースタンタイムゾーン)に属している事が、3ヶ国語(英語日本語中国語の順)で放送される。このターミナル内では、ほとんどの標示が英語と日本語で併記されているのが特徴的である。

ノース・ターミナル

2008年に営業を開始した。スカイチームに非加盟の航空会社用のターミナルで29の搭乗口がある。アメリカン航空ユナイテッド航空が入居している。

主な就航路線

旅客便

さらに見る 航空会社, 就航地 ...
航空会社就航地出典
メキシコの旗アエロメヒコ・コネクトモンテレイ[3]ケタレロ[4] [5]
カナダの旗エアカナダ・エクスプレス トロント/ピアソン
季節運航: モントリオール/トルドー
[6]
フランスの旗エールフランス パリ/シャルル・ド・ゴール [7]
アメリカ合衆国の旗アラスカ航空 シアトル/タコマ
季節運航: アンカレッジ(2025年6月14日就航開始予定[8]
[9]
アメリカ合衆国の旗アメリカン航空 シャーロットダラス/フォートワースマイアミフェニックス/スカイハーバー
季節運航: フィラデルフィア
[10]
アメリカ合衆国の旗アメリカン・イーグル シカゴ/オヘアニューヨーク/ラガーディアフィラデルフィアワシントン/ナショナル [10]
アメリカ合衆国の旗アヴェロ航空 季節運航:シャーロット/コンコード(2025年6月13日就航開始予定[11]ニューヘイブン(2025年4月4日就航開始予定[12])、 ウィルミントン(NC)(2025年6月12日就航開始予定[11] [13]
アメリカ合衆国の旗デルタ航空アムステルダムアトランタオースティンボルチモアボストンバッファローシャーロットシカゴ/オヘアダラス/フォートワースデンバーフォートローダーデールフォートマイヤーズフランクフルトハートフォードホノルルヒューストン/インターコンチネンタルジャクソンビル(FL)、カンザスシティラスベガスロンドン/ヒースローロサンゼルスマディソンメンフィスメキシコ・シティマイアミミネアポリス/セントポールマートルビーチナッシュビルニューアークニューオーリンズニューヨーク/JFKニューヨーク/ラガーディアオレンジカウンティオーランドパリ/シャルル・ド・ゴールフィラデルフィアフェニックス/スカイハーバーピッツバーグポートランド(OR)、ローリー/ダーラムサクラメント[14]ソルトレイクシティサンアントニオサンディエゴサンフランシスコサンフアンサバンナシアトル/タコマソウル/仁川上海/浦東セントルイスシラキュースタンパ東京/羽田トラバースシティワシントン/ナショナルウエストパームビーチ
季節運航: オールバニアンカレッジ[14]ボーズマンデスティン/フォートウォルトンビーチ[15]ダブリン(2025年5月7日就航開始予定[16])、グランドラピッズグリーンビル/スパルタンバーグミルウォーキーモンテゴ・ベイミュンヘンナッソー[17]ペンサコーラ<[15]ポートランド(ME)、プロビデンシアレス[18]プエルト・バヤルタ[19]プンタ・カナレイキャヴィーク/ケプラヴィーク[20]リッチモンドローマ/フィウミチーノサンノゼ(CA)(2025年7月7日をもって運休予定[21]ロス・カボス[19]サラソータトゥルム[22]
[23][より良い情報源が必要]
アメリカ合衆国の旗デルタ・コネクション オールバニアルピーナアップルトンビンガムトン[24]バーミングハム(AL)、バッファローバーリントン(VT)、チャールストン(SC)、チャタヌーガシカゴ/ミッドウェーシンシナティクリーブランドコロンバス/グレンデモインエルマイラエスカナーバ(MI)、ファイエットビル/ベントンビル[25]フォートウェイン[26]グランドラピッズグリーンベイグリーンズボログリーンビル/スパルタンバーグハリスバーグハンツビルインディアナポリスアイアンマウンテンカラマズーノックスビルランシングレキシントンルイビルマディソンマーケットメンフィスミルウォーキーモントリオール/トルドーニューヨーク/JFKノーフォークオマハペルストンピッツバーグポートランド(ME)、プロビデンスリッチモンドロチェスター(NY)、サギノースーセントマリー(MI)、サウスベンド[27]シラキューストロント/ピアソントラバースシティワシントン/ダレスホワイトプレインズ
季節運航: バンゴー(2025年6月14日就航開始予定[28])、サバンナ
[23][より良い情報源が必要]
アメリカ合衆国の旗フロンティア航空 アトランタボルチモア, ダラス/フォートワース,[29] デンバーオーランドフェニックス/スカイハーバーローリー/ダーラム [30]
アイスランドの旗 アイスランド航空 季節運航: レイキャヴィーク/ケプラヴィーク [31]
アメリカ合衆国の旗 ジェットブルー航空 ボストンニューヨーク/JFK(2025年4月30日をもって運休予定[32] [33]
ドイツの旗 ルフトハンザドイツ航空 フランクフルト [34]
ヨルダンの旗 ロイヤル・ヨルダン航空 アンマン/クィーンアリア [35]
アメリカ合衆国の旗サウスウエスト航空 ボルチモアシカゴ/ミッドウェーデンバーラスベガスナッシュビルセントルイス
季節運航: オーランドフェニックス/スカイハーバータンパ
[36]
アメリカ合衆国の旗 スピリット航空 アトランタオースティン(2025年6月12日をもって運休予定)、ボルチモア(2025年5月6日就航開始予定)、バーミングハム(AL) (2025年6月13日就航開始予定)、ボストンカンクンシャーロット(2025年5月8日就航開始予定),[37] チャールストン(SC)(2025年5月9日をもって運休予定[38])、ダラス/フォートワースフォートローダーデールフォートマイヤーズハートフォード(2025年6月12日就航開始予定)、ヒューストン/インターコンチネンタルカンザスシティ(2025年5月8日をもって運休予定)、ラスベガスロサンゼルスメンフィス(2025年5月8日就航開始予定[37])、ミルウォーキー (2025年6月13日就航開始予定)、ミネアポリス/セントポールマートルビーチナッシュビル[38]ニューアークニューオーリンズニューヨーク/ラガーディアノーフォーク(2025年5月8日就航開始予定)、オーランドペンサコーラ[39] フィラデルフィアフェニックス/スカイハーバー(2025年6月12日をもって運休予定)、プンタ・カナ(2025年6月12日就航開始予定)、ローリー/ダーラム(2025年5月8日就航開始予定[37])、リッチモンド(2025年6月12日就航開始予定)、ソルトレイクシティ (2025年6月13日就航開始予定)、サンアントニオ(2025年5月9日就航開始予定[37])、サンディエゴ(resumes June 12, 2025), サンフアン(2025年6月12日をもって運休予定)、セントルイス(2025年6月12日就航開始予定)、タンパ [40]
アメリカ合衆国の旗 サンカントリー航空 季節運航: ミネアポリス/セントポール [要出典]
トルコの旗 ターキッシュ エアラインズ イスタンブール [41]
アメリカ合衆国の旗ユナイテッド航空 シカゴ/オヘアデンバーヒューストン/インターコンチネンタルニューアークサンフランシスコ[42]
季節運航: ワシントン/ダレス
[43][より良い情報源が必要]
アメリカ合衆国の旗ユナイテッド・エクスプレス シカゴ/オヘアヒューストン/インターコンチネンタルニューアークワシントン/ダレス [43]
カナダの旗 ウエストジェット航空 季節運航: カルガリーバンクーバー[44] [45]
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交通アクセス

  • SMART バスNo.125
  • タクシー

関連項目

脚注

外部リンク

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