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日本のWebドラマ番組 ウィキペディアから
『サンクチュアリ -聖域-』(サンクチュアリ せいいき)は、Netflixが日本で製作し、2023年5月4日より全世界で配信中の大相撲を題材としたオリジナルWebドラマ[1][2]。主演は一ノ瀬ワタル[3]。
サンクチュアリ -聖域- Sanctuary | |
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脚本 | 金沢知樹 |
監督 | 江口カン |
監修 |
諸鍛冶裕太(アクション) 青木哲也(アクション) 向田翼(アクション) 網谷勇志(相撲) 維新力浩司(相撲) |
出演者 |
一ノ瀬ワタル 染谷将太 忽那汐里 田口トモロヲ きたろう 毎熊克哉 住洋樹 佳久創 戌井昭人 おむすび 寺本莉緒 安藤聖 金子大地 仙道敦子 澤田賢澄 石川修平 義江和也 小林圭 めっちゃ 菊池宇晃 余貴美子 岸谷五朗 中尾彬 笹野高史 松尾スズキ 小雪 ピエール瀧 岩元駿介 室田真宏 |
話数 | 8 |
製作 | |
エグゼクティブ・プロデューサー | 坂本和隆(Netflix) |
プロデューサー | 藤田大輔 |
制作プロデューサー |
茂木英興(音楽) 舘野信博(音楽) 飯田美保(アソシエイト) 武石宏登(アソシエイト) 小川勝広(ライン) |
撮影監督 | 直井康志(JSC) |
編集 |
和田剛 澤井祐美 |
制作 | SLOW TIDE |
製作 | Netflix |
放送 | |
配信サイト | Netflix |
配信国・地域 | 全世界 |
配信期間 | 2023年5月4日 |
サンクチュアリ -聖域- |
2020年12月7日にNetflixより製作および配信が発表された[3]。
監督は江口カン、脚本は金沢知樹が務めるが、両者のコンビは江口の商業映画初監督作品である『ガチ星』以来となる[3]。
主演の一ノ瀬はオーディションによって選出された[2]。本作が初の主演作品となる[4]。なお、力士役を演じる全ての俳優陣は、専門家の指導の下、1年間に及ぶ肉体改造や相撲の稽古を行ったという[3]。
Netflixは2021年4月より日本における実写オリジナル作品の制作の拠点として東京都世田谷区の東宝スタジオと複数年の賃貸契約を結んでおり、本作についても東宝スタジオにて撮影が行われた[5]。
一方、「親方に乱暴な態度を取る弟子」「坂道を走るトレーニング」「小指での懸垂」など、実際の大相撲では到底有り得ない描写も見られ、元臥牙丸も自身のYouTubeチャンネルで指摘している[6]。
借金による家庭崩壊の中で足掻く不良の小瀬清は、猿将部屋の猿将親方にスカウトを受け、金を稼ぐために上京し力士となる。センスはあるものの品性も敬意もない彼の態度に、周囲の人々の多くは嫌悪感をあらわにする。
初めての給料日。期待した額よりもはるかに少なかったことに憤慨した清は、大暴れした挙句にボコボコに折檻されて、勢いで部屋を逃げ出す。しかし、同門の清水の説得を受けて心境が変わり、力士を続けることになる。(第1話まで)
部屋に戻ってからも、相変わらずふてぶてしい態度の清への、兄弟子の猿河らによる虐待にも似たしごきや嫌がらせは止まらなかった。そんな中で出会ったホステスの七海と、同じ北九州出身であったことから意気投合した清は、束の間の心の安らぎを得る。
ある日、父が事故で倒れ、意識はあるが動くことも話すこともできない状態になったことを知る。入院費用を一切払うつもりはない、と宣言する母の代わりに、多額の費用を工面する必要ができた清は、本腰を入れて相撲に取り組むこととなる。
そのころ、夜更けに公園で桜を見上げ佇む力士・静内を見かけた清は、彼をからかいつつもコーヒーを奢って僅かな交流を交わした。静内もそんな清を邪険にすることなく、共に煙草を吸うなど、静かな交流を重ねる。(第2話まで)
その後、清なりの努力を見た猿将は、彼に『猿桜』の四股名を授けた。「ダサい」と笑いつつも清は猿桜として新人戦にあたる5月場所に挑み、優勝決定戦まで勝ち進む。実は最後の一番には、猿将を毛嫌いする犬嶋親方らによって猿桜を負傷させるための罠が仕組まれていたのだが、罠のことを見抜いた猿将親方のアドバイスにより、猿桜はそれを逆手に取って、犬嶋親方の腰巾着である馬山親方に見事逆襲する。
その夜、七海と優勝祝いの杯を傾けていた猿桜は、若きIT長者・村田と出会う。猿桜のタニマチになりたいと申し出る村田。彼の言動には所どころ不快感を覚えつつも、潤沢な資金力には抗えず、猿桜はそれを受け入れた。(第3~4話まで)
番付も幕下へと昇進し、地位と女、金も手に入れた猿桜は慢心。稽古中、彼を高く買っており活を入れようとしてくれた同部屋の古参力士・猿谷に、力士生命に関わるほどの怪我を負わせてしまう。事件とは無関係にかねてより引退を考えていた猿谷は、猿桜を気遣う言葉を掛けるも、猿桜の心には罪悪感が残り、さらに周囲からも孤立してしまうのだった。(第5話まで)
そんな中で迎えたのは、あの‟桜の下の力士”静内との一番。猿桜は静内の張り手による猛攻に遭い、右耳を千切られ意識を失うほどの重傷を負う。耳は手術をして完治するも、以降は誰と戦っても顔面付近を狙われると恐怖で取り乱してしまうなど心的外傷が残った猿桜は、力士として絶望的状況に陥るのだった。
犬嶋親方は、これを機に完全に猿将部屋を葬ろうと、馬山部屋を使い出稽古の形で猿将部屋の力士連中を痛めつける。その際、あまりの侮辱に猿桜が逆上して桶を投げつけて乱闘になる。(第6話まで)
猿桜が引き起こした乱闘が「暴力事件」だと問題視され、もはや彼の解雇は避けられないものとなった。さらに、以前に美女たちの前で失禁させられて恥をかかされたことから猿桜を逆恨みした村田により、恋人である七海を寝取られたところを見せつけられて、猿桜はそれまでの全てを失ってしまう。
猿将部屋の女将・花の根回しで解雇が取り下げられるも、完全に自信を喪失した彼は、自ら部屋を去る決意をする。ところがそんな彼を止めたのは、これまで彼と彼の父を邪険に扱ってきた母だった。「父親のために相撲で稼げ」と母は猿桜をビンタを張り続けて激しく叱咤したことで、張り手のトラウマから打ち勝つことに成功する。
その日から、猿桜は必死で稽古に取り組む。この頃から敬語を使うようになり、猿将や猿谷に素直に教えを請い、猿将の現役時代の取組の型を取り入れるなど強くなるための努力を惜しまない彼の姿は、怠惰だった周囲の力士たちをも変えてゆく。そして、再び馬山部屋の出稽古を迎えるも、今度は実力伯仲となった上、猿桜は勝利を収めるのだった。(第7話まで)
迎えた静内とのリベンジマッチ。仲間たちの檄と、清水や観客らの声援を受け、闘志に満ちた猿桜。向かい合った両者は、土俵の上でこれまでの人生を回顧し、激しくぶつかり合ったところで物語は終わりを告げる。(第8話まで)
配信回 | 配信日 | 配信時間 |
---|---|---|
エピソード1 | 5月4日 | 60分 |
エピソード2 | 48分 | |
エピソード3 | 50分 | |
エピソード4 | 52分 | |
エピソード5 | 54分 | |
エピソード6 | 54分 | |
エピソード7 | 65分 | |
エピソード8 | 31分 |
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