イースタンモータース

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イースタンモータース

イースタンモータース東京株式会社(イースタンモータースとうきょう、Eastern Motors Co.,Ltd.)は、東京都で営業するタクシー会社で、梅田交通グループに属する[1]

概要 種類, 本社所在地 ...
イースタンモータース東京株式会社
Eastern Motors Co., Ltd
イースタンモータースのタクシー
イースタンモータースのタクシー
種類 株式会社
本社所在地 日本
136-0082
東京都江東区新木場2丁目4-3
業種 陸運業
法人番号 7010601034637
事業内容 一般乗用旅客自動車運送事業
代表者 代表取締役 古知愛一郎
外部リンク https://umeda-kotsu-group.jp/umedataxi/group.htm
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概要

1946年に創業し、本社を江東区新木場に置く。都区内の直営営業所は一部事業会社を除いてEM無線に加盟し、ほかの地域は自社無線で配車する。

1999年大阪北港梅田ハイタク事業協同組合に買収され、梅田交通グループに加盟して社名をイースタンモータース東京とした。 

大田区羽田旭町のイースタンエアポートモータースは系列会社であったが、1999年に全日本空輸が買収し、2011年に両備ホールディングスへ売却され、2021年に日本交通が買収した。

2000年に廃業した貸切バス専業のバス会社「イースタン観光[注釈 1]もグループ企業であった。

かつて世田谷区千歳台ボルボ車を販売した。福井県に所在した輸入車ディーラー「イースタンモータース[2]」、京都府に所在しボルボ車を販売、2006年夏に廃業した「ニューイースタン」はともに関連がない。

創業時の本社はのちに「イースタン興業」と改称、港区西新橋の「イースタンビル」を経営していたが、2012年1月に京阪電気鉄道が買収[3]、2021年4月1日付で京阪ホールディングスへ吸収合併された[4]

2024年2月16日にEM無線は無線配車業務を日本交通へ移管し、EM加盟タクシーを指定する際はタクシー配車サービス GOで加盟タクシー会社を指定する[5]。東京観光タクシー[6]と後払いチケット契約[7]は扱わない。

沿革

  • 1946年(昭和21年)11月 - イースタンモータース創業。駐留軍スクールバス、輸入車販売・整備業として発足[8]
  • 1949年(昭和24年)9月 - ハイヤー・タクシーの免許を加える[8]
  • 1966年(昭和41年)11月 - ハイヤー・タクシー部門をイースタン交通として独立[8]
    • 時期不詳 - 旧本社がイースタン興業に改称し、ハイタク部門はイースタン交通からイースタンモータースへ改称[8]
  • 1971年(昭和46年)6月 - 大田区に所在した羽田交通(1961年11月設立)に経営参加、イースタン羽田交通へ改称[8]
  • 1973年(昭和48年)12月 - イースタンモータース羽田空港営業所とイースタン羽田交通を一本化し、イースタンエアポートモータースへ改称[8]
  • 1999年(平成11年)
    • イースタンモータースは北港梅田ハイタク事業協同組合に買収され、イースタンモータース東京に改称。
    • イースタンエアポートモータースは全日本空輸(ANA)に買収される。

営業所

  • イースタンモータース東京株式会社 - EM無線
  • イースタンマネージ株式会社 - EM無線
    • 赤羽営業所 (北区赤羽南) 
  • ネクスト株式会社[注釈 2]江東区新木場) - EM無線
  • ABC交通株式会社(板橋区大原町) - EM無線
  • みなとタクシー株式会社(板橋区前野町)- チェッカーキャブ東京無線所属
  • 東京梅田交通株式会社[注釈 3]足立区花畑)- 日本交通提携
  • 東京梅田交通第二株式会社[注釈 4] - 日本交通提携
    • 亀有営業所(足立区中川)
    • 亀戸営業所(江東区亀戸)

系列会社

[]内は行灯に表記される社名。

秋田県

  • 秋田梅田交通株式会社(秋田市新屋大川町)
  • 新昭和タクシー株式会社(潟上市飯田川下虻川)
  • 本荘タクシー株式会社(由利本荘市後町)

群馬県

  • 三山タクシー株式会社 [MIYAMA] (高崎市本町) - 旧・シンセイタクシー[シンセイ]

埼玉県

千葉県

  • 和光タクシー株式会社 [和光] (千葉市稲毛区園生町)
  • エムテイ有限会社イースタン [エムティ] (船橋市二和西)
  • マツドタクシー株式会社イースタン [マツド] (松戸市紙敷)

東京都

  • イースタンモータース調布株式会社 [イースタン] (調布市国領町)

神奈川県

  • カナガワ交通株式会社イースタン本社営業所 [カナガワ] (横浜市栄区飯島町)- 2024年8月16日に日本交通横浜と業務提携[9][10]
  • 向ヶ丘交通株式会社イースタン [向ヶ丘] (川崎市高津区上作延)- 2024年8月16日に日本交通横浜と業務提携

車両

行灯は旧EM自交無線と同じ仕様で、東京都多摩地域は「E無線」、神奈川は「EK無線」、千葉は「EC無線」、埼玉は「ES無線」であったが、現在は都区内と一部の他区域車は「EM」、それ以外は「イースタン無線」に統一されている。都区内車の無線番号の頭と行灯の表記は「EM」で行灯の幅が縮小されている。

かつて住友商事と資本関係があり、1980年代からマツダがタクシー車両の生産から撤退する1995年まで、関東地方では珍しく一貫して営業車両にマツダ車を導入した。中型車はルーチェ(LA4・HB・HC系)、小型車はカペラカスタムキャブを使用した。マツダがスポンサーを担当したテレビドラマに当社タクシーが登場した。かつてフジテレビ内にハイヤー営業所を置き、グループ営業エリア内に日活調布撮影所東宝スタジオ(世田谷区砧)、国際放映東京メディアシティ)など撮影所が多く所在することからドラマ撮影などで利用された[注釈 5]

脚注

関連項目

外部リンク

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