ウエストジェット航空

カナダの航空会社 ウィキペディアから

ウエストジェット航空(ウエストジェットこうくう、英:WestJet Airlines Ltd.TSXWJA)は、カナダアルバータ州カルガリーに本部を置くカナダ第2位の大手航空会社

概要

カナダを代表する大手航空会社の一つで、国内の主要都市ほとんどに就航しており、国際線はアメリカ合衆国メキシコカリブ海諸国、中米ヨーロッパ諸国、アジアに運航している。グループ会社としてリージョナル路線を運航するウェストジェット・アンコール、ウェストジェット・リンク、そして傘下の格安航空会社(LCC)Swoop(スウープ)がある。

歴史

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旧ロゴ

保有機材

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同社が発注したボーイング社製旅客機の顧客番号(カスタマーコード)はCTで、737-6CT、737-7CT、737-8CTと表記される。

運用機材

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ウエストジェット航空 保有機材(2024年12月現在)[16][17]
機種 保有数 発注数 定員 備考
J W Y
ボーイング737-700 36 - - 12 120 132
ボーイング737-800 46 - - 12 162 174
- 189 189
ボーイング737-7 MAX - 23[18] 未定
ボーイング737-8 MAX 43 25[19] - 12 162 174
- 189 189
ボーイング737-10 MAX - 54[18][20] - 12 200 212 22機のオプション付き[20]
ボーイング787-9 7 - 16 28 276 320
ボンバルディア DHC-8-Q400 45 - - - 78 78 ウエストジェット・アンコール英語版による運航
貨物用機材
ボーイング737-800 4 - 貨物
181 102
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退役機材

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ディズニーとタイアップした特別塗装機も運用されている

就航都市

日本との関係

日本への運航路線

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ウエストジェット 日本への運航路線
便名 路線 機材
WS80/81 カルガリー 東京/成田 ボーイング787-9
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日本との歴史

  • 2011年12月15日より、カナダ国内路線において、日本航空とのコードシェア運航を開始[21]
  • 2022年10月12日、日本の国土交通省より、外国人国際航空運送事業の経営許可を取得、日本航空運航便にコードシェアとして運航される[12]
  • 初のアジア路線として、2023年5月1日よりカルガリー-東京/成田線に就航[13][14]
  • 2023年冬季は、東京/成田線の運航を休止した。
  • 2024年4月3日より、東京/成田-カルガリー線の運航を再開[22]。2024年以降は通年で運航されている。

成田発着路線のコードシェア

成田空港に直行便を運航してることもあり、成田空港発着の日本航空便にコードシェアを実施している。主にアジア行きの便にコードシェアを実施している。日本路線を運航するライバル会社であるエアカナダが同じスターアライアンス加盟の全日本空輸と提携しているため、日本航空との提携を実施している。

さらに見る 運航会社, 運行便名 ...
運航会社 運行便名 自社便名 行先
日本航空 JL707/708 WS5930/5931 バンコク/スワンナプーム
JL745/746 WS5922/5923 マニラ
JL735/736 WS5910/5911 香港
JL711/712 WS5932/5933 シンガポール
JL751/752 WS5936/5937 ハノイ
JL750/759 WS5918/5919 ホーチミン
JL723/724 WS5927/5934 クアラルンプール
JL17/18 WS5901/5907 バンクーバー
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機内サービス

ボーイング787型機ではビジネスクラスプレミアムエコノミークラスエコノミークラスの3クラスが設定されている。ビジネスクラスはフルフラットシートに加え、機内食は乗客が好きなタイミングでリクエストすることが可能な「Anytime Dining」のサービスを行っている。そのほか、ボーイング737型機とボーイング787型機には、プレミアムエコノミークラスが設けられている。

2015年からは、機内で無料の映画やテレビ番組が視聴でき、有料無線インターネット接続も可能な『ウエストジェット・コネクト』の導入を開始した[23]

ボーイング787型機には全席液晶モニター(機内エンターテイメントシステム)が搭載されている。

機内誌は「WestJet Magazine」がある。(2015年1月に「UP!」から改題) 飛行時間が1時間15分を越える国内・アメリカ路線のエコノミークラスでは、ソフトドリンクやホットコーヒー等の飲料と、簡単なスナック菓子が無料で提供される。他の北米大手航空会社同様、北米内路線のエコノミークラスではアルコール飲物および軽食は原則として有料で提供している。

提携航空会社

2023年現在、以下の航空会社とコードシェア提携を結んでいる[24]

脚注

関連項目

外部リンク

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