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任天堂のアクションアドベンチャーゲーム ウィキペディアから
『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』(ぜるだのでんせつ ふしぎのぼうし、英題:The Legend of Zelda: The Minish Cap)は、2004年11月4日に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス用アクションアドベンチャーゲーム。略称は「ぼうし」など。
ジャンル | アクションアドベンチャー |
---|---|
対応機種 |
ゲームボーイアドバンス(以下GBA) Wii U(バーチャルコンソール) |
開発元 | カプコン |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 稲船敬二 |
ディレクター | 藤林秀麿 |
音楽 | 高野充彦 |
シリーズ | ゼルダの伝説シリーズ |
人数 | 1人 |
メディア |
128Mbitロムカセット(バックアップ用EEPROM搭載)(GBA) ダウンロード販売(Wii U) |
発売日 |
GBA版 2004年11月4日 2004年11月12日 2005年1月10日 Wii U版 2014年4月30日 2014年5月29日 2014年6月5日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:3 |
コンテンツアイコン | Mild Fantasy Violence |
売上本数 | 176万本(2022年末時点)[1] |
後に他機種向けに配信された(#他機種版)。
その昔、ハイラルの地が魔物に襲われた時、天から「ピッコル」という小さな種族が現れて黄金の光と一振りの剣をもたらし、人間の勇者がそれらを携えて魔物を封じたという。封印に用いられたピッコルの剣はその後ハイラル王家の元で代々管理され、ピッコルの伝説は後の時代に語り継がれている。
ハイラル王国の城下町では、ピッコルへの感謝を表す一年に一度の祭典「ピッコル祭り」が開催されていた。王国の王女・ゼルダ姫は、その祭りに誘うため、町に住む幼馴染の少年・リンクの家を訪れた。リンクは、祭りの恒例行事である武術大会で優勝者に贈られる剣を祖父から託され、ゼルダ姫とともに町へと向かった。
祭りのひとときを楽しんだのち、二人はハイラル城内へ行き武術大会の表彰式に臨んだ。会場には、大会で優勝した男・グフーが現れた。すると次の瞬間、グフーは強大な魔力を発して城内に安置されていたピッコルの剣を折り、魔物の封印を開放、さらにはゼルダ姫に呪いをかけ石にしてしまう。リンクは姫を守ろうとしたが、為す術もなく跳ね飛ばされ、そのまま気を失う。
目を覚ましたリンクは、ハイラル王のもとへ呼ばれた。王は、ゼルダ姫を元に戻すためにはピッコルの剣の力が必要だと語り、剣の修復のためピッコルたちが暮らす森へ向かうようリンクに依頼する。リンクは、折れたピッコルの剣と祖父が鍛えた剣を手にし、冒険へと旅立った。
世界各地にある道場で剣術師範たちから習得できる技。全部で8種類ある。ゲームクリアには必須ではない。
ニンテンドー3DS本体の早期購入者を対象とした「アンバサダー・プログラム」として、ニンテンドー3DS用バーチャルコンソールが2011年12月16日より無料配信された。また、2014年4月30日からはWii U用バーチャルコンソールとして配信が開始された[2]。2023年2月9日からは『ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online』収録ソフトの一つとして配信が開始された[3][4][5]。
本作は、2001年2月27日発売の『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』、2003年3月14日発売の『ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣』に続き、カプコンを中心として開発が行われた。ディレクターの藤林秀麿は、本作発売後に任天堂へ移籍している。
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