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あざみ野駅
神奈川県横浜市青葉区にある東急電鉄・横浜市交通局の駅 ウィキペディアから
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あざみ野駅(あざみのえき)は、神奈川県横浜市青葉区あざみ野二丁目にある、東急電鉄・横浜市交通局(横浜市営地下鉄)の駅である。

(2019年3月)
概要
横浜市の北部、青葉区の東部に位置する。周辺は標高50~60mの丘陵地で、駅の東側約1kmの所には東名高速道路・国道246号がある。東京方面・横浜市中心部へのアクセスが良く、ベッドタウンとしても人気が高い地域であることから、住宅地として造成・開発が急激に進んでいる[1]。
乗り入れ路線
東急電鉄の田園都市線と、横浜市営地下鉄のブルーラインが乗り入れ、接続駅となっている。ただし「ブルーライン」は営業上の路線呼称であり、正式路線名は当駅から関内駅まで「3号線」である。
歴史
- 1977年(昭和52年)5月25日 - 東急の駅が開業[2]。開業当初は各停のみ停車だった。
- 1993年(平成5年)3月18日 - 横浜市営地下鉄3号線(ブルーライン)が新横浜駅から延伸、乗換駅となる[2][3]。
- 2002年(平成14年)3月28日 - 東急田園都市線の急行停車駅となる。
- 2006年(平成18年) - 西口ロータリー改良工事が施行・完成。
- 3月末 - 交差点の改良(横断歩道の位置変更、歩行者横断専用時間の設定)が完成。
- 7月末 - 一般車・タクシー・バスの各専用レーンが完成。
- 8月 - 駅東西を結ぶ道路に右折レーンを設置。
- 2008年(平成20年)7月末 - 西口駅前広場上屋拡張が完成。
- 2012年(平成24年)5月末 - docomo Wi-Fiによる、公衆無線LANサービス開始。
- 2015年(平成27年)7月18日 - 横浜市営地下鉄のダイヤ改正により運行を開始した快速の停車駅に設定される。
- 2018年(平成30年)9月9日 - 田園都市線のホームでホームドアの使用開始。
- 2019年(平成31年)3月28日 - エトモあざみ野がオープン。
- 2030年(令和12年)- 横浜市営地下鉄が 新百合ヶ丘への延伸のため、途中駅となる予定[4]。
駅名の由来
→「あざみ野 § 地名の由来」を参照
駅構造
要約
視点
東急電鉄
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。改札口は1階にあり、ホームは2階にある。
2018年9月9日にホームドアの使用を開始した。
非常用設備として折り返し設備(渡り線)を江田駅側に有する(2003年7月新設)が、通常は使用されない。主にあざみ野 - 長津田間で事故等が発生した際に使用されているほか、夜間に藤が丘駅の上り線で一泊した車両が当駅まで回送され、折り返し長津田方面へ回送される運用がある。また、以前臨時で設定されていた当駅始発列車は江田駅の待避線で留置していた。 これにより、東急・東京メトロ・東武の各車両にはあざみ野行きの行先設定がある。
田園都市線の急行運転開始当初は通過駅であったが、横浜市営地下鉄の接続駅となり乗降人数が増え、市民および横浜市からの強い要請もあり、2002年3月28日のダイヤ改正時に急行停車駅となった[5]。
駅長所在駅。あざみ野管内として当駅 - 青葉台間を管理している[6]。
のりば
駅構内設備
有人の定期券売り場は1階にあり、東急バスの定期券も併売される。
待合室はない。上りホームに売店があり、下りホームには鶏惣菜専門店「はまけい」がある。改札内には東急グルメフロント運営の蕎麦屋「しぶそば」がある。
改札外駅構内にはあざみ野駅内郵便局、横浜市市民局あざみ野駅行政サービスコーナーがある。2004年11月20日にはランキンランキン、カフェ、惣菜屋、テコプラザ、青葉区役所出張所などの8店舗の小型商業施設も開業した。
トイレは改札内1階と小型商業施設の奥にある。
- ホーム(2021年12月)
横浜市営地下鉄
島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札口は地下1階にあり、北進を予定している影響もあるためかホームの位置は深めで地下3階にある[11]。
2007年4月7日にホームドアの使用を開始した。
駅長所在駅。あざみ野管区駅として当駅 - 仲町台間を管理している[12][13]。
駅のデザインは、できるだけ明るく安堵感が持てるように壁は淡いピンク色で、壁面の威圧感を減少させるために表面に陰影の出る二丁掛山型タイル堅張りを使用した。ホームはコンコースと同系色を採用したが、開放感を持たせるために壁にはフッ素樹脂塗装の鋼板を、天井にはアルミスパンドレルを使用することで平滑な仕上げ面にしている[1]。
のりば
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
駅構内設備
バス定期券売り場は2008年4月19日をもって営業を終了した。同所での地下鉄定期券の販売は2007年夏で終了した。待合室はない。トイレは地下1階にある。
改札外駅構内にコンビニエンスストア、売店、上島珈琲店、赤ちゃん休憩室(授乳室)がある。
- 2番出入口(2016年10月)
- 改札口(2021年12月)
- ホーム(2021年12月)
- 改札口内に設置されたパブリックアート
高部多恵子「こどもたち未来へ」(1993年3月制作)
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利用状況
要約
視点
- 東急電鉄 - 2023年度の1日平均乗降人員は116,404人である[東急 1]。
- 田園都市線内の駅では三軒茶屋駅に次ぐ第4位。
- 横浜市営地下鉄 - 2023年度の1日平均乗降人員は72,564人(乗車人員:36,665人、降車人員:35,899人)である[乗降データ 1]。
- 同局の駅では日吉駅に次ぐ第6位。
年度別1日平均乗降人員
東急・市営地下鉄ともにグリーンラインが開通した2008度直後には利用者数が減少したものの、近年は横ばいである。近年の1日平均乗降人員推移は下記の通り。
年度別1日平均乗車人員(1980年 - 2000年)
近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
- 注釈
- 1993年3月18日開業で14日間のデータ
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駅周辺
- 駅西口広場(2008年11月)
東急東口
店舗など
東急西口
2006年に西口ロータリー改良工事が施工された。これにより、歩行者が駅前広場内を横断したり、交差点での自動車の渋滞、駅前広場内で一般車がバスやタクシーの走行を阻害するといった問題が解決された。また、2008年7月末には西口駅前広場上家拡張工事が完成し、雨の日にバスを待つ列に並ぶ際に傘を差す必要がなくなった。
店舗など
地下鉄出口1
- 横浜信用金庫 あざみ野支店
- 横浜銀行 あざみ野支店
- 新石川中村公園
- 向根公園
地下鉄出口2
- 横浜市山内地区センター
- 横浜市山内図書館
地下鉄出口3
- 田園都市線あざみ野駅
- あざみ野東急ストア
- 横浜市立あざみ野中学校
- 横浜市立あざみ野第一小学校
地下鉄出口4
- あざみ野駅内郵便局
- みずほ銀行 あざみ野支店
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バス路線
停留所名は「あざみ野駅」で、駅西口に隣接してバスターミナルが設けられている。
西口バスターミナルから離れたところに専修大学生田キャンパスへのスクールバス乗り場がある(学生以外は乗車できない)
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その他
- 駅ナンバリングを採用した現デザインの駅名標導入までの約1年間、通常の東急共通の赤色帯ではなく、田園都市線のラインカラーである緑色の帯の駅名標になっていた。
- 田園都市線の駅開業時に制作された記念乗車券は1978年の「第1回記念きっぷ大賞」で、私鉄部門大賞を受賞した。当駅と菊名駅、桜新町駅、つくし野駅、蓮沼駅、藤が丘駅の5駅間の乗車券がセットされ、それぞれにちなむ植物が描かれていた。
- 横浜市営地下鉄ブルーラインは、当駅からすすき野を経由して新百合ヶ丘まで延伸する計画があり、2031年3月の開業を目指す[15]。
- 中国語(簡体字)での表記は「蓟野」であり、日本の字体に置き換えると高知県高知市にある四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の「薊野(あぞうの)」駅と同じものとなっている。
- かつては横浜市営バスが乗り入れており、市が尾駅とあざみ野駅を結んでいた。詳しくは横浜市営バス緑営業所#33系統を参照。
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隣の駅
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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