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ウォーカー・ビューラー
アメリカのプロ野球選手 (1994-) ウィキペディアから
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ウォーカー・アンソニー・ビューラー(Walker Anthony Buehler, 1994年7月28日 - )は、アメリカ合衆国ケンタッキー州レキシントン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのボストン・レッドソックス所属。愛称はビュータン。
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経歴
要約
視点
プロ入り前
2012年のMLBドラフト14巡目(全体436位)でピッツバーグ・パイレーツから指名されたが契約せず、ヴァンダービルト大学へ進学した[1]。大学時代はダンズビー・スワンソンとチームメイトだった。
プロ入りとドジャース時代
2015年のMLBドラフト1巡目(全体24位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロ入り[2][3]。契約後すぐにトミー・ジョン手術を受け、1年間のリハビリ生活を送る[4]。
2016年8月23日に傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースでプロデビュー[5]。8月28日、A級グレートレイクス・ルーンズに昇格し[6]、2試合に登板した[7]。

(2017年5月12日)
2017年はマイナーではA+級ランチョクカモンガ・クエークス[8]、AA級タルサ・ドリラーズ、AAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーした。シーズン途中にはテキサスリーグのオールスターのメンバーに選出された[9]。9月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[10]、翌7日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビューを果たした。この年はリリーフとして起用された。
2018年は4月23日のマイアミ・マーリンズ戦でMLB初先発し、5回を無失点。5月4日にメキシコのモンテレイにあるエスタディオ・デ・ベイスボル・モンテレイで行われたサンディエゴ・パドレスとのMLBメキシコシリーズに先発し、6回を3四球、無安打、無失点に抑え、結果的に継投でのノーヒットノーランに貢献した[11]。6月21日に肋骨を痛めて故障者リスト入りする。6月28日のシカゴ・カブス戦で復帰したが、1回5失点と打ち込まれて故障者リストに戻り、7月13日に復帰する。10月1日には同率首位になったコロラド・ロッキーズとのタイブレークゲームの先発を任され、6.2回無失点に加えて適時打も放つ活躍でチームの勝利及び6連覇に貢献した[12]。最終成績は23試合に先発登板して、8勝5敗、防御率2.62だった。ポストシーズンでは最初の2先発は炎上したが、その後は立て直した。
2019年は自身初の完封を記録するなど結果を残し、オールスターゲームに初選出された。最終成績は14勝4敗、防御率3.26だった。ポストシーズンではナショナルリーグディビジョンシリーズ(NLDS)の第1戦と第5戦に先発登板し、計12.1回、1失点で防御率0.71の好成績だったが、チームは敗退した。
2021年7月10日に辞退した選手の代替選手として通算2度目となるオールスターゲームに選出された[13]。最終的に自己最多となる16勝を記録し、防御率はナ・リーグ3位となる2.47を記録し、自身初の200イニングを突破した。オフの11月23日に自身初めてオールMLBチームのファーストチーム先発投手の1人に選出された[14]。
2022年は自身初の開幕投手を務めた[15]。シーズンでは、4月25日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で9回を投げ3安打、10奪三振、無四球、1死球にて無失点を記録しキャリア初の完封勝利を収めるなど[16]、5月終了時点で6勝1敗、防御率3.22の好成績を残していたが、6月10日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で右肘の違和感で途中降板した。シーズン終盤に復帰する予定だったが、肘の手術により今季絶望となった[17]。8月23日に自身2度目となるトミー・ジョン手術を受けた[18]。
2024年は3月20日に右肘の手術で開幕を故障者リストで迎えることになった[19]。レギュラーシーズンは1勝6敗に終わったが、ワールドシリーズにおいては第3戦で勝利投手となり、第5戦では9回にマウンドに上がり3者凡退に抑えてセーブを記録し胴上げ投手となった[20][21]。オフの10月31日にFAとなった。
レッドソックス時代
2024年12月28日にボストン・レッドソックスと2105万ドルの1年契約を結んだ[22]。
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選手としての特徴
細身ながら威力のある球を投げ込む本格派右腕[24]。
フォーシームは最速100mph(161km/h)で、平均球速は先発投手としては上位の96mph(154km/h)を誇る。ほぼ同じ速度のツーシームも投げ分けることができ、さらに平均81mph(130km/h)で大きく変化するカーブ、平均91mph(146km/h)のカットボール、平均88mph(141km/h)のスライダーを織り交ぜる。
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詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別投手成績所属リーグ内順位
- -は10位未満(防御率は規定投球回到達未満の場合も-と表記)
ポストシーズン投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
表彰
- ピッチャー・オブ・ザ・マンス:1回(2021年7月)
- オールMLBチーム[25]
- ファーストチーム(先発投手):1回(2021年)
記録
- MiLB
- テキサスリーグ・オールスターゲーム選出:1回(2017年)
- MLB
- MLBオールスターゲーム選出:2回(2019年、2021年)
背番号
- 64(2017年)
- 21(2018年 - 2024年)
- 0(2025年 - )
脚注
関連項目
外部リンク
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