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日本のテレビ情報番組 ウィキペディアから
『ごごナマ』は、NHK総合にて2017年4月3日から2021年3月18日まで平日午後に生放送されていた大型情報番組。
ごごナマ GOGO NAMA | |
---|---|
ジャンル | 帯番組 / 大型情報番組 |
出演者 |
月 - 木曜 船越英一郎 美保純 小松宏司(NHKアナウンサー) 金曜(関西発) 西川きよし 三戸なつめ 浜本広晃(テンダラー) 岩槻里子(NHKアナウンサー) 金曜(ごごウタ) 小堺一機 塚原愛(NHKアナウンサー) |
オープニング | なぎら健壱「フォークシンガー」 |
エンディング | 同上 |
製作 | |
プロデューサー | 稲毛重行(EP) |
制作 | NHK |
放送 | |
映像形式 | リアルタイム字幕放送 |
2017年4月から2018年3月まで | |
放送時間 | 月 - 金曜日 13:05 - 16:00 |
放送分 | 175分 |
2018年4月から2019年3月まで | |
放送時間 | 月 - 金曜日 13:00 - 16:00 |
放送分 | 180分 |
2019年4月から2020年9月まで(月 - 木曜日分) | |
放送時間 | 13:00 - 14:55 |
放送分 | 115分 |
2019年4月から同年6月まで(金曜日分) | |
放送時間 | 13:05 - 14:55 |
放送分 | 110分 |
2019年7月から2020年9月まで(金曜日分) | |
放送時間 | 13:00 - 14:55 |
放送分 | 115分 |
2020年10月から2021年3月(月 - 木曜日分) | |
放送時間 | 13:40 - 14:55 |
放送分 | 75分 |
2020年10月から2021年3月(金曜日分) | |
放送時間 | 13:40 - 14:30 ※「ごごウタ」放送時は13:40 - 15:00 |
放送分 | 50分 ※「ごごウタ」放送時は80分 |
特記事項: 2017年3月に数回パイロット版を放送。また、レギュラー放送での時間帯・放送分数は『ニュース・気象情報』等の途中挿入番組分を含めた時間で記載。 |
本稿では、当番組内で放送されたコーナーの1つである「ごごウタ」の後継番組で、当番組終了後の2021年4月4日より放送されている『はやウタ』についても記載する。
これまで22年間にわたり放送してきた『スタジオパークからこんにちは』の最終放送枠(13時台・14時台)と15時台の再放送枠を統合して[1]、新しくテレビの大型情報番組として再出発するもので、総合テレビで平日の午後におよそ3時間の生放送の情報番組としては『お元気ですか日本列島』(2003年10月から2005年9月まで)以来となる。
本番組は、「ライブ感を大事にした」平日午後の大型情報番組で[1]、「時事的な話題」を伝えるコーナーを新たに設けたり、ゲストとのトークを行うコーナーを、前番組『スタジオパークからこんにちは』から引き継ぐ[2]。一方、時事的な話題が中心となるとの報道もされており、この後16:00 - 16:50に放送される新番組『4時も!シブ5時』と、16:50 - 18:10に放送される『ニュース シブ5時』を含めたコンプレックス編成『シブ5時』シリーズ[注 1]、さらに18:10 - 19:00の『首都圏ネットワーク』などの地域情報番組と、19:00 - 19:30(土・日・祝日も含む)の『NHKニュース7』を含め、延べ6時間30分、突発的な事件・事故に対応できる生放送ゾーンを形成する[3][注 2]。
これについて、NHKの木田幸紀放送総局長は2017年1月18日の定例会見の中で「平日の午後をもっとライブ感あふれるゾーンにしたい。3時間の生放送番組を新設したい」とした上で「スタジオパークも非常に好評だったが、その良さは何とか『ごごナマ』でも継続したい。最近はいろいろな出来事が起きますし、その部分にも対応したい。状況の変化にも対応したい」とこの番組を平日午後の時間帯に編成する意図について明らかにした[4]。
ただし、同時間帯に放送中の『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(CBCテレビ制作・TBSほか一部の同系列局もネット受け)とタイトルが似ているのではないかという記者からの指摘については「(ラテ欄の都合上、)日本語の数もあり、(文字数が多いタイトルを付けるには)限界がある」と説明した[4][注 3]。
番組のタイトルロゴ(題字)は、タレント・俳優のなぎら健壱が直筆で手がけた。また、番組のテーマ曲にはなぎらの楽曲である『フォークシンガー』の新録バージョンが使用されている。
金曜日は月 - 木曜日とは番組構成が異なる。第1・2部は原則大阪放送局制作で、月 - 木曜日とは違う人物を番組ホストに迎える。内容は主に、『助けて!きわめびと』の生放送版や関西のおばちゃんとともに視聴者の悩みを相談していくコーナー、グルメ情報などといった月〜木曜とは異なる内容で放送。大阪放送局から全国放送されるレギュラー情報番組は、2015年3月に『ゆうどき 関西発』が終了して以来、約2年ぶりとなる。2019年3月まで第3部(15:08 - 16:00)は小堺一機が番組ホストを務める、音楽エンターテイメント『ごごウタ』を原則として東京のオープンスタジオ「みんなの広場ふれあいホール」から公開生放送。毎回、数組の歌手を迎えて歌謡曲や演歌などの最新曲を小堺とのトークを交えながら送る。2019年4月以降、15時台廃止に伴い、『ごごウタ』が第2部に変更。
なお、本放送の開始前には、本放送と同じ形式で事前番組・パイロット版の生放送を以下のように実施した。
月 - 木曜版では、スタジオ内で猫を「編集長」として出演させている。
月 - 木曜版でMCを務める船越英一郎は2017年4月17日放送分で「NHKは『ごごナマ』を最低5年は続ける意向」との旨の発言を行った[5]。
2018年4月2日から2020年9月25日まで番組全体の開始時間を13:00に変更[6]。なお、2018年3月まで13:00 - 13:05に放送されていた『NHKニュース』については、13:01 - 13:06に1分繰り下げて放送する[7]。『連続テレビ小説』再放送から直結となっていたため、この時期では冒頭で朝ドラ再放送を観たMC陣やゲストが感想を述べること(「朝ドラ受け」「昼ドラ受け」)があった[8][9][10]。
2019年4月から15時台を廃枠。金曜日の第1部については、13時台の『NHKニュース』を再び分離したうえで、同年6月28日まで13:05 - 14:00に放送していた。同年7月5日以降は、放送枠を他曜日と同じ13:00 - 14:00へ戻すとともに、『NHKニュース』を13:01 - 13:06に内包している。
2020年4月より、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響に伴い、当番組の枠内の一部(14時台の第2部に相当する時間)を差し替える形で『列島ニュース』を放送した。2020年9月28日から、その『列島ニュース』が13:05 - 13:40に定時化されることに伴い、番組全体の開始時間を13:40に変更した[11]。この影響で『ごごウタ』については放送が不安定になり、深夜などへの放送時間変更(収録放送)が相次いだり、公開生放送を廃止するなどの影響が発生している[注 7][注 8]。2020年10月以降の金曜版については、「おいしい金曜日」ブロックのスタジオセットがこれまで平日夕方の近畿地方向けローカル報道番組『ニュースほっと関西』などと共用していたものが、金曜夜の近畿地方向けローカル報道番組『かんさい熱視線』と共用する形に変わった[注 9]ほか、ブロック終盤に放送されていた「週末の天気」コーナーが廃止された[注 10]。また、『ごごウタ』は概ね月に1回の放送となっているが、やはり新型コロナウイルスや国会中継の影響により、深夜への放送時間変更(収録放送)が相次いでいる。
最盛期は13:00から16:00までの3時間にもわたる長時間番組だったものが、最終的には13:40から14:55までの75分間の番組になった[注 11]。
2021年度より、大阪放送局のバックアップ機能強化を兼ね、大阪局制作による全国向け生放送番組を拡充(前述の『列島ニュース』の放送時間拡大、金曜14時台に『京コトはじめ』を開始[注 12])することや、月 - 木曜日の14時台に「総合・BS4K同時放送ゾーン」(『新日本紀行』の4Kリマスター版、『あてなよる』など、BS4K番組を放送)を新設するのに伴い、2021年3月18日の放送を最後に終了となった[12][13][14]。船越が代弁した「最低5年は続ける」との意向に反して1年短い4年で幕を下ろすこととなってしまったほか、前番組『スタジオパークからこんにちは』の放送期間(22年)や前述の『お元気ですか日本列島』の放送期間(9年半)を大幅に下回る結果となった。各パートの最終放送日は以下の通り。
またこれ以後、一部ミッドナイトチャンネル枠で放送されていたプライムタイム枠を中心とした定時番組の再放送が、当枠の跡地の主に15時台・16時台に編成されるようになったため、ミッドナイトチャンネル枠では、早い日で1時台から4時まで(大相撲期間中は3:35〈土曜日深夜のみ日曜3:55〉まで)、フィラー番組の映像散歩を充当する日が増えている。
初回の第1部(13:05 - 14:00)の視聴率は3.0%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。以下略)[15]。なお、開始から2週間の視聴率推移だが、第1部が初回3.0%でそれ以降は2.0 - 2.8%で推移し、第2部(14:05 - 14:55、初回は開始時刻を繰り下げ・短縮)が0.9 - 2.7%で推移し、第3部(15:08 - 16:00、初回は開始時刻を繰り下げ・短縮)が0.9 - 2.4%で推移していた[15]。
船越が当時妻の松居一代との離婚騒動(後に正式離婚)が持ち上がった2017年7月中旬頃より一時的に視聴率が上昇傾向にあった[16][17]が、直に再び低下したという[18]。
火曜日
水曜日
木曜日
2019年3月まで大阪放送局で制作していた金曜14時台の第2部については、便宜上「旧第2部」と記載。
期間 | 放送時間 | 時間帯別 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 - 木 | 金曜日 | 第1部 | 第2部 | 第3部 | |||||
月- 木 | 金曜日 | 月- 木 | 金曜日 | 月- 木 | 金曜日 | ||||
2017.04.03 | 2018.03.22 | 13:05 - 16:00 (175分) | 13:05 - 14:00 (55分) | 14:05 - 14:55 (50分) | 15:08 - 16:00 (52分) | ||||
2018.04.02 | 2019.03.22 | 13:00 - 16:00 (180分) | 13:00 - 14:00 (60分) | ||||||
2019.04.05 | 2019.06.28 | 13:00 - 14:55 (115分) | 13:05 - 14:55 (110分) | 13:00 - 14:00 (60分) | 13:05 - 14:00 (55分) | (廃枠) | (一時廃枠) | ||
2019.07.01 | 2020.04.17 | 13:00 - 14:55 (115分) | 13:00 - 14:00 (60分) | ||||||
2020.04.20 | 2020.05.29 | - | 13:20 - 13:55 (35分) | (休止) | (休止) or (後述参照) | ||||
2020.06.01 | 2020.06.12 | 13:05 - 13:55 (50分) | |||||||
2020.06.16 | 2020.07.03 | 13:00 - 14:00 (60分) | |||||||
2020.07.06 | 2020.09.25 | 13:00 - 13:55 (55分) | 14:40 - 15:00 (20分) | ||||||
2020.09.28 | 2021.03.18 | 13:40 - 14:55 (75分) | 13:40 - 15:00 (80分) | 13:40 - 14:00 (20分) | 14:05 - 14:55 (50分) | 14:05 - 14:30 (25分) | 14:30 - 15:00 (30分) |
前述のとおり、特に2020年4月以降は新型コロナウイルスの影響により、『ごごウタ』の深夜への移動(録画放送)が相次いでいる。
前述のとおり、『ごごナマ』終了に伴って「ごごウタ」も終了となったため、その後継番組として2021年4月4日に放送開始した。男性司会者は、小堺から井上芳雄に交替した。
「ごごウタ」は、2020年4月以降に深夜・早朝枠への振替、および収録放送が相次ぐ状況となったが、正式にこの形式を踏襲することになった。番組の進行も概ね「ごごウタ」の2020年4月以降のものを踏襲しており、前半15分と後半15分にそれぞれ3組ずつ、合計6組が出演。1組ずつ1分程度井上・女性アナウンサーとのトークを行った後、新曲等を1組ずつ披露する。
引き続き、演歌・歌謡曲を中心とした構成となっているが、司会にミュージカル俳優である井上が担当することになったため、ミュージカル楽曲も扱うようになった。
総合テレビにて、日曜 4:30 - 5:00に不定期放送となった(概ね、隔週での放送)。なお、この時間帯は『イッピン』(再放送)を編成していたが『はやウタ』放送日は休止となっていた。2022年4月11日からは月曜 4:15 - 4:45(新聞ラ・テ欄では日曜深夜扱い)に不定期放送に変更された。
2021年9月26日(12:15 - 13:00)には、『NHKのど自慢』が群馬県桐生市からの生中継を予定していたが中止となったため、代替番組として当番組の総集編が放送された。
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