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『みんなのGOLF 5』(みんなのゴルフ ファイブ / EVERYBODY'S GOLF 5)はソニー・コンピュータエンタテインメント(のちソニー・インタラクティブエンタテインメント)より2007年7月26日に発売されたPlayStation 3(PS3)専用ゴルフゲーム。『みんなのGOLF』シリーズのナンバリングタイトル第5作(シリーズ通算では第7作目)である。通称みんゴル5。2008年12月11日に廉価版が、2011年9月8日に再廉価版が発売された。
ジャンル | ゴルフゲーム |
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対応機種 | PlayStation 3 |
開発元 | クラップハンズ |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
人数 | 1 - 4人(オンライン時最大50人) |
メディア | BD-ROM1枚 |
発売日 |
2007年7月26日 廉価版:2008年12月11日 再廉価版:2011年9月8日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:3 OFLC:General |
コンテンツアイコン | Mild Suggestive Themes |
売上本数 | 約72万本[1] |
その他 |
映像出力:NTSC、480p、720p 必要HDD容量:4050MB リニアPCM5.1、7.1ch対応 ドルビーデジタル5.1ch対応 PlayStation®Network対応 |
今作からハードがPS3に移り、グラフィックが大幅に美しくなった。前作の特徴であった風や水面の細やかな表現も健在である。また、ショットの方式にキャラクターの動作に合わせてボタンを押す「本格ショット」が追加された。従来のパワーゲージタイプのショットも使用できるが、本格ショットに比べ飛距離が短く、ボールをあまり曲げられないなどやや不遇な扱いを受けている。オンラインモードでは全国のプレイヤーと対戦プレイやチャットをすることができ、本作の魅力の1つとなっている。
正確な操作が要求される本格的なゴルフゲームでありながら爽快感を得られる作りになっており、吹き出しや集中線などのコミカルな演出や、ショットやパットの途中キャンセルなど快適さに重点が置かれている。キャディによるサポートも充実しており、初心者からヘビーゲーマーまで誰でも楽しめるよう工夫されている。
キャラクターは1人1人能力が異なり、飛距離は無いが使いやすいキャラクター、コントロールは難しいが飛距離があるキャラクターなど個性豊かなキャラクターが用意されている。大会で勝利するごとに特殊なゴルフボールやゴルフクラブ(ゲーム中では「ギア」と呼ばれる)を入手することができ、それを使用することによって奥深いプレイが味わえる。
テレビCMでは銭湯にて水の代わりに大量のゴルフボールを使ったものが放映された。このCMで使用されたゴルフボールの数は5万個に及び、使用後は全国50の中学・高校のゴルフ部にプレゼントされた。
PlayStation®Networkのオンラインアップデートにも対応しており、発売後もモードやキャラクター、コースが追加されている。
1人プレイ用のモード。チャレンジモード、ストロークモード、トレーニングの3種類がある。チャレンジモード、ストロークモードではプレイするたびにキャラクターの「愛着度」が上昇して行く。「愛着度」はLv.0~12とMAXの14段階あり、レベルが上がるにつれて、パワーモードの使用回数が増えたり、キャラクターのカラーが増えたりする。
1人から4人まででプレイできる対戦用のモード。ゴルフゲームというシステムゆえ、ひとつのコントローラを回して4人対戦をすることもできる。このモードではキャラクターの愛着度が最初からMAXになっており、愛着度の成長はない。総合の打数を競うストローク形式と1戦ごとの打数で勝敗を競うマッチ形式がある。プレイヤーの腕前に応じたハンディキャップの設定も可能。バンカーに入ったり、木に当たると+2打になったり、カップが大きくなる「デカカップ」などの特殊なルール(色物ルール)も設定できる。ホール数は18ホール、9ホール、3ホール、6ホールの中から選択可能なため、短時間に気軽にプレイしたり、じっくりプレイしたりお好みに合わせてプレイできる。また、対戦相手のキャラをCPUに設定することも可能。強さは弱い・普通・強いの3段階である。
このモードではインターネット回線を利用して全国のプレイヤーとプレイできる。オンラインサービスは無料となっている。 オンラインに接続した場合更新データがあればダウンロードが始まるが、初めての場合は非常に時間を要するので注意が必要となる(ブロードバンド接続であれば1~3時間。光接続であっても回線状況が悪ければそれくらいかかる場合がある)。
初めてロビーに入る際は自分の分身となるロビーキャラを作成する。キャラクター作成はあらかじめ用意された何種類もの頭部、顔、体、アクセサリー(ロビーキャラパーツ)を組み合わせることで行える。このパーツは1人プレイモードで様々な条件を満たすことで増えて行き、登録後も変更可能。キャラクター作成後は「ロビー」と呼ばれる仮想空間に行き、対戦相手を探したり、大会に参加したりできる。USB対応のキーボードを接続することでチャットも可能。USBキーボードが無い場合はソフトウェアキーボードを使用して会話することになる。
対戦形式には以下の4種類がある。当初は「リアル大会」のみだったが、2007年8月のアップデートで「新リアル」形式が追加、2008年2月のアップデートで「みんなでGOLFモード」同様のストロークプレイやマッチプレイをオンラインでプレイできるようになった。オフラインの対戦モードとは違い愛着度はプレイヤーごとの育成度がそのまま反映される。
続編『みんなのGOLF 6』への移行に伴い、2013年3月31日をもってオンラインプレイサービスは終了した。
いずれも1コースあたりの制限時間が決められており、時間内にホールを上がれない場合はリタイア(ゲームオーバー)となる。制限時間は対戦部屋作成時の「ラウンドスピード」で「早い」「普通」「ゆっくり」「超ゆっくり」の4段階から設定できるようになっている。ストロークでチャットしながらじっくりコース攻略をするなら、「超ゆっくり」にしないと会話している時間がすぐなくなる。
自分のプレイ記録や使用可能になったキャラクターのプロフィールが閲覧できる。また、「VTR」モードでは記録したリプレイの閲覧もできる。なお、チップインバーディー、チップインイーグル、アルバトロス、ホールインワンは自動的に記録されるが、マニュアルで好きなプレイを録画することも可能。
使用できるキャラクターは当初は2人+キャディ1人のみだが、チャレンジモードでVSゲージを溜めるごとに、新キャラへの挑戦権を獲得でき、勝利するとそのキャラクターが使用可能になる。登場キャラクターの中には丸山茂樹プロもいる。以下の説明ではパワー以外の初期能力値を1(最低E)~24(最高S)の数値で示す。Pがパワー(1Wの最高飛距離、従来ショットはこの値よりも15y低い)、Cがコントロール、Iがインパクト、Sがスピン、SSがサイドスピン、○は得意項目、×は苦手項目を表し、弾道はスタンダード装備時のもの(ギアによっては変化する事有り)。
上述の通り、クラブとボールの総称が「ギア」である。クラブには等級と使用できるキャラクターのクラスがある。
クラブには等級が付いているものがあり、高い等級のものはチャレンジモードで取得できるが、取得した後も使用キャラの愛着に応じて使用可否が決まる。等級は2級品・1級品・特級品の3種類、特級品が使えるのは愛着11以上なのでキャラの愛着は最低でも11まで上げないとクラブの性能を引き出せない。
ボールは等級は存在せず、チャレンジモードで取得すればすぐに使用できる。ビギナーズボールを除くとインパクト性能には一切関係がない。クラブとの組み合わせで、コースに合ったキャラの性能を引き出す事が上達への早道である。
ダウンロードコンテンツを含めた全8コースが登場。最初に選べるのはコース1のみで、残りのコースは全てチャレンジモードで獲得していく。レギュラーティの他にバックティも選択できるが、本作のバックティは全て、コースが左右反転したミラーコースとなっている。『みんなのGOLF2~4』とは違い、季節選択は廃止された。その代わりシルバーピークスが悪天候時に雪が降る。
コースの難易度ゲージの表記はレギュラーティー時のものであり、バックティでは難易度ゲージが1 - 2段階上がる。
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