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アメリカのバスケットボール選手 (1995 - ) ウィキペディアから
カール=アンソニー・タウンズ・ジュニア(Karl-Anthony Towns Jr. , 1995年11月15日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ピスカタウェイ出身のプロバスケットボール選手。NBAのニューヨーク・ニックスに所属している。ポジションはセンター。
2022年のタウンズ | |
ニューヨーク・ニックス No.32 | |
---|---|
ポジション | C/PF |
所属リーグ | NBA |
基本情報 | |
愛称 | KAT |
国籍 |
ドミニカ共和国 アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1995年11月15日(29歳) |
出身地 |
アメリカ合衆国 ニュージャージー州ピスカタウェイ |
身長 | 211cm (6 ft 11 in) |
体重 | 115kg (254 lb) |
キャリア情報 | |
高校 | セント・ジョセフ高等学校 |
大学 | ケンタッキー大学 |
NBAドラフト | 2015年 / 1巡目 / 全体1位 |
ミネソタ・ティンバーウルブズから指名 | |
プロ選手期間 | 2015年–現在 |
経歴 | |
2015–2024 | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
2024– | ニューヨーク・ニックス |
受賞歴 | |
| |
Stats Basketball-Reference.com | |
代表歴 | |
キャップ | ドミニカ共和国 |
ニュージャージー州のセントジョセフ高校に入学し、1年時に2012年の州のチャンピオンをとなり、自身もESPN25高校生ランキングのトップを獲得した[1]。2013年、2014年もタイトルを得て[2]、16歳以下のドミニカ共和国ナショナルチームに選ばれた[1][3]。
2013年1月6日、クアドルプル・ダブルの記録を残し(16 得点、17 リバウンド、11 ブロック、11 アシスト)、 2014年1月5日に再び、20 得点、14 リバウンド、12 ブロック、10 アシストのクアドルプル・ダブルを記録した[4]。タウンズはシニア年時には平均20.9 得点、13.4 リバウンド、6.2 ブロックの成績を残した。 2014年、タウンズはケンタッキー大学 に進学を決め、[5]。高校を 3.96 GPAの成績で卒業し.[2]、2014年の ゲータレード・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた[6]。
氏名 | 出身 | 高校 / 大学 | 身長 | 体重 | コミット日 | |
---|---|---|---|---|---|---|
カール・アンソニー=タウンズ C |
ニュージャージー州ミュッチェン | セント・ジョセフ・ハイスクール | 6 ft 11 in (2.11 m) | 235 lb (107 kg) | 2012年12月4日 | |
リクルート スターレーティング: Scout: Rivals: 247Sports: ESPN: | ||||||
全リクルート順位: Scout: 4, 2 (C) Rivals: 5 ESPN: 9, 1 (NJ), 3 (C) | ||||||
出典:
|
ケンタッキー大学では、各プレーヤーの出場時間に制限を設ける独自のシステム「プラトーン・システム」を採用しており、その制限された出場時間の1試合平均21.1分の中で、10.3 得点、6.7 リバウンドの成績を残した[7]。2015年のNBAドラフトでは、上位指名されることが予測され[8]、アーリーエントリーした。
2015年のNBAドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズから全体1位指名された[9][10]。 2015年7月7日、ルーキー・スケールで契約し、[11] サマーリーグではラスベガスで5試合に出場し、平均12.8 得点、7.2 リバウンドの成績を残した[12]。
シーズン開幕戦のロサンゼルス・レイカーズ戦に先発して32分出場し、14得点、12リバウンドと、デビュー戦で、いきなりダブルダブルを達成[13] するなど、新人ながら主力に定着し、10-11月度のウェスタンカンファレンスの最優秀新人選手に選出され、以降も2016年4月までの6ヶ月間連続で最優秀新人選手に選出。更にNBAオールスターゲーム前夜祭のNBAスキルチャレンジでは、センター登録の選手としては異例の優勝を為し遂げた。最終的に2015-2016シーズンは平均18.3得点10.4リバウンドと、全ルーキーでトップの成績を記録し、満票で新人王を受賞した(2位以下にはクリスタプス・ポルジンギス、ニコラ・ヨキッチ、デビン・ブッカー、ジャーリール・オカフォーなどがいた)。
2016年12月28日のデンバー・ナゲッツ戦では、15得点11リバウンド10アシストを記録し、自身初のトリプル・ダブルを達成した[14]。最終的に2016-17シーズンは平均25.1得点 12.3リバウンドを記録し、リーグ史上最も若い "25-10プレーヤー" となり[15]、ティム・ダンカン以来15年ぶり史上15人目となるシーズン2000得点・1000リバウンドを達成した[16]。
2018年2月18日に行われるNBAオールスターゲームに出場することが発表された[17]。3月28日に行われたアトランタ・ホークス戦で自己最高かつフランチャイズ記録の56得点、15リバウンドを記録した(従来の記録はモーリス・ウィリアムズの52得点[18])[19]。また、1994年4月20日のウルブズ戦でシャキール・オニールが22歳45日で50得点、15リバウンドを記録して以来の若さ、22歳133日で50得点、15リバウンドを記録した選手となった[20]。4月11日、プレーオフの最後の座を懸けたデンバー・ナゲッツとの直接対決で26得点、14リバウンドを記録、試合は112-106で勝利し、ウルブズは2004年以来となるプレーオフ進出を決めた[21]。プレーオフ1回戦、対ヒューストン・ロケッツの第3戦で18得点、16リバウンドを記録、試合は121-105で勝利した[22]。第5戦で23得点、14リバウンドを記録、試合は122-104で敗れチームは1勝4敗で1回戦を敗退した[23]。
シーズン開幕前の2018年9月にティンバーウルブズと2024年までの5年総額1億9000万ドルで契約延長した[24]。2019年1月12日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦で自己最多の27リバウンドを記録した。このシーズンは77試合で平均33.1分に出場し、24.4得点・12.4リバウンド・3.4アシスト・0.9スティール・1.6ブロックなどを記録した。
2019年10月31日のフィラデルフィア・76ers戦で試合中にジョエル・エンビードと口論になり、タウンズは2試合の無報酬出場停止処分を受けた[25]。
2021年1月中旬、タウンズはコロナウイルスに感染し、13試合欠場した。2月10日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で復帰し、18得点、10リバウンドを記録した[26]。
2021年11月8日のメンフィス・グリズリーズ戦で、ブザーと同時に39フィート付近からスリーポイントを放ち、113得点の同点に追いつかせ、オーバータイムに持ち込んだが、試合は125-118で敗れた[27]。2022年2月3日、4年ぶりのオールスターゲームにリザーブとして選出された[28]。
2022年3月14日のサンアントニオ・スパーズ戦にて、1試合における得点の球団最高記録かつキャリアハイとなる60ポイントを記録した[29]。
2023-24シーズン、1月22日、シャーロット・ホーネッツとの対戦でキャリアハイポイントを更新する62ポイントを挙げた[30]。
2024-25シーズン開幕前にジュリアス・ランドルとドンテ・ディビンチェンゾとのトレードでニューヨーク・ニックスに移籍、古巣であるミネソタ・ティンバーウルブズとの初対戦では、32得点20リバウンド6アシストを記録して勝利した[31]。12月23日のトロント・ラプターズ戦で31得点10リバウンドを記録、これで11月13日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦から連続18試合でダブルダブルを記録したこととなり、パトリック・ユーイングを抜いて球団歴代4位の連続記録となった[32]。
得点とリバウンドでチームに貢献するビッグマン。恵まれた体格に加えてハンドリングやシュート力にも優れており、テクニックとパワーを併せ持つ現役トップクラスのハイブリッドセンターである。また、センターとしては3ptアテンプト数が多いにもかかわらず、高いシュート成功率を維持している[33]。
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2015–16 | MIN | 82* | 82* | 32.0 | .542 | .341 | .811 | 10.5 | 2.0 | .7 | 1.7 | 18.3 |
2016–17 | 82* | 82* | 37.0 | .542 | .367 | .832 | 12.3 | 2.7 | .7 | 1.3 | 25.1 | |
2017–18 | 82* | 82* | 35.6 | .545 | .421 | .858 | 12.3 | 2.4 | .8 | 1.4 | 21.3 | |
2018–19 | 77 | 77 | 33.1 | .518 | .400 | .836 | 12.4 | 3.4 | .9 | 1.6 | 24.4 | |
2019–20 | 35 | 35 | 33.9 | .508 | .412 | .796 | 10.8 | 4.4 | .9 | 1.2 | 26.5 | |
2020–21 | 50 | 50 | 33.8 | .486 | .387 | .859 | 10.6 | 4.5 | .8 | 1.1 | 24.8 | |
2021–22 | 74 | 74 | 33.4 | .529 | .410 | .822 | 9.8 | 3.6 | 1.0 | 1.1 | 24.6 | |
2022–23 | 29 | 29 | 33.0 | .495 | .366 | .874 | 8.1 | 4.8 | .7 | .6 | 20.8 | |
2023–24 | 62 | 62 | 32.7 | .504 | .416 | .873 | 8.3 | 3.0 | .7 | .7 | 21.8 | |
通算 | 573 | 573 | 34.0 | .524 | .398 | .839 | 10.8 | 3.2 | .8 | 1.3 | 22.9 | |
オールスター | 4 | 0 | 17.8 | .639 | .292 | 1.000 | 6.8 | 1.8 | .3 | .0 | 21.8 |
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014–15 | ケンタッキー | 39 | 39 | 21.1 | .566 | .250 | .813 | 6.7 | 1.1 | 0.5 | 2.3 | 10.3 |
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