Loading AI tools
ウルトラシリーズの登場キャラクター(ウルトラ怪獣) ウィキペディアから
グドンとは、円谷プロダクションが製作した特撮テレビドラマ『帰ってきたウルトラマン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」、および『ファイヤーマン』『レッドマン』に登場する架空の怪獣。別名は地底怪獣。
グドン | |
---|---|
ウルトラシリーズのキャラクター | |
初登場 | 『帰ってきたウルトラマン』第5話 |
作者 |
池谷仙克(デザイン) 高山良策(造型) |
全身が刺々しく、両腕が長いムチのようになっており、赤い眼を持つ造形である。また、両足に指がない。体表のディテールは、サイの皮膚に着想を得ている[出典 1]。
デザインは池谷仙克による[出典 2]。池谷は『帰ってきたウルトラマン』で手掛けた怪獣の中で1番気に入っているとしている[5]。池谷はグドンと同様にムチを持つ怪獣ツインテールのデザインも担当していたが、本放送を見て2体が同じ回に登場することを初めて知り、よもやムチを持つ怪獣同士が戦うとは思ってもいなかったという[出典 3]。
特徴的なムチ状に進化した両腕は、後年の『ウルトラマンメビウス』への登場時に振動触腕エクスカベーターと命名される。
『帰ってきたウルトラマン』第5話「二大怪獣東京を襲撃」、第6話「決戦! 怪獣対マット」に登場。
中生代・ジュラ紀に棲息していた三縞竜の一種で[6]、同時代に存在していた怪獣ツインテールを常食としている[出典 6]。怪力の持ち主で、表皮はMATのMN爆弾も通用しないほど頑丈である。両腕のムチを敵の体に突き刺し、強力な毒液を注入する[6][14]。奥多摩の第2採石場から出現した後、ツインテールと共闘する形でウルトラマンジャックを撃退し、その激戦の爪痕として東京を壊滅状態に陥れる。だが、MATの麻酔弾で両目を潰されて失明したツインテールに尻尾を噛まれ、逆上して噛み殺す。そのことがジャックの再起につながり、最後はスペシウム光線で倒される。
『ウルトラマンメビウス』第2話「俺達の翼」、第9話「復讐の鎧」に登場。
34年前、ウルトラマンジャックと戦ったグドンの別個体[21]。ドキュメントMATに記録が残っている。ボガールの影響によって登場したと思われる[22]。形状は初代とほぼ同じであるが、若干腹が太くなっているうえに顔付きもやや異なり、目には瞳がある。弱点は腹部[23]。黄昏時の工事現場に出現し、両腕のムチ状の振動触腕でGUYSやメビウスを苦しめる。GUYSの攻撃で右腕のムチを失いながらもメビウスと互角以上に渡り合うが、メビュームブレードの一撃を受けて爆散した。
第9話では、山間部でボガールに呼び寄せられた個体が、同じく呼び出されたツインテールと交戦して劣勢となる。ボガールが巨大化すると抵抗を試みるが、結局はツインテールに先立って捕食された。
『ウルトラマンメビウス』第27話「激闘の覇者」に登場。
第27話ではGUYSによって作られたプロトマケット怪獣。仮想空間でゼットンとの臨戦態勢に入る前にゼットンの高熱火球を浴びせられ、敗れる。
マケット怪獣化の件は、活動制限時間の1分が地中に潜っている最中に過ぎては役に立たないという理由で却下された。
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第3話「透明怪獣襲撃!」に登場。
惑星ボリスの発電所を餌場にしていたネロンガと戦ってムチで優勢に立つが、透明化で惑わされて電撃を受け、絶命した。
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。
ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活した怪獣軍団の1体[33]。ツインテールなどとともに初代ウルトラマンと戦い、その後も生き残るが、最後はウルトラマンゼロのワイドゼロショットを受けて爆死する。
『ウルトラゾーン』の各コーナーに登場。
第1話のコントパート「怪獣マッサージ」では、溜池山王のマッサージ店を訪れた客として登場。声は河野洋一郎が担当した[35]。
第2話のミニコーナー「怪獣ことわざ」では、「骨折りグドンのくたびれもうけ」ということわざが紹介されている[36]。
『ウルトラマン列伝』内のアクションドラマ『ウルトラゼロファイト』第1部「新たなる力」に登場。
バット星人グラシエが怪獣墓場から蘇らせた怪獣軍団の1体[38]。サドラ、テレスドン、ベムラーと共に出現し、怪獣墓場を訪れたウルトラマンゼロを襲うが、サドラ共々ストロングコロナゼロの格闘技に瞬殺され、爆死した。
『ウルトラマンギンガS』第4話「強さの意味」に登場。
失敗続きで後が無かったアンドロイド・ワンゼロがモンスライブして出現。ウルトラマンビクトリーと対決し、振動触腕エクスカベーター[41]による攻撃で苦しめる。UPGによるハイパーレーザーの射撃をものともせず、ビクトリーを庇って現れたシェパードンをも返り討ちにするが、レピから受け取ったキングジョーカスタム(SD)のスパークドールズでウルトランスした後、キングジョーランチャーで倒される。
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第4話「赤き荒野にムチがうなる」に登場。
ブルトンによって荒野に飛ばされた主人公たちの前でツインテールと戦っていたところ、やり過ごそうとする主人公たちのバトルナイザーの音声によって彼らの存在に気付き、ツインテールとともに襲いかかる。しかし、バトルナイザーの怪獣によって倒される。
ステータスはアタックとパワーを重視しており、全体的にバランスに優れるが、ディフェンスが一番低い。必殺技はすべて両腕のムチを使ったもので、敵をムチでめった打ちにする「残酷ムチラッシュ」、両腕のムチを振り回しながら敵を攻撃する「ムチ連撃」、敵にムチの一振りを浴びせる「こんしんのムチ攻撃」がある。『NEO』第1弾ではツインテールと組むことで、タッグ必殺技「スリングスマッシュ」が発動可能になる。『NEO』第6弾からは、高速回転しながら敵にムチをぶつける技「サイクロンウィップ」が追加された。
『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』に登場。
レイバトスの呪文により復活させられた個体が、キングジョー、ツインテール、バードン、ハイパーゼットン(イマーゴ)、ビクトルギエルと共に出現。他の5体と共にウルトラマンゼロとウルトラマンオーブに襲いかかり、オーブがレイバトスを追った後はゼロを追い詰めるが、ゾフィー、セブン、ジャックがゼロの救援に現れ、ツインテールと共にジャックと戦う。しかし、2体がかりでもジャックには歯が立たず、最後はスペシウム光線で倒される。
『ウルトラマンデッカー』第6話「地底怪獣現わる!現わる!」に登場。
パゴスの次に出現した地底怪獣であり、ウルトラマンデッカーを両腕のムチで背後から羽交い絞めにして地底に引きずり込む[43]。
『ファイヤーマン』第9話「深海からの挑戦」に登場。
日本近海に生息していたが、獰猛な肉食怪獣ネロギラスに襲撃される。他の怪獣を次々と捕食するネロギラスには抗えず、左腕を失ったうえに海面を真っ赤に染めるほど流血して投げ飛ばされた後、表皮を剥がされて捕食された。その後、無残な死体が海上で発見された(ネロギラスはその前にロドグロスとステゴラスを捕食しており、その死体が登場している)。
『レッドマン』第94、95、97、98、101、103、105 - 108、110 - 113、115、117 - 119、136、137話
いずれも映像はそれぞれの初登場作品の流用。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.