オザワ部長(おざわぶちょう、1969年[1]10月6日[2] - )は、日本の作家である。吹奏楽をメインテーマとしているため、吹奏楽作家と称することも多い。
「世界でただ一人の吹奏楽作家」がキャッチフレーズ。
全国各地の学校の吹奏楽部や吹奏楽団を取材し、「あるある本」やノンフィクション、小説などの書籍を多数出版。取材で訪れた学校・楽団数はのべ400以上。
吹奏楽をメインテーマとしているが、それ以外にマーチング、合唱、俳句、ダンスなどもテーマとして取り上げている[4][5][6][7]。
新聞、雑誌、Web媒体、CDのブックレット[8][9]に執筆するほか、トークショーや講演、ラジオ番組[1][10]、コンサート出演(司会)、吹奏楽指導者のためのDVD[11]にも出演する。
介護施設向け動画配信「旅介ちゃんねる」にもレポーターとして出演(2022年〜)。
- 『みんなのあるある吹奏楽部』(2013年、新紀元社、編著)
- 『みんなのあるある吹奏楽部 ゴールド』(2014年、新紀元社、編著)
- 『あるある吹ペディア オザワ部長のオモシロ吹奏楽部大事典!?』(2015年、学研プラス)
- 『オザワ部長の吹奏楽部物語 翔べ!私たちのコンクール』(2015年、学研パブリッシング)
- 『吹部ノート』(2015年、ベストセラーズ)
- 『きばれ!長崎ブラバンガールズ 藤重先生と活水吹部7か月の奇跡』(2016年、学研プラス、藤重佳久との共著)
- 『中学生ブラバン天国 オザワ部長のあるある吹部訪問』(2016年、学研プラス)
- 『吹部ノート2』(2016年、ベストセラーズ)
- 『もしも楽器が吹奏楽部員だったら!? ある吹部での出来事』(2016年、ベストセラーズ、監修)
- 『吹奏楽器擬人化まんが』(2017年、KADOKAWA、監修・コメント)
- 『サヨナラノオト ブラバンガールズの約束』(2017年、学研プラス)
- 『あるある吹奏楽部の逆襲!』(2017年、新紀元社、編著)
- 『吹部ノート3』(2017年、ベストセラーズ)
- 『一球入魂!一音入魂! 甲子園に響け!熱援ブラバン・ダイアリー』(2018年、学研プラス)
- 『最強!大阪桐蔭高校吹奏楽部 梅田先生と部員170名の青春ラプソディ』(2019年、学研プラス)
- 『吹奏楽部アナザーストーリー』上巻・下巻(2019年、ベストセラーズ)
- 『新・吹部ノート 私たちの負けられない想い』(2019年、ベストセラーズ)
- 『青春サプリ。なりたい自分になれる』(2020年、ポプラ社、共著)
- 『青春サプリ。乗り越えられない試練なんてない』(2020年、ポプラ社、共著)
- 『しゅんPの病院あるある』(2020年、マキノ出版、構成)[12]
- 『美爆音!ぼくらの青春シンフォニー 習志野高校吹奏楽部の仲間たち』(2020年、岩崎書店)
- 『吹奏楽部バンザイ!! コロナに負けない』(2021年、ポプラ社)
- 『今日からはじめる! すぐできる! 吹奏楽新時代の指導メソッド』(2021年、学研プラス)
- 『青春サプリ。好きだから負けたくない』(2022年、ポプラ社、共著)
- 『旭川商業高校吹奏楽部のキセキ 熱血先生と部員たちの「夜明け」』(2022年、学研プラス)
- 『青春サプリ。この一瞬にすべてを』(2022年、ポプラ社、共著)
- 『青春サプリ。夢をあきらめない』(2023年、ポプラ社)
- 『空とラッパと小倉トースト』(2023年、学研プラス)
- 『いちゅんどー!西原高校マーチングバンド 〜沖縄の高校がマーチング世界一になった話〜』(2024年、新紀元社)
- 『とびたて!みんなのドラゴン 難病ALSの先生と日明小合唱部の冒険』(2024年、岩崎書店)
上記のほか、全日本吹奏楽コンクールの年刊ムック『吹奏楽の星』(朝日新聞出版)にも寄稿している。
- 王様の箱 吹奏楽名曲集(キングレコード、2016年) - 選曲・ライナーノーツ
- ゴールド、金賞! 全日本吹奏楽コンクール人気曲ベスト(キングレコード、2017年) - 選曲・ライナーノーツ
- オザワ部長presents全日本吹奏楽コンクール名演ベスト(キングレコード、2018年) - 選曲・ライナーノーツ
- 朝日新聞デジタル 奏でるコトバ、響くココロ(朝日新聞社、2017年7月12日 - 2022年3月23日)[29][30]
- 月刊誌『ぶらあぼ』 OTTAVAへようこそ!(東京MDE、2018年6月号 - 2019年2月号) - コラムそのものは斎藤茂が担当。2018年6月号に初登場[31]、7月号より「オザワ部長の"コラム in コラム"」として掲載開始[32]
- 朝日新聞デジタル My吹部Seasons(朝日新聞社、2022年4月12日 - )[33]
- eぶらあぼ ガンバレ!吹奏楽部!ぶらあぼブラス!(ぶらあぼホールディングス、2022年5月 - )[34]
- 「吹奏楽部の部長」という設定。一時期、OTTAVAのコンサートや公開生中継、吹奏楽のイベントには学ランを着用して出演していた[35]。
- 『Bravo Brass』が『OTTAVA Salone』内のコーナーだった時期、番組ページにはプレゼンター(一般のラジオ局におけるディスクジョッキーやパーソナリティにあたる)としての紹介はなかった。しかし、ともにコーナーを進行していた森雄一は、番組内で「ゲストではなく、私と一緒にやっているパーソナリティ」(2015年11月13日)、「(吹奏楽分野では)OTTAVAを代表するプレゼンター」(2016年1月8日)と説明していた。『OTTAVA Bravo Brass』の番組ページ[36]にはちゃんと紹介が掲載されている。
- 現役当時はアルト・テナー・バリトンの3種のサックスを担当。現在はソプラノサックスとアルトサックスを吹く。所有するソプラノサックス(ヤマハ YSS-875)の名前「ヤマ和(お)」を命名したのはSKE48の古畑奈和[1]。ほかに、セルマーのサックス「セル夫」[37]を所有。『OTTAVA Bravo Brass』(2017年7月15日)にゲスト出演した本多俊之と『マルサの女』テーマ曲を合奏した際は、本多のアルトサックスを借りて演奏した[38]。
- 好きな吹奏楽曲は内藤淳一『吹奏楽のためのインヴェンション第1番』、フィリップ・スパーク『宇宙の音楽』とのこと[36]。
- 2017年9月17日、トーク&交流イベント「オザワ部長のあるある吹奏楽部〜吹奏楽ファン交流会〜」に出演した[39][40]。
- 著書『吹奏楽部バンザイ!! コロナに負けない』の中の水戸女子高等学校吹奏楽部の章が2023年7月に『ファンファーレ!! 〜響き続けた吹奏楽部の物語〜』として水戸市民会館で舞台化された。(演出・深作健太、脚本・井上桂、出演・荻沼栄音、黒河内りく、田代明、桜井木穂、鈴木咲人心ほか)
- 小説『空とラッパと小倉トースト』が立命館慶祥中学校、長野県公立高等学校、徳島県公立高等学校の国語の入試問題に採用された(2024年度入試)。
『いちゅんどー!西原高校マーチングバンド 〜沖縄の高校がマーチング世界一になった話〜』新紀元社、2024年。
『とびたて!みんなのドラゴン 難病ALSの先生と日明小合唱部の冒険』2024年、岩崎書店。
『青春サプリ。 夢をあきらめない』収録「恋する五・七・五」2023年、ポプラ社。
『青春サプリ。 挑戦する気持ち』収録「無口な私の「挑戦」」2023年、ポプラ社。
『中学生ブラバン天国 オザワ部長のあるある吹部訪問』著者紹介。
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